第3話 罰を受けました。
【何ということをしてくれたのですか】
真っ白い部屋の何処からか声が聞こえてくる。
【補助担当は転生者の為に調整して創られます、魅了への抵抗も状態異常からの解放も不可能です】
突発的な思い付きで取り返しのつかないことをしてしまったらしい、アンナさんに申し訳ない……。
【世界の真理への接続権を持つ存在が個体へ偏執する事態はあってはならないことです】
【貴方をこの世界に招き入れましたのは此方であるので追放は致しませんが、罰は受けていただきます】
アンナさんのことは責任を持って大切にするし、罰は受けるしかないだろうけど、次の人がいるなら説明するか防御機能つけた方が良いですよ。
【罰則付与の賽を振って下さい】
……賽子制なのは良いのかな、罪と罰ちゃんと比例してます? 大丈夫? 振るけど。
【参点、先の事例の助言の功として最も重い罰則を軽減します】
ありがとうございます、相変わらず待遇が良過ぎるしけどそれも良いの?
【罰を無作為に選出し、以下の内容で再確定します】
甘城 天羽 (アモウ・アマギ)
種族:転生者 (形態:虫型魔物(幼体))
年齢:0歳 (享年:27歳)
性別:男
職業:使役士
備考:
転生得点 (伍点獲得)
・全言語通訳
・亜時空間庫
・無制限鑑定
・能力値改編
・魔法
状態異常:呪 (参点与罰)
・不殺傷
・人転虫身
・男転女身
「お願いちょっと待って!!」
【転生を開始します】
「本当にお願いだから女体化は嫌だぁああああああああああ!!!!!!!!」
【え、嫌がるのそれだけ????????】
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