第14話 スラアンバーの街に向かって

《百四日目》

 ドラネスのみんなはゆっくり寝られた様だ。

 あたしの用意する、朝のスープの匂いでみんなが起きだして来た。

「すごい! 脚が全然痛くない! ユーリさん。塗ってくれた薬がすごく効いたみたいだ。」

 シンディが朝からテンション上げて報告してくる。

「シンディさん! 跳んじゃダメ! 骨にヒビ入ってるのよ? 安静にしてなきゃ。」

 あたしは慌ててシンディに注意する。正直、シンディにも全力の〝治癒〟を打ち込んだので、既に治ってるかも知れないが。

 一緒に起きだして来たヨシュアもシンディの言葉に乗る。

「本当に。昨日魔物にやられてあんなに痛かったのが嘘みたいだ。良かったねシンディ。優秀な人たちに子供たちを診てもらえることになって。」

「うん。うん!」

 昨日を思い出してか、シンディが言葉を詰まらせた。意外に感情豊かな性格な様だ。

 丁度起きだしてきたクレスとクレアにあたしは声をかけた。

「朝食もう少しでできるから、おじさまたちを起こしてきて?」

 さり気に、シンのことをおじさま扱いしてみた。ちょっとそんな気分だったのだ。すると、クレアがあたしの顔を見て満面の笑みを見せて言った。

「は~い!」

 あたしの気持ちを見透かされた様だ。クレア侮れない子!


        ♢ ♢ ♢


「今日は俺たちが先導するからついてきてくれ。」

 簡単な食事だったが、みんなから絶賛いただき、益々あたしはテングになって、本当にレストランか軽食屋なんかやるのもいいなぁ、などと思いながら朝食を済ませた。そしていよいよスラアンバーに向けて立つことになった。

「俺たちはこの辺り初めてだから、正直助かる。」

 アレンの言葉にシンが答えながら、昨日アレンたちを迎え入れた西門の勝手門を、馬をひいてくぐる。

 扉をしっかり閉めて、みんな乗馬した。クレスはシンの後、クレアはあたしの前というのはいつもの通りだ。

「スラアンバーまでは、カイアルの森を迂回することになるから、夕方までに入るには少し急ぐことになる。大丈夫か?」

 アレンが子供を乗せたあたしたちの姿をみて不安になったのだろう。そんなことを訊いて来た。

 シンがあたしを振り向いて見て来たので言ってやった。

「任せて! これでも大分上達したんだから!」

 ふふん! と胸を逸らせたあたしを見てシンがクスっと笑って言った。

「だそうだ。問題ない。」

「そうか。よし、出発だ!」

 アレンの掛け声で、なみあしより少し速い速度で移動を始めた。

 アレンを先頭に、ヨシュア、シン、あたし、シンディの順番で、ドラネスが前後を護衛する態勢だ。

「へぇ~ ユーリさん、うまいもんだね。女でそこまで馬を操れる人はそういないと思うよ?」

 感心した声で、シンディが後ろから声をかけて来た。

 何しろ鬼教官に無理やり乗馬を覚えさせられて以来、今や〝乗馬〟レベル15だ。全力で駆けさせることもできるだろう。クレアがいるからやらないけどね。

「もう少し速くても大丈夫よ? いざという時も心配しないでいいからね? さっさと逃げるから。」

「ああ。本当に大丈夫そうだ。クレアちゃんも慣れた様子で安心した。」

 シンディが少し横まで来て、クレアの様子を伺ってにこやかに言った。

 本当に子供好きな様だ。常にクレスとクレアを気にしてるのが伝わってくる。

 それにしても、昨晩にドラネスが魔物に追われていて緊迫した同じ場所とは思えないほど長閑な街道だ。昼と夜とではこんなにも風景が違う。

 暫く行くとアレンが首を傾げて言った。

「いやあ、何だか魔物が見当たらないな。昨日あれだけ集まって来てたから、少しはウロウロしててもいい筈だが。」

 それにはヨシュアが答えた。

「そうだねえ。けど遠くにはいるみたいだよ? まあ、走り易くていいじゃん?」

 ヨシュアは探知系持ってたんだっけ。あたしの〝探知〟に意識を向けてみると、あたしたちの進路を避けるように魔物の反応が移動しているのが分かる。

 すると、前に乗っているクレアがふと周りを見渡して言った。

「ユーリさん。金の色が・・・綺麗。」

「どうしたの?」

「なんだか、ユーリさんから微かに金の光が漏れてて、それが粒状に周りに流れていくのがとっても綺麗。」

(ああ。ひょっとして。)

 あたしは常に〝聖光〟を解放しているからそれが視えるようになったのだろうか。そんな風に視えるんだ。

「急に視えるようになったの?」

「はい。始めは目の錯覚かと思ったんですが。」

 クレアは周りに見惚れているようだ。

(ごめん。ちょっと視るね。)

 あたしは初めて〝鑑定〟スキルを使った。簡易的なスキルボードみたいなものが、クレアの前に浮かぶ。表記されてるのは、名前、性別、種族、スキルのみだ。ジョブやクラス、レベル、称号は見えない。

 そして予想通り、〝霊視〟スキルが入っている。スキルは二つのみだ。やっぱり、普通はそんなものなんだろう。あたしは現状35個のスキル持ちだ。勇者と聖女は異常なんだと思える。

「クレアちゃん。それが視えるようになった時、何か違和感なかった? 例えば頭の中で何か閃いたとか。」

「いいえ? あ。そういえば何だかふわっとした感じがあった気がします。」

 やはり、あたしたちのように、頭の中でお知らせしてくれる訳では無いようだ。

「どうやら、クレアちゃんのスキルが強化されたみたいね。そうね、遠くのあちらの方はどう見える?」

「ああ、なるほど。魔物反応の多いところですね? 黒いのや青い靄がが視えます。それに、あそこに見える森全体からは透明な何かが立ち上っている感じ。」

 魔力の流れが視えるようになった感じかな。すると、クレアが急に気分を悪くしたように俯いた。

「クレアちゃん。大丈夫?」

「・・はい。大丈夫です。遠く視てたら、ちょっと乗り物酔いみたいになっちゃって。」

「ああ。今までとは違う景色だものね。慣れが必要かもね。一旦スキル切っちゃって? 歌は好き? あたしは大好きなんだ。」

 こういう時は気を紛らわせるのが一番だ。あたしはこの牧歌的な景色に合うような歌を口ずさみながら馬を走らせた。


        ♢ ♢ ♢


「ユーリさんの歌声、素敵でした~。癒された~。」

 誰? シンディが乙女な表情で言ってくる。どうやらシンディの素はこちらの様だ。何故だか親近感が湧く。

 昼食の休憩で、川辺の開けたところで馬を降りたところだった。これから簡単な昼食と休憩をとる。

 クレアはあたしにピッタリくっついているので、女子三人が集まってる状態だ。

 あたしが歌う時、どうやら〝愛歌〟のスキルが勝手に乗ってくるようで、聴いた人が癒される様だ。

 クレアは過剰に癒されて、気持ちよく脱力している。

「シンディさんは、やっぱりこっちの方が素顔でしょ。どうして蓮っ葉な演技してるの?」

「うっ! 油断した! ・・・まあ、そんな複雑な事情はないよ。冒険者自体が侮られたら負け、みたいなところがあるでしょ? ましてや女だてらに剣ふるってる冒険者なんて、存在自体が侮られるワケ。そんなことはないなんて言う人もいるけど、これは事実よ? 魔法使いでもなければ最初から評価が低いんだよ。」

 あたしは、王都のジルやフロフィーを思い浮かべた。ジルは見た目から男勝りだったし、フロフィーは高ランクの魔術師だ。

 あたし自身も王都では侮られないように、はじめは男装してたっけ。

「なるほど。あたしもそれは分かるかな。まあ、どうせバレたんだから、あたしたちの前では普通にしててよ。」

「あはは。そうだね~。あたいもなんだかんだ言って、オシャレとかスウィーツとか大好きだから。そんな話ができたら嬉しいな。」

 益々親近感が湧くなぁ、このお姉さん。

「シンディさんとは話が合いそう。お友達になってくれないかな?」

 そうあたしが言うと、シンディが喰いついて来た。

「ホントに? あたいってこんなだからさ。女の子の友達って殆どいないんだよね。ありがとう。よろしくね! それからあたいのことはシンディでいいから。あたいもユーリって呼ぶからね!」

 シンディは満面の笑みであたしの手を握って来た。速いし近い。よく見ると美人だな、この人。ちょっと磨いてみたいかも。

 こういう時の近さはシンディのデフォルトらしい。近くでクレアがほうっ、という顔で見つめている。なにか感じたのかな?


        ♢ ♢ ♢


 その後の道程は何のトラブルもなく順調に進み、日暮れにはまだ大分間があるような時間にスラアンバーの城壁が見えて来た。アラレイドルと同じくらいの大きな街だ。

「思ったより早く着いたな。順調すぎて気が抜けたよ。」

 アレンが言うと、ヨシュアが同意した。

「ホント。昨日大量の魔物を引き付けちゃったからねぇ。途中の遭遇戦でのかなりの足止めを覚悟してたからね。」

 それを聞いて、あたしの前にいるクレアがあたしの顔を見上げてくる。〝霊視〟を獲得してから、何か思うところがあるらしい。

 最初は乗り物酔いのような症状を見せていたクレアだったが、休んで良いと言ってるのに、自らに訓練を課しスキルを使い続けた。

 自分の成長具合が肌で感じられることが嬉しいようだ。それに早く一人前になりたいという想いがこの兄妹は強い。道程の後半では、クレアも慣れて来たのか〝霊視〟を自然体で使いこなしているようだった。

 クレスはというと、ドラネスのみんながいるからスキルを見せないように言っておいたので、少しむくれているように見える。訓練したかったのだろう。

 城門に辿り着くと、門番が門を開けてくれた。この街はまだ衛兵が残っているようだ。

「おう! アレンか。どうだった?」

 門番は、アレンと知り合いの様だ。

「おう! 喜べ。とびっきり腕前のいい医者を連れて来たぞ!」

 アレンが言うと、門番はびっくりした態度を示し、あたしたち対し礼をとった。

「なんだと! 薬草採りに行った先で会ったのか? こりゃ大変だ! 失礼。私はここの衛兵長をやっているロニエルというものだ。長と言っても三人しかおらんがな。諸君を歓迎する。ありがたい。アレン、でかしたぞ! おーい! ジョウ、来てくれ。冒険者組合に報告だ。」

 ロニエルは忙しなく、同僚であろうジョウという男に指示する。すると、ロニエル自身もどこかに駆けだして行ってしまった。あたしは自己紹介の間もなく、あっけにとられた形だ。

 同様に置いて行かれた感じのアレンが言った。

「ロニエルのヤツ、相変わらずだな。恐らく、救護施設に知らせに行ったんだろう。門の管理はどうするんだっての。すまないな。それだけ治癒関係の人間を待ち望んでいたんだ。本当によろしくな!」

 後半はあたしたちへの説明になっていた。


        ♢ ♢ ♢


 あたしたちは、取り敢えず冒険者組合に連れてこられた。

 シンディとヨシュアは自分の関係者たちにお知らせに行ったので、途中で別れた。

「おお! あんたらが治癒師御一行様かね! ジョウの話の通りだな。珍しい。俺はここの組合長をしておるレドだ。よろしくたのむ。」

 ここの人たちはみんな、何だか忙しい。早口のせいだろうか。

 組合長のレドは年の頃アレンと同じくらいだろうか。中肉中背の事務屋という雰囲気の男だ。

「いや。治癒師ではない。俺は医者だ。シンという。そして、こちらは薬師のユーリ。暫く世話になる。」

 あたしはなるべくお淑やかにお辞儀をした。最初の印象は肝心だ。

 いや、そうは思ってない。これは所謂職業病だ。勝手に薬師ユーリのイメージを想像して反射的にキャラを創ってしまったのだ。

 すると、レドが近づいてきてあたしの手を握って話をしだした。

「治癒師殿の他に美しい薬師殿まで! 俺たちは運がいい。この街は数か月前に治癒師たちが出て行きましてな・・・」

 あまり人のことを聞いてないタイプだ。だいたい昨日、アレンたちから聞いていた話を聞かされた上、話が飛びそうだったので、途中でアレンが割って入った。

「レド、すまんがこの人たちは旅でお疲れだ。宿に案内してもいいかね?」

 すると、レドが慌ててあたしの手を放して言った。

「おお! そうじゃった。生憎と経営してる宿は無いんだが、一番良い宿を提供しよう。すまないが、人手不足で世話をする者がいない。自炊となるが大丈夫かね。」

 それには明らかにホッとした様子でシンが答えた。

「俺たちは冒険者の端くれでもある。自分たちの世話は自分たちでできるよ。」


        ♢ ♢ ♢


 宿はレドが言うように、結構いい宿だ。宿主が避難してだいぶ経つだろうに、それほど荒れてない。

「早速だが、救護施設の様子を見ておきたいんだが、今から頼めるか?」

 アレンに宿まで案内され、部屋まで決まったところで、シンがアレンに言う。

「おう! それは歓迎するところだが、少し休んでからの方がいいんじゃないのか?」

 アレンはあたしの方に視線を遣りながら言う。

「あたしは大丈夫ですよ? 先生のお供をします。クレスくん、クレアちゃん。少し部屋の掃除をしていてくれる?」

 あたしが言うと、クレスが真面目な顔をして答えた。

「はい! お二人が戻ってくるまでに、気持ちよく寝られるようにしておきますよ。」

「ふふっ。お願いね。帰って来たらおいしいものを作ってあげるからね。」

 その言葉に、兄妹は目を輝かせて力強く頷いた。

 

        ♢ ♢ ♢


 アレンに案内してもらって先ずは孤児院を見舞った。ドラネスの活動動機の一番だったから。

 訪ねると一足先に帰っていたシンディが迎えに出てくれた。

「悪いね。疲れているところ。さあ、入って。あまり片付いてないんだけど。」

 そんなに大きな建物ではない。小さな宿屋規模だろうか。中は質素だが、最低限の清潔さは保たれているようだ。あたしは訊いてみた。

「他の職員さんとかはいないの?」

「ああ・・ こんな事態だからね。普段は通いで二人ばかり手伝いがあったんだけど、避難しちゃったからね。今はあたい一人で切り盛りしてる。昨日は組合を通じて手伝いを頼んだけどね。」

 シンディの言葉にアレンが補足した。

「こんなでも、シンディはこの孤児院の院長だからな。」

「こんなは余計だよ!」

 それにはあたしも少し驚いた。

「へえ。シンディがんばってるんだねえ・・」

 同様に驚いた様子だったシンが口を挟んだ。

「早速だが、子供たちを診させてもらっていいかな。」

 シンディは奥のドア開けて皆を案内してくれた。

「普段は二人ずつの個室なんだけど、今はこの広間に集めて看病してる。」

 見ると、十台くらいのベッドが並べられ、子供たちが寝ている。大きくはないが幾つか窓もあり、換気はされているようだ。

 シンが一人ひとりをざっと診て行く。

「全員、黄紋斑病だな。一人を除いてはまだ重篤なことにはなってない様だ。苦しそうなあの子も、俺たちが来たからには大丈夫だ。明日には落ち着くだろう。そもそも黄紋斑病は致死率の高い感染症だが、実は体力さえ保てば治る病気なんだ。ひどく食欲がなくなるから栄養不足になり、体力が無くなって死亡に至る。子供は特に体力が無いからね。気を付けないと。」

 シンの説明にシンディが口に手をやって慌てる。

「シ、シンさん! 子供たちは大丈夫? 治るの?」

「ああ。大丈夫だ。ユーリ。栄養剤を出してくれないか?」

「ハイ。先生。」

 あたしは、〝収納〟からシンが聖水と呼んでいるあたしが作った水が入った小瓶を何本か出した。

「はぁ! お前さん〝収納〟持ちか! 道理で荷物が少ないと思ってたよ。」

 そういえばアレンには初めて見せるかな?

『ピロン! スキル〝収納〟のレベルが20になりました。スキル〝保管〟を獲得しました。聖女クラス36になりました。』

 おっと。突然の告知で固まってしまった。常々欲しいと思ってた〝保管〟だ。表情を崩さないのに集中していたのを見たのだろう。シンが首を傾げてあたしに言った。

「ユーリ? 子供たちに飲ませてもらってもいいかい?」

 あたしは無表情に頷くと、子供たちの眠るベッドに行った。

「ユーリの作る栄養剤は優秀だからな。また明日診に来るが、一先ずこれで今晩は楽になるだろう。」

「あ、ありがとう! シンさん、本当に。」

 シンディがホッとした声で言った。そんな時の表情は本当に子供好きな院長さんだ。

「じゃあ。また明日来るね。」

 一通り、子供たちにあたしの水を飲ませ、全開の〝聖光〟を放って一帯のウィルスを浄化しておいた。


 次に、救護施設を案内してもらったが、アラレイドルよりも遥かに患者数が多い。訊くと、避難する街に指定されている王都と第二の都エリサムートはそこそこ遠く、旅に耐えられない人たちも残っているからだとか。

 それを聞くと、気の毒やら弱者を見捨てるような施策にモヤモヤするやらでちょっと不機嫌になったあたしだったが、ここが異世界であることを思い出し、あたしにできることをやろうと思った。

 今日の所はアラレイドルの時と同じように、感染者には栄養剤を配り、けが人には通りすがりに〝治癒〟の上位スキルである〝聖癒〟を放ち、最後に〝聖光〟を放っておいた。

『ピロン! スキル〝聖癒〟のレベルが2になりました。』

『ピロン! スキル〝聖光〟のレベルが8になりました。』


 宿にはシンと二人で帰って来た。

 その道すがら、あたしは我慢できなくなってシンに声をかけた。声がにやけているのが分かる。

「ねえねえ。シンさん。あたしね。遂に〝保管〟取得したよ!」

「え? まじか! おめでとう! だが俺にとっても幸運なことだ。マシロが前から言ってた弁当作り置きができるようになったってことだろ?」

「そうなの! 幾ら作っても劣化しないから、食材をダメにすることもないし。これで飢える心配は殆どなくなったね!」

「あはは! さすがマシロだ! クレスとクレアも喜ぶだろう。だがどう説明するかな。」

「これまでの延長線上でいいんじゃないかな。収納の説明も特にしてないし。お弁当の収納期間が長くなったからって違和感ないんじゃないのかな。」

「そうだな! この恩恵に比べれば小さなことだ。いやあ。マシロの弁当食べ放題というのは楽しみだ。」

「何言ってるの? ふふっ。食べ放題じゃないからね?」

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