第29話 恋愛観の背後にあるのは宗教観
私は仏教徒で曹洞宗の檀信徒ですが、どこまで理解しているか、というのはあやしいもので、というか理解するのが到達点で人生は長い修行の旅、という理解です。
キリスト教の世界観を正確に理解しているか、と問われればそうでもありません
保守と革新という言葉がありますが、保守とは守るという意味で、守るのはキリスト教の価値観です。結婚とは神様の巡り合わせであり、生まれてくる子供は神さまのおぼしめし
保守は離婚は論外で、堕胎は神に背きます。それが保守です。神さまの前で誓約した結婚ですから
革新とは、その価値観から離れる、教会の支配から離れるということ。
私は仏教徒として、不殺生は守ろうと誓ったので、殺虫剤は使いません…
母親が亡くなった後に、法話で、お坊さんが輪廻とは死んだ後に生まれ変わるのは、シャッフルだから、目の前その虫は前世は人かもしれない、というもの。人間にまた生まれ変わるのはかなり確率が低いとの説法でした。7回しか人間に生まれ変われない、というそうです
妻帯がどうか、ということですが、出家していなければ大丈夫だそうで(笑)運命の人に巡り会ってから、戒名を亡くなってからもらうのは、生前に自由に生きて、亡くなったら仏様の弟子になればいい、ホントにソンなんでいいのか!と思いましたが、(日本)仏教が好きになりました
妻と巡り会ったのは、神様のおぼしめしなのか、運命なのか?
時々、「どういう巡り合わせでこの人と結婚したのだろうか?」と思う時はあります(笑)
人の行動規範は少なからず、背景には宗教観がありますから、外国の小説はキリスト教の世界観を分かっていないと分からないで、スルーしてしまうでしょう
さて、日本ではかつては、お見合い結婚が昭和の時代までガッツリありました。
その名残りて、上司からの紹介も経験して、あらたまった席ではなく、何回かデートしてみて、やっぱり合わなかったという経験は何回かありました。
お見合いというのは、紹介の延長なので、信頼のある上司から、現代はSNSにプラットフォームが変わっただけですね。
誰かと誰かが出会うのは運命と思うのは、ベースは宗教観ですね。保守です
努力して探し回って、何とか嫁さんを見つけた!という人は「革新」「リベラル」でしよう
努力もせず、妄想して、エロ本をみたり、盗撮とかしている人生は
保守、革新両陣営から、「報われない人」と言われるかもしれませんね
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