第28話 学園モノについて

 恋愛小説は高校生ぐらいの年齢を対象にしているので、やはり高校という設定は大事です。男子校はヤンキー小説、漫画になるので恋愛小説には不向きです。


 だいたいモデルにするなら、ビバリーヒルズ高校白書ってパターンかなぁ?と


 やはり、自由な校風というのが大事ですね。残念ながら長野県での居住経験はないのですが、長野県は私服校が多いそうです


 新潟県だと、名門校は三条市から東は制服校ですが、西半分は私服校です。

 これは自由民権運動が盛んだった旧柏崎県の範囲と一致するそうです。

 私服校でなくても、バイク通学が可能とか夏休みはアルバイトが出来るのです。

 息子の学校も夏休みは1年生からアルバイトは届をだせば出来ました。


 私服校、共学高校の女子生徒は、スカートよりジーンズなどパンツスタイルが大多数だそうです。服装自由にすると女子高生はスカートは履かない、というようです。


 かつては、旧制中学校と高等女学校が並列して立っていたので、共学化したけれど名残を引きずり、男女比率が高い低いがありました。新潟県では「ふたりの桜井」といわれ、高田高校のNHKの重鎮、桜井洋子アナウンサーと、長岡高校の櫻井よしこさんがいます。彼女達の時代は、1950年頃共学化して20年も経っていないので、「かなりの強心臓」だと想像つきますね

 逆に女学校から共学化した学校は圧倒的に女子が多く、弄ばれる男子だったのでは。

 たしか、スネオヘアーさんは、まだ女子比率がかなり高い時代の長岡大手高校だったと思います。


 長岡高校は修学旅行が廃止されています。よせばいいのに、旧制中学校の長岡高校と旧制高等女学校の長岡大手高校と一緒に修学旅行をしていたとか(笑)

 それで、付き合っている両校の男女で、駆け落ちしたヤツがいて、それから修学旅行が廃止された、とまことしやかに語られています。長岡大手高校は修学旅行は復活していますが、長岡高校は廃止のままです。

 ただ、任意希望制の研修があり、先日、ニューヨークの日系新聞で長岡高校の生徒がニューヨークの大学を見学している記事がありました。理数科はMITを見学する研修もあります。

 息子の学校は修学旅行はなく、東南アジアの企業を見学する研修がありました。もちろん国内の大学の見学もあります。

 今は修学旅行でなく、自らメニューを選んで海外や大学、企業を見に行くのが、今どきの自由な高校です


 私服校の女子の服装を書きましたが、私服高校の男子高生の服装は大学生と基本的に同じです。地域では大学生と見分けがつかないので「学生」と呼ばれます。高校なら本来は「生徒」ですね。


 話は逸れました。

 恋愛事情は、同じ高校内に限らず、隣の学校の男女で付き合うことも多いのです。

 バンドのライブは複数の学校で交流があるのです。

 歌手の「琴音」さんは長岡大手高校ですが、ライブハウスには大学生も演奏に来ていた、とあるので、大学生と高校生が付き合うことも当然にあります。


 ですから「高校一番の美少女」というのはファンタジーか、書いている人はボッチかもしれません。


 モテる男女は、近隣高校から大学生にまで手を出すので、学校内には限らないと思います

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