【モットーは】クソガバシナリオ実行部隊の会【臨機応変】
394:名無しの悪党@荒らし活動中
B1のM35
ポイント到着♪(´ε` )
395:名無しの悪党@荒らし活動中
下水道って臭いんだワ
396:名無しの悪党@荒らし活動中
ゴキブリに餌をやることでこの街の衛生状況を悪化させるワイ
圧倒的悪の鏡
397:名無しの悪党@荒らし活動中
>>394
了解
準備出来次第待機でよろ
398:名無しの悪党@荒らし活動中
この世界観で下水道が完備されとるの何気に凄い(小並感)
399:名無しの悪党@荒らし活動中
S52
通り三筋異常なし
破落戸が喧嘩しとるぐらいやな
400:名無しの悪党@荒らし活動中
主人公一行中央の大通りを直進中
時間的にも恐らく寄り道しない
401:名無しの悪党@荒らし活動中
>>397
待機ってどれくらい?
402:名無しの悪党@荒らし活動中
りんご買って良い?
403:名無しの悪党@荒らし活動中
X81東から四つめの裏路地
勇者ちゃん等狙っとる輩おるから殺しといた
404:名無しの悪党@荒らし活動中
>>400
メインストリートで時間食いすぎやな
おじさん勇者ちゃんが立派に貴族やれるか不安やわ
405:名無しの悪党@荒らし活動中
>>401
明日まで
406:名無しの悪党@荒らし活動中
問題なさげやし帰っていい?
407:名無しの悪党@荒らし活動中
>>403
ナイス
変に絡まれると無駄なイベント増えるからな
408:名無しの悪党@荒らし活動中
王都と比べると裏まで合わせた治安はマシ
409:名無しの悪党@荒らし活動中
ゴロツキ多くね?
410:名無しの悪党@荒らし活動中
>>407
勇者ちゃん露骨に良え身なりしとるし一緒におるのロリとジジイやし何も知らん奴はカモやって思うやろな
411:名無しの悪党@荒らし活動中
王都はワイ等が掻っ攫ったからそういう奴が少ないだけやろ
412:名無しの悪党@荒らし活動中
今連絡あっだが宝具の件は問題ないっぽい
413:名無しの悪党@荒らし活動中
側から見たら子供と老人でしかない
414:名無しの悪党@荒らし活動中
よーあの店入ったなw
415:名無しの悪党@荒らし活動中
>>412
情報も渡したらしいから下地は完成したな
416:名無しの悪党@荒らし活動中
緊急時でも滞りなく計画を遂行できるワイらぐう有能
417:名無しの悪党@荒らし活動中
>>414
むしろ店ぶっ飛ばされて問い詰められても文句言えない品揃えなんよ
418:名無しの悪党@荒らし活動中
>>415
中身スッカスカの土台なんだよなぁ
419:名無しの悪党@荒らし活動中
>>416
予定外の進行しとる時点で無能
420:名無しの悪党@荒らし活動中
メーデーメーデー
G25東から二番目の裏筋ネズミに集られました死にます助けて
421:名無しの悪党@荒らし活動中
>>417
上手く隠しとんか知らんけどあの店人間の生き血とか内臓とか死体も売っとるからな
どっから持ってきたんか分からん劇薬とかも売っとるし
422:名無しの悪党@荒らし活動中
メインストリート
勇者ちゃんが子供と戯れてます
423:名無しの悪党@荒らし活動中
>>394
王都のガバで色々と余ったから有効活用したいんやけどちゃんと準備できとんか?
424:名無しの悪党@荒らし活動中
>>420
多分菌持ちで草
425:名無しの悪党@荒らし活動中
うおおお!!死んでたまるかああああ!!(ヤケクソ)
426:名無しの悪党@荒らし活動中
誰も助けに行かない非情さよ
427:名無しの悪党@荒らし活動中
>>423
カンペキよ
428:名無しの悪党@荒らし活動中
>>422
きゃわわ
429:名無しの悪党@荒らし活動中
>>422
か わ い い
430:名無しの悪党@荒らし活動中
>>426
自己責任って知ってる?
431:名無しの悪党@荒らし活動中
うーんこの連帯感の無さ
432:名無しの悪党@荒らし活動中
そもそも街に勇者が来ることぐらい周知されとるから情弱以外は絡まんか…
433:名無しの悪党@荒らし活動中
本格的に動くのは明日ってことでおけ?
434:名無しの悪党@荒らし活動中
とりまイッチには大人しくしとくようにだけ言っとくか
435:名無しの悪党@荒らし活動中
誰か団長呼んどいて
436:名無しの悪党@荒らし活動中
>>433
まだ小細工済んでないから…
437:名無しの悪党@荒らし活動中
折角やから勇者ちゃんと戦いたいなぁ
438:名無しの悪党@荒らし活動中
>>434
土台無理な案件で草
439:名無しの悪党@荒らし活動中
>>432
だからこそゴロツキが絡もうとしとんか
440:名無しの悪党@荒らし活動中
>>436
突貫工事過ぎる()
441:名無しの悪党@荒らし活動中
>>436
そもそも付け焼き刃のシナリオなんだよなぁ
442:名無しの悪党@荒らし活動中
ボンドでくっつけたレベルの挿話
443:名無しの悪党@荒らし活動中
勇者一行間も無くロングレア邸に到着
444:名無しの悪党@荒らし活動中
舞台設定はネキがしてくれとるから無問題()
445:名無しの悪党@荒らし活動中
>>443
了解
446:名無しの悪党@荒らし活動中
>>435
多分統括が呼んどる
447:名無しの悪党@荒らし活動中
取り敢えず宝具だけは上手いこと流さなあかんな
448:名無しの悪党@荒らし活動中
>>444
だから問題なんよ
449:名無しの悪党@荒らし活動中
もう始まる感じ?
450:名無しの悪党@荒らし活動中
服に臭いつくから早くしてクレメンス
451:名無しの悪党@荒らし活動中
てゆうかあんな宝具よう見つけたな
452:統括@組合就業中
ネキと話ししてきたぞ
453:名無しの悪党@荒らし活動中
ネキやしな
何もっとっても驚かんぞ
454:名無しの悪党@荒らし活動中
>>450
日が沈んでも昇ってもそのままやぞ
455:名無しの悪党@荒らし活動中
幹部ってなんでもありよな
456:名無しの悪党@荒らし活動中
>>452
お、生きとったか
457:名無しの悪党@荒らし活動中
チッ爆発せんかったか
458:名無しの悪党@荒らし活動中
>>454
あまりにもあんまりな仕打ちで草
459:名無しの悪党@荒らし活動中
おかえり
460:名無しの悪党@荒らし活動中
お疲れさん
で、お土産は?
461:名無しの悪党@荒らし活動中
オラッあくしろよ
462:統括@組合就業中
もう切り替わっとったわ
一発かまされたけど流石に二度も喰らうワイじゃないで
あとつくねが活きた
463:名無しの悪党@荒らし活動中
100%つくねのお陰で草
464:名無しの悪党@荒らし活動中
探索隠密がメインのくせに初見で一発もらっとる時点でお察し
465:名無しの悪党@荒らし活動中
死人が何か言うとりますわ
466:名無しの悪党@荒らし活動中
従者ちゃんの時もそうやったよな
いっつも啖呵切って死にかけるのがジンクスなんスかね
467:名無しの悪党@荒らし活動中
お前もう船降りろ
468:名無しの悪党@荒らし活動中
一瞬で消し炭になる奴らが何か言ってて笑う
469:名無しの悪党@荒らし活動中
定期的に見れるワイらの罵倒合戦が社会の縮図過ぎる件
470:名無しの悪党@荒らし活動中
滑稽此処に極まれり
471:統括@組合就業中
ネキに悪口言っとったって言うとくわ
472:名無しの悪党@荒らし活動中
死んで、どうぞ
473:名無しの悪党@荒らし活動中
>>471
それは違うやん
474:名無しの悪党@荒らし活動中
おいお前自分で解決もできんのか!
475:名無しの悪党@荒らし活動中
ネ、ネキは関係ねぇだろうがァ!!
476:名無しの悪党@荒らし活動中
汚いさすが暗部汚い
477:名無しの悪党@荒らし活動中
陰に徹する暗部の鑑
478:名無しの悪党@荒らし活動中
ママのオッパイでもしゃぶってな
479:名無しの悪党@荒らし活動中
ワイは何も言ってませんが?(依然とした態度)
480:名無しの悪党@荒らし活動中
またメンバー減るんか…
481:名無しの悪党@荒らし活動中
南無
482:名無しの悪党@荒らし活動中
ごめんて
483:名無しの悪党@荒らし活動中
>>475
関係大アリで草
484:統括@組合就業中
まあお前らの死体はネズミに食わすとして計画は今のままでオッケーっぽい
485:名無しの悪党@荒らし活動中
ラジャ(`・ω・´ゞ
486:名無しの悪党@荒らし活動中
了解(*'-')ゞ
487:名無しの悪党@荒らし活動中
まあどうせ火着けるだけ着けてほったらかすとは思とったし
488:名無しの悪党@荒らし活動中
かしこまりかしこ
489:名無しの悪党@荒らし活動中
おけ
ならあとはあんま手出さんようにだけ言っといてくれや
490:統括@組合就業中
まあネキはネキで必要ってことで動いたっぽいしワイも割と納得したし
そういうことで頼んだ
491:名無しの悪党@荒らし活動中
だからって勝手に行動しないでほすぃ
492:名無しの悪党@荒らし活動中
最悪の自己判断即行動
493:名無しの悪党@荒らし活動中
社会で100パー空回りする奴
494:名無しの悪党@荒らし活動中
ワイらの弁明も頼んだ
495:名無しの悪党@荒らし活動中
あなたはいつもそう()
496:名無しの悪党@荒らし活動中
あとは残りのイレギュラーをどう取り除くかやな
497:名無しの悪党@荒らし活動中
>>494
どう足掻いても確定死だよ諦めろ
498:名無しの悪党@荒らし活動中
短期決戦やからうまいこと誘導せんと拗れるぞ
499:統括@組合就業中
あ、それと後始末はネキにお願いしとるから終盤のことは気にせんでええで
500:名無しの悪党@荒らし活動中
なあホンマにワイ此処で待機せなアカンの?
ワイ帝国の作戦担当なんやけど
501:名無しの悪党@荒らし活動中
絶対どっかで躓く未来が見える見える
502:名無しの悪党@荒らし活動中
忘れたんかワイらの作戦はいつだって臨機応変がモットーやぞ
503:名無しの悪党@荒らし活動中
>>499
余計不安になる言葉を残すな
「———はぁ……マジかよ。俺帝国で動くんじゃねぇの?」
建て替えでもしたのか、ロングレアの下水道には一部、現在は利用されていない領域が存在する。
当然、そこには下水はおろか溝など乾き切っているが、長年染み付いた汚物の臭いや腐臭というものは取れないようで、少し呼吸するだけでも鼻をつまみたくなるような悪臭が漂っている。
「やっぱクソだぜ。残念だったな…俺もお前らも」
通気性は最悪であり、臭いだけでなく熱や湿気も酷くて敵わない。
無機質な仮面でその顔を隠す男は憂鬱気にそう悪態を吐く。
ジメジメとした熱気が鬱陶しいのか上裸に包帯の腹巻きという開放的な格好をする彼は、同じく包帯を巻いただけの裸足でその場に胡座を描く。
「王都での騒動が終わったから自分達も生き残れると思ったか?そりゃとんだ糠喜びだったな」
せせら笑う彼の視線の先には壁面にある窪みで奴隷のように足枷をされ、自由を奪われた数人の子供の姿があった。
奴隷のよう、とは言うものの、学に手をつけるも怪しい程に幼い彼等は奴隷に落とされる程の罪を犯したことはない。
彼等はただ男の言葉に何を返すわけでもなく、ただ恐怖に震えているだけであった。
「オレたちに…何、する気だ…」
そんな中、一人の少年だけは隣の少女を守るように抱き留めながら、震えを抑えそう問うた。
男は口を開くことが意外だったのか、片眉を上げて彼を見る。
「明日になりゃ分かる…らしいぞ。良いじゃねぇか、どうせお前らなんか路地裏で野垂れ死んでネズミだのハゲタカだのに食われるだけの人生だったんだぜ。こんなビッグイベントに参加できるとかラッキーだろ」
男はそんな曖昧な返しをする。
ラッキーだのビッグイベントだの言いながらも、男自身心底面倒そうなゲンナリした様子で答えていた。
少年はその言葉に噛み付くように言い返す。
少女を抱える腕に力が籠り、少女もまた呼応するように少年に寄り添う。
「オレは…死にそうになってでも、普通に暮らしたかった…妹コイツが居ればそれで———」
「———あっそ」
———ぐしゃ。
少年の頬を裂くように突風が吹き抜けると同時、耳元でそんな呆気ない音が鳴る。
荒んだ生活の中で見慣れてしまった生暖かい液体が半身に掛かり、思わず片眼を閉じた。
「他より解かれて自ら在らん、だっけ?……世知辛いもんだよな、お互い」
少年は目の前の男以外誰も声を上げない中、一人首を捻り真横を見た。
べっとりと着いた赤い血が不快に感じないのは、見慣れたからじゃなく、誰のモノか理解していたからなのかもしれない。
「ぁ…」
「これで参加しねぇ理由が無くなったな……って、おーい聞こえてるかー?」
男の声が届いていないのか、あるいは拒むのか、少年は一切の反応を見せず、押し潰され、血を搾り出されたような肉塊を呆然と眺める。
そうして数秒硬直すると、突如として手を地に這わせ立ち上がろうとする。
「ニー、ナ…ニーナ…どこ、行ったんだ」
「…あ?」
譫言のようにその名———妹の名を呼ぶ少年は溢れ落とした大切な何かを探すように徘徊する。
その眼は明らかに正気ではなく、もはや何も写していないようにさえ見える。
そんな彼の姿に男は「あちゃー」とでも言いそうな顔で頭を掻いた。
「えぇ…もしかして俺なんかやっちゃいました?…いややったな、コレ」
己の軽率な行動で瞬く間に廃人となった少年を前に己の失敗を悟る。
「まあ一人ぐらいいいか…いやでも他の奴あんま喋れねぇんだよなぁ…うわぁ、統括にキレられる…」
男は潰えた肉塊を眺めながら一人の人間を思い浮かべ、今の状況を説明した時の面倒臭さに頭を抱えた。
無意識なのか、少年は少女であった肉塊の一部を抱えていた。
背後に残された子供達はその一部始終を目にし、歯が鳴る程に震えている。
「はぁ……しょうがねぇな」
男は逡巡し一つの結論を下すと、その足を固まって動かない子供達の方へと向けた。
男の地を踏む音が鳴るたびに彼等は身を震わせ、端で身を寄せ合う。
少年は虚な目のまま相変わらず肉塊を守るように抱える。
「じゃあこれでどうだ、お前が協力すれば妹も生き返らせて人並みの生活をさせてやる」
少年の瞳が揺れる。
男の声を理解しているのか、僅かな光が差した。
「………嘘…だ」
目の奥に澱む憎悪、嫌悪、懐疑、憤怒。
それらが男の言葉を、悪魔が照らすハリボテの希望を遮る。
だが男は
「出来てねぇとでも?こっちにゃ勇者を殺した奴だっているんだぜ?」
絶対の英雄である勇者が死んだ———否、殺された。
それはスラムで塵を漁り、必死に飢えを凌いでいた彼等でもその噂は耳にしていた。
当時誰も彼もが黙祷を捧げている中、異様に静かな街の様子を不審に思っていたことを覚えている。
あの英雄を殺した存在がいるというのであれば、それは一体どれほどの力を持っているというのだろうか。
「お前、捨て子だろ。妙に流暢に喋るし。ならちょっと細工すれば餓鬼の一人や二人引き取る善人バカだっているだろうよ」
少しずつ正気を取り戻す少年。
同時に目の前の男に粘ついた泥のような憎悪が湧き上がるも、今妹を救う為にはコイツに縋るしかない。
「……嘘、だったら———」
「———疑うなんざ選択肢はお前にねぇだろ」
理不尽だ。
いつだって世界は捻じ曲がった道理に支配されている。
神なんて居ないし、英雄は死んだ。
弱い人は悪魔を拝み、悪意に侵されながら悪意から身を潜めるしかない。
「別にそんな難しい仕事じゃねぇからよ、頼んだぜ」
誰も彼もが苦しいのは———今に始まったことじゃない。
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