探偵の憂鬱

@nekochansong03

第1話

隣国の小国K国は、日本に対して、ミサイルの排他的水域への発射や、日本国土のミサイル通過や、拉致などをしている。日本への攻撃に余念がない。もし私が軍事家なら、真っ先に、軍事基地化した沖縄を狙うだろう。だが、原発の高速増殖炉のプルトニウムは小規模の核爆弾になり得るとして、恨みの感情は目を曇らせるのか、日本の原発に注視し、特に青森県は、核のゴミを再利用など出来るはずがないのに、他の原発より、ウランの活性化率が高いので、注目されていた。

そこで、私の探偵事務所、何故か日本政府から依頼を受け、青森県のプルサーマル施設を監視する事になった。私、竹森アキラ35歳見た目で小柄な男と認識されるが、それは名前が男女共に使うことと、女性の性に違和感を感じる程ではないが、その生き方に違和感を感じ、敢えて男性的な服装をしているためである。ただ女性には興味が無い。幸運と私の努力の甲斐あって、都内に探偵事務所を開設することが出来た。単身の探偵事務所で気楽なはずなのにそう認識しているが、何故か同級生の佐々武が、小学生の時助けてやったと恩を着せ、私はその記憶はほとんど消えかけて居るが、居着いてしまった。たいした才能もないのに、飽きっぽく、35歳にして定職が無かった。ただ、事務所に来る依頼人は、佐々武が所長と勘違いしてしまう。

早速、佐々武とふたりで青森県の施設に出向き、監視した。施設見学に、ただの観光客にみえる者や学術研究の目的で来る者などだが、第一印象より記憶力にすぐれていたり、その専門性がすぐれていた。見た目は日本と変わりないし、日本語も完璧だが、微妙に現代社会からずれて、昔風なところを見極めていたが、最近ではその違いもなくなっている。日本への滞在期間が長くなると、是正されるようである。それを許すゆるい国日本と言えるだろう。

K国では核開発が盛んで、他国に比べるまでもなく、数も少ないのに、核爆弾を持っていることを異常に主張し、同時に核実験もおこっていたので、その土地の農民などは、放射能の影響で虚弱になっていた。そうこうするうち、地球温暖化による猛暑の影響で、温度が上がり、核爆弾弾頭もしくはその防護施設が爆発し、それを視察に来て居た総書記や軍幹部を爆死させた。残された半病人のK国民は、日本がかつてそうだったように、おもったより、待遇が良いとして、それは半分は誤解だか、大国に身を委ねるだろう。それは隣国の大国C国だろう。

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