第6話 いざ、お茶会へ

あれから二週間たった。

私は今大変気分がいい

邪魔者は全て排除され、前世姉だった母は記憶が蘇るという奇跡が起きた

私と母以外は今王都にいる為本当に最高だ

王都になんか死ぬまで行かなくていい

なんならこっちに二度と来なくていい


散々私と母を放ったらかしにしてきたんだ

今更この幸せを壊されて溜まるか


まあ、貴族だからずっと母にくっついている訳には行かない


貴族にも付き合いというものがある


今日ローズ侯爵家でお茶会が開かれるため招待された私は今ドレスの準備をしている


私はあの事件以降使用人達に


「「お嬢様は痩せすぎです!もっと食べないと」」


朝昼晩私の体重を増やすためにとんでもない量を食べさせられた


私はお母様の方が食べた方がいいと言ったら


「貴方はまだ子供なの。食べないとちっちゃいままよ」


大袈裟な程に手で表現されしまいには騎士にまで


「お、お嬢様?そんな細いのに剣など…私どもが命に替えてでもお守りするので!!」


て言ってくる始末……


多分ここまで過保護になったのは私が虐待を前使用人達から受けていた傷を見られてからな気がする


なんか大泣きしてた


少し引いたよね


まあ、なんだかんだあって今がある


「いや、こっちの青いドレスもいい…」


「いや、こっちの緑じゃない?」


『いや、私はどっちでもい…』


「今日はお茶会ですよ?!お嬢様の初めてのお茶会ですよ?!」


ああ……早くして欲しい


数時間後


「天使を生み出してしまった」


「いや、お嬢様は元々天使で女神に進化しただけだよ」


何を言ってるんだろうこのメイド達



とりあえず私はお茶会へ行く前に母の元へ挨拶しに行った


『お母様、お茶会に行ってきます』


「ええ、行ってらっしゃい。…」


そしてこの後セレネは生涯の友を得ることになる


このお茶会がきっかけで彼女は沢山の変化が訪れることになる




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前世の私の姉が転生したら私の母親になってたので邪魔者を排除します ぷいぷい @08035845717

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