第3話 コスプレ大会と友情の絆
私、春野桜。普通の女子高生。だけど、光源くんとの出会いから、私の日常は一変した☆そして、次のイベントがもうやってきた。それは、文化祭のコスプレ大会!
◆◇◆
「ねえ桜、今年の文化祭のコスプレ大会、出るでしょ?」と、親友の藤原香織(藤香ちゃん)がニヤリと笑いながら聞いてきた。
「う、うん。でも、何を着ようかまだ決めてなくて…」
「大丈夫!私が手伝ってあげるよ!絶対に桜に似合うコスプレを見つけるから!」
「ほんと?ありがとう、藤香ちゃん!」
◆◇◆
その日の放課後、藤香ちゃんと一緒にコスプレショップへ。お店の中には色とりどりの衣装が並んでいて、どれも可愛くて迷っちゃう。
「これなんてどう?魔法少女のコスチューム!」と藤香ちゃんが持ってきたのは、ピンク色のフリフリドレス。
「うわぁ、可愛いけど…ちょっと恥ずかしいかも…」
「じゃあ、これ!アニメの戦士キャラクターの衣装!これなら強そうでカッコいいし、桜にピッタリだよ!」
「うん、これならいいかも!」
◆◇◆
二人で試着してみると、予想以上に似合っててテンションアップ!その時、店内に誰かが入ってきた。
「おや、春野じゃないか。何してるの?」
振り返ると、そこにはエプロン姿でパスタを作っていた光源くんが立っていた☆彼は驚いたように私たちを見ている。
「光源くん!えっと、文化祭のコスプレ大会に出る準備をしてて…」
「へえ、楽しそうだね。どんなコスプレするの?」
「このアニメの戦士キャラクターの衣装を着ようと思って…どうかな?」
光源くんは少し考える素振りを見せた後、ニヤリと笑った。
「君にはきっと似合うよ。見た目だけじゃなくて、強さもあるしね。」
顔が赤くなってしまう私。藤香ちゃんはそんな私を見てクスクス笑っている。
「そうだ、光源くんも何かコスプレしてみたら?絶対に似合うと思うよ!」と藤香ちゃんが提案。
「僕?じゃあ、何かおすすめある?」
◆◇◆
結局、光源くんは王子様のコスチュームを選んで、私たちと一緒に試着。彼が着ると本物の王子様みたいで、周りのお客さんも驚いて見ていた。
「やっぱり光源くん、何を着ても似合うね!」と藤香ちゃんが感心しながら言う。
「ありがとう、藤原。文化祭、楽しみだね。」
「光源くん、王子様の衣装本当に素敵!私も頑張って戦士キャラになりきるよ!」
光源くんは、さりげなく胸元を強調したポーズをとりながら微笑んで言った。「君ならきっと素晴らしい戦士になるよ。ステージで一緒に輝こう。」
その瞬間、周りにいたお客さんの視線が彼に集中。彼のナルシストぶりに、私は思わずクスッと笑ってしまった。
◆◇◆
文化祭当日、私たちはそれぞれのコスプレ衣装を着て学校へ。光源くんは王子様、私は戦士キャラクター、藤香ちゃんは魔法少女に変身していた。
「いよいよだね、桜!準備はいい?」と藤香ちゃんがウインク。
「うん、バッチリ!」
「光源くんも楽しみだよね?」と私が聞くと、彼は自信満々に答えた。
「もちろん。君たちと一緒にステージに立てるのが楽しみだよ。」
◆◇◆
コスプレ大会のステージに上がると、みんなの注目が集まる。その中で一際輝く光源くんの姿に、私も負けじと頑張ることに決めた。
「桜、行こう!」
「うん!」
ステージ上で一緒にポーズを決めると、大歓声が湧き上がった。光源くんが私に向かって手を差し出し、私はその手を取った。
「君と一緒にこのステージに立てて良かったよ。最高のパートナーだね。」
「私も!本当にありがとう、光源くん!」
◆◇◆
この瞬間、私の高校生活はさらに輝きを増した。そして、光源くんとの物語はますます面白くなっていく――☆
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