第20話 連作十片 彗星

京急はいいよな安心できて旅行が終わらない限り終わらない


「何でこんなに混んでいるんだろう (乗換案内の写真)」「次は 上大岡」


少し憂いを抱えた表情の女の子が 僕と入れ替わりに電車に乗って僕は好きだと思ってしまった


夕陽を 見上げるテトラポッドが二つ ・・・・・・・ 僕と君(とあと友達の父親)


風呂から海 足を揺らした水音と 海潮音とが 僕と芥川


十六万年先から来た君も会いたいと思っているだろうに あっ八万年か


彗星は雲が厚くて見えなくて「飛行機雲が」それだってことに


金星の隣にも何か光がそういうものが誰にでもある(か?)


胡乱な西の

境界で

暴走する 朝に

消滅する


「いいんだよ音楽は評価なんか気にせずに」そりゃ悪いけど僕も悪いけど

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短歌集 石田くん @Tou_Ishida

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