第13話 スキルの進化と共鳴

「カイ、お主のスキル熟練度はどうなってる?」


「熟練度?あぁ」


炎熱網10/100


加速95/100


飛翔55/100


ドラゴンブレス20/100


「って、ところかな

炎熱網は多数いないと

あんまり使えないし

ドラゴンブレスは

まだ慣れない」


「そうか、スキルは上限値まだ行くと進化する

熟練度は後半になればなるほど上がりづらくなる

お主の場合は関係なさそうじゃが」


あっという間に加速の熟練度が上がり


【スキル加速が上限値に達しました】


おっ!いいね


【進化先を選んでください】



パッシブスキル・“風妖精の加護”

速度が+50%




スキル・“疾風”

速度が2.5倍になる

発動時間10秒

インターバル1分




どっちにしようかな...


パッシブだと常に50%か


でもスキルで2.5倍はデカいよなぁ....


今装備で速度が1.3倍(130%)


50%+で180%だか、1.8倍


悩みどころだ


でも1.3倍を


2.5倍すると...


3.25倍かぁ..


結構悩んだ


常時というのが魅力的だが


戦闘で使う事を考え


スキル、“疾風”にした



「よし、新しいスキルも覚えたことだし

どんどん使っていくか」


「共鳴を教えておきたんじゃが」


共鳴?ってなんた?


「妾達の力を一つにする

それには、心を通わせる必要が合ってな

単純に相手を信頼する必要がある」


信頼か...


信じて頼る、俺は苦手だ


他人の気持ちなんてわからないし


正直知りたいと思う事もない


人に親切にしたところで


“また裏切られる”


そうに決まってる


決まってるんだ....


でも、レイは


(いくぞ!カイ!)


あんな楽しそうに


(どうじゃ?すごいじゃろ!)


嬉しそうに


(妾と契約してよかったじゃろ?)


笑うんだ、そんなレイを俺は


綺麗だと思った


「...やってみよう」


それから、決闘当日まで


特訓は続いた、けれど


一度と共鳴は、成功しなかった













ミドウ カイ 15歳


装備


“熱猛牛の戦斧”

特殊効果

攻撃が当たるごとに

スキルのインターバル1秒減

武器スキル

熱攻撃(攻撃時に火傷を付与)

重量操作(重さを20倍まで倍増できる)


“狼の爪”(手袋)

特殊効果

スキルの効果時間を3秒伸ばす



“狼の牙”(ネックレス)

特殊効果

日に一度攻撃を防ぐ



“風鳥のリング”

特殊効果

+速度15%



“風鳥のバングル”

特殊効果

+速度15%



パッシブスキル


“成長促進”

経験値1.1倍



“技術促進”

稀に受けたスキルを覚えている事がある

スキルを使うごとに熟練度が5上がり

限界値がなくなる


“龍の加護”

攻撃時たまに、龍の爪が出る




“龍の勘”

場面を切り取りコマ送りの様に

認識して動きを予測する



“龍の威圧”

対象を硬直状態にする

個人差はあるが約3秒


スキル


炎熱網えんねつもう” 熟練度10/100

(発動時間1分3秒インターバル30分)効果反映済

自分を中心とした

半径10m円状の結界を展開

中にいる対象に火傷を付与

中にいる対象1体につき

速度を+1%

スキル効果時間を0.1秒伸ばす



“疾風” 熟練度10/100

(効果時間13秒インターバル1分)効果反映済

速度が2.5倍になる



“飛翔” 熟練度55/100

(効果時間1分3秒インターバル10分)効果反映済

効果時間の間自由に空を飛べる


“ドラゴンブレス” 熟練度20/100

(効果時間4秒インターバル1分)効果反映済

龍の咆哮、炎を吐き

対象を焼き尽くす


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