第2話 迫りくる…
“シュワーッシュワーッ”と消化音を靡かせながらズリズリと近付いて来たのは大きな水まんじゅうっぽい何か、体高でさえ移動しつつ捕食している野蒜っぽい何かの倍くらいである
つまり、自分の4倍くらいデカイ化物、前世甘党だったとしても飛び付こうとは思えない、容易に飛び付いたとたんに、捕食⇒消化⇒吸収のコンボが発生するだろう、人として転生出来なかったのは残念だが自殺志願は毛頭もない、例え矮小リザードマンでも人生?は謳歌するのが自分の根源…だったと思う、そこは変わらない。
そう思いつつ全力逃走中である、何故か?其れはかの“水まんじゅう”氏、仮に“スライム”とでも言うのか…水まんじゅうのアンコにあたる部分が眼球形状でバッチリ視線が交錯してしまった、その時視線と視線で通じる…捕食者と被捕食者のノンロマンス、美味しそう食べさせて!から来る愛なき逃走劇!其れこそ
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