異世界で怪獣転生
張果仙人
第一章 生誕
第1話 そして異世界へ
吾輩は爬虫類っぽい何かで有る、名前はまだ無い。
前世、地球で生活しいていた最後の記憶は真夏の炎天下、よく焼けたアスファルト舗装の路上で重厚なキグルミを着て公演のお手伝い‥所謂宣伝のアルバイトをしていた筈である。
人であった頃の記憶は曖昧な所が有るし名前すらゴロウとかゴウだったと思う程、曖昧であるが…多分【熱中症】で倒れそのまま転生してしまったのであろう、熱中症コワイ
気がつけば、コンクリートジャングルから密林☆ジャングルである、しかも周りの植物がデカイ、木々の幹は既にタワーマンションクラスで枝葉は遥か天高く、前世で見た野蒜っぽい植物でさえ自分の身長を凌駕し正に倍くらいである、其れこそ小人気分である
そして更には、自分が二足歩行する黒に近い濃紺の爬虫類っぽい何かである事は判明した、リザードマン?だろうか?翼は無くドラゴンでは無さそう…
そんな中、背後から“シュワーッシュワーッ”と言う消化音を伴った危険を察知したのである
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