第4話 読者が読みたいモノと作者が描きたいモノ
どうも皆さん、こんばんは\(^▽^)/!
青王(あおきんぐ)です!
昨日の今日で早速書きたいお話が出来たので投稿しました!笑
さて、本日のお題はタイトルにもあるように
『読者が読みたいモノと作者が描きたいモノ』
です!
何故このお題なのか理由を説明しますね。
私は現在二つの作品を連載しております↓↓
《毎日更新》レネゲード(反逆者)〜【悪食】スキルで理不尽も絶望も全て喰らい尽くせ〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093079588378846
魔王様が家出した!?〜家出した俺を拾ったのはまさかの勇者でした〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093080320748752
レネゲード(反逆者)の方はシリアスな展開とテンプレをフル無視したダークファンタジーです。
魔王様が家出した!?の方はテンプレ展開を少しズラしたギャグコメディファンタジーです。
さて、私が描きたいモノはどちらでしょうか?
そうです。レネゲード(反逆者)です。
こちらは私がカクヨムに投稿するまでに、設定や構成を何度も何度も練り直して、一章を完結する所まで書き溜めて、満を持して投稿を始めた物です。
想い入れが正直凄くあり、書籍化とかその先を目指していた作品です。
しかしながらテンプレ展開や読者ニーズを一切考えずに、ただ自分が読みたい。面白いと思う物を思いっ切り描いた結果、思っていた様な伸びには繋がっていないのが現状です。
(物語の本質に辿り着くまで時間をかけすぎているのは自覚しています。笑)
ですが、前回の話でもお話をした通り、少しずつではありますが☆評価やレビュー、♡や応援コメントコメントを頂けるようになりました。
それはそれは天にも登る様な気持ちでした。
嬉しくて嬉しくて、有頂天でした。
そんなある日。
私は別作品として、とある設定を思い付いてしまったのです。
それは
『魔王に転生した現代日本人のお人好しが、魔族と人間族の争いを止めようとして失敗して家出したら勇者に拾われて。その後も懲りもせず勇者に戦いを挑んでくる配下(魔族)を戦いの最中しれっと追い返す』
というものでした。
これを思いついた時
「コレ誰もまだやってなくね!? おもろいんじゃね!?」
と勢い余ってキャラ表と軽い全体プロットをものの30分で書き上げてしまいました。
そして翌日。
頭の中にあった構想をそのまま文字に起こして5時間ほどで6話(勇者と出会うまで)の原稿を書き上げてしまいました。
そしてまた翌日。
いよいよ私の勢いは止まらず、気が付けば投稿を始めてしまいました。
私の内心としましては
「まぁ、こんな勢いで書いた話が練りに練ったレネゲード(反逆者)よりウケが言い訳はないだろう。レネゲードに上手く誘導出来たらそれでいいか」
くらいに考えていました。
しかし、投稿を始めて数時間でPV数がその日のレネゲード(反逆者)の数値を上回り、あんなに時間がかかった初コメと☆レビューが一瞬で付いたのです。
(レネゲードのおかげで私にフォロワー様が付いていたのも起因しているとは思います)
「え!? 何が起こった!? もしかしてお叱りのコメントかな?」
私は恐る恐るコメントを確認しました。
すると……
「えーーーー!!!???」
まさかの絶賛のコメントでした。
しかもレネゲード(反逆者)を読んで下さった方からのコメントで明らかにこっちの方が良さそうな雰囲気が……!
「う、嘘だろ!? 勢いで作ったこっちの方がいいの!?」
それからというもの。
日々数名の方がレネゲード(反逆者)を読んだ上で、魔王様の方にもコメントを下さる事が増えました。
内容は有難いことにどれも絶賛のコメント。
正直私はかなり複雑な気持ちで動揺していました。
確かに転生物でチートスキルを貰って、可愛いヒロインも出てきて、勘違い系の最強系で、ギャグ先行のバトルも書くつもりの所謂テンプレに寄せた作品だけど、まさかここまでとは……。
私が描きたいと思うレネゲード(反逆者)か。
読者様が読みたいと思う魔王様か。
どちらを書くべきなのか。
ここ数日凄く悩んでいまして、本日もまた上記と同様のコメントを有難いことに頂きまして私、決心しました!
「はい! どちらも描きます!!!」
『いや、どっちも描くんかーーい!』
という皆様のお言葉が聞こえます。
だってレネゲード(反逆者)も面白いと思うんですもん!
めちゃくちゃ長くなる予定ですけど完結してみせますもん!
だけど魔王様の反応が良すぎてこっちもちゃんと描きたくなったんだもん!!
こっちの構想がどんどん浮かんできて止まらないんだもん!!
という訳で、私、青王(あおきんぐ)はレネゲード(反逆者)と魔王様が家出した!?の両方をこれまで通り連載していきます。
私がこのエッセイで伝えたかったのは
「作家として読者様に喜んでもらえるモノを描くこと」
と
「作家なら自分が描きたいものを描くこと」
は別にどちらかに決める必要は無いという事です。
どんなモノであれ必死にやっていれば必ず誰かが見てくれている。
綺麗事ですが私はそう思えるようになりました。
それは何も持たなかった私が、今沢山の読者の方に見て頂ける様になったからです。
そして勿論ですが、私は執筆活動が楽しいです。
楽しくて仕方がないです。
産みの苦しみ?というものは今のところ経験していないからかもしれないですが。
このエッセイを見た事によって、読者様の反応に一喜一憂して悩んでいる作家様が少しでも前向きに執筆に取り組める様になれば幸いです。
以上、青王(あおきんぐ)でした。
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