支援職だけどチヤホヤされたいから近接最強を目指す

第8話 聖なる銃

ミカンの活躍によってトモに勝利したら2人。見事廃工場にはいる許可を貰えました。

「うーむ...お化けとかでてきそうだねぇ...」

「ここは銃の国なんだからさすがにお化けはいないんじゃない？」

プォーンとモンスターの出現音が、

目の前に機械人形がいました。

「うわぁぁぁぁぁぁ！でたぁぁぁぁぁ！！！」

カノンが叫びながら斧を煌めかせ《閃牙》を発動。HPを2割ほど減らし機械人形はギギギッと音を立てました。

「ミカンさん今メガギギギギギアルＹって言った？」

「言ってないしそんなものは存在しない。」

「突如カノンの脳内に流れ出した存在しない記憶....」

機械人形が腕に取り付けたチェンソーを動かしダッと近づいてきます。

ガキィン！

激しい音がしカノンのHPが少し減りました。

「このー！！」

カノンは《空牙》を発動し、《跳躍》でさらに飛び上がります。

「死になさーい！！！」

ドンッと《落牙》をたたき落としましたが人形はいません。超高速で移動しています。

「うわっ...!この速度は当たらないよ！」

とミカンが叫び

「カノノンなんかバフとかないの！？それでも聖職者でしょ！」

「あっ！そうだった！ 《女神の祝福》！」

カノンが初めて聖職者として機能しました。

《女神の祝福》とは聖職者が覚える基本スキルです。その効果は同じパーティのプレイヤー全員に攻撃力上昇、命中精度上昇、移動速度上昇を少しだけ与えます。

「ナイスカノノン！あとは任せな！」

命中精度上昇を受けた《フローズン・スナイプ》で高速で動く機械人形の頭をぶち抜きました。

「ナイスー！」

と二人が言っていると、

「あ〜。こいつ倒せんのか....ダリィなあ」

と知らない男の声が。

「！？」

「そうビビんなよ。俺はマルコ。神の使者だ。」

「は？」と二人が言うと

《救霊之鎧》

そうマルコが唱えると

マルコの体に光り輝く鎧が纏われます。

「は？何それ！」

また《声》が唱えます。

そして金色の銃を取り出しました。

「これが俺を神とする聖なる銃だ。当たれば罪人は致命傷だろうなぁ...

それと教えてやるよ。ここで言う罪人は俺が悪とみなしたものだ。」

そして

光り輝く一筋の線が放たれミカンが吹っ飛びます。

「うわぁ！！！」

HPがぐんぐん減り1割ほどになってしまいました。

「ミカンちゃん...!下がってて！こいつは私がやる！」

「お前一人で何が出来る小娘！」

「最強の聖職者は私だけで十分だ！」

「は？」

《女神の祝福》を発動しカノンは突撃していきます。マルコが銃を構えた瞬間思い切り斧を振り上げてマルコの腕を強打。マルコの銃を落としました。

「死ね！」

《閃牙》を発動させるとガンッとマルコの鎧に当たりビクともしません。

「聖職者の娘よ！お前にはこの神の鎧は砕けない！」

「その言い方やめろ！」

銃から放たれる光の線を交わしながらカノンは考えます。

(あの鎧かたいな....いいなぁ私も使えるかな...)

カノンは何かを唱え

《女神の祝福・炎》

を発動。

《女神の祝福》には属性があり、各属性の攻撃力上昇がかかります。

カノンは斧を煌めかせ《閃牙・炎》を発動。ガキィと火花が散りました。

マルコが銃を発砲します。

チュンッ

と小さな音がなりカノンの真横を弾が通り過ぎました。

とここでマルコのリボルバーが弾切れです。

「死にな！」

とカノンが叫び《空牙》を発動。《空牙》はコンボ開始スキルです。

打ち上げられたマルコは《跳躍》でさらに飛び跳ねているカノンを見ました。

「んなっ」

「《落牙》！！」

床に勢いよく床に叩きつけられた衝撃で鎧が破壊され、マルコはドッと音を立てパーティクルとなりました。

「なんか...パッとしないストーリーだったね。」

「メインストーリーじゃなきゃちゃんとしたストーリーはないでしょ。」

「そっかあ」

「とにかく！これでAK47を作ってもらえるから早く行こう！」

2人がダッドの場所に行くと見覚えのある少年がダッドと話しています。

「任せろ！マルコは俺が成敗してやる！」

「そっか、MMOだからこういうことになんのか、カイ君のこと手伝う？」

「え？なんで？」

「ですよねぇ。」

こうしてミカンは無事AK47を手に入れました。

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ジャンプ＋のエクソシストは堕とせない読んでから来たらこんな雑になっちゃった

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