第5話 跳躍せよ
カイがフィールドにはいると魚のモンスターが出現。カイは剣を握りモンスターに突撃します。そして剣を緑色に光らせ早速モンスターに基本片手直剣スキル《アリーエ・スラッシュ》を発動。ギャリンと音をたて、モンスターのHPバーの下に竜巻のようなマークが表示されます。風のランダムダメージボーナスです。
「どぉだぁ!!これが俺のスキル!《風切》だぁ!」
《風切》は攻撃時ランダムで風属性を付与させるスキルです。武器が緑色にスキル発動時煌めくと発動します。
モンスターの風属性ダメージボーナスが終わった瞬間。モンスターは水魔法を詠唱し、カイへと無数の水砲を放ちます。カイは
「なめんなよ!俺の反射神経!!!」
と、叫び、基本片手直剣連撃スキル《クロニカル・A》を発動。ズバッと心地の良い音をたて水砲を全て破壊しました。そして一気にモンスターに突進。ほぼゼロ距離と言える近さで立ち止まりました。
「打てよ。鱗攻撃。」
そう言うとモンスターが鱗を煌めかせ鱗攻撃が放たれます。放たれたとカイが感じた瞬間。カイはモンスターをすでに切り裂いていました。
モンスターはパーティクルを煌めかせ爆散していきました。
「よぉし!よくやった!ナンパ男!」
「あれ、ミカンさんカイくんのこと嫌いじゃないの?」
「こ、これは違う!誰があんな奴に!!!」
「ふぅーん。まさかのツンデレ貧乳タイプでしたか。」
「あぁもう!!!カノノン!早く行ってきなさい!」
「へいへーい^^」
「もーお!!」
カノンがフィールドにつき、モンスターが出現します。カノンが真剣な顔立ちで
「さて...どうやれば派手に見せられるかな。」
と悩んでいます。
カノンが手に入れたスキルは《跳躍》。何時でも何処でも高く飛べることができるスキルです。カノンが考えたのは斧の基本攻撃スキル《空牙》これは大きく斧を振り上げ飛び上がるスキルです。カノンが《空牙》を発動し最高高度に達っした瞬間何時でも何処でも発動できる《跳躍》を発動し斧をモンスターにぶち込む作戦。さながら《2段ジャンプ》のような攻撃方法です。カノンはこの前リアルで2段ジャンプをしようとした時にこの作戦を思いつきました。
モンスターの水魔法攻撃が飛んできます。カノンは距離を取って避けました。
「どうやって鱗攻撃を避けるか....私には《瞬足》も反射神経もないし...てか反射神経あっても斧じゃどうにか出来ないよ...」
「まあ、とりあえず殴ってみるか!」
とつぶやき一気に突進。斧を煌めかせ《閃牙》を発動。
ゴッと鈍い音をたて、モンスターに命中しました。1割ほどHPが減少します。
「うーむ。このまま殴って倒してもいいけど..ッ!!」
カノンの目の前に水砲が1発。間一髪で避けました。
そして鱗が煌めきだし全方位鱗攻撃が発動されました。
「やっべ!!!だあもう!」
と叫び《空牙》を発動。上空へと飛び上がり鱗を斧で弾き鱗攻撃を回避しました。そしてすかさず《跳躍》を発動。
「おおらぁ!!!」
斧をモンスターの頭に振り落としモンスターを爆散させました。
「よーし!とりあえずお疲れ様!!!」
とミカンが叫び手に持ったビールを飲み干します。飲酒制限なんて知りません。3人は近くにあるレストランでお疲れ会をしていました。
「まさかカノノンあんなかっこよく決めてくれんなんてねー!」
カノンがフィールドから出てくると同時に狙い通りたくさんのプレイヤーが歓声をあげて待っていました。恐らくただの戦闘職の少女だと思っていますが。
イベント終了後カノンたちにイベント報酬がランダムで配布されました。1番レアなアイテムはランダムなスキルの魔導書。他には武器や弾、モンスターのドロップアイテムなどがあります。そして称号(水魔魚の)が全員に配布されました。
カノンには残念ながらあんまりいいアイテムは手に入りませんでしたがカノンは満足です。
「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」
とカイが叫びながらアイテムを実体化させるコマンドを入力します。
そして実体化されたのは1本の黒い剣。刀身の真ん中に赤い線が引いてあります。
「見てくれ!剣貰えたんだ!《アリーエ・フレイム》だってよ!!!」
と大興奮のカイ。
「あら。良かったじゃない。」
冷たい態度のミカン。
「あれ?その態度だともっといいもの貰えたの?スキルとか?」
とカノンが聞くと
「んー。秘密!いつか使う時教えてあげるよ。」
「なんでよ!!!まあ楽しみにしてる!」
3人は楽しそうに食事をまた再開しました。
──────―――――――――――――――
あとがきだよ。読み飛ばしてもいいけどフォローとレビュー、コメントお願いします!
とりあえず書こうと思ってた10個ぐらいのまとまりのふたつが終了しました。
この後はまあ色々やろうと思ってるんですけどこのままだと結構話短くなりそうで焦ってます(•́ε•̀٥)
頑張って詳しく書いたりして文字増やすぞ...!!!
今回はパロディを入れられなかったのが誠に遺憾です。
くやちい.....( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
それではまた明日のお話で!
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