思い違い?
ルナは空と手を恋人繋ぎで繋いで電車に乗り、ルナの家に行った
なぜ恋人繋ぎなのかは2人とも相手ともっと繋がりたいから自然となっていた
気分が高まってきた2人は周りの目などを気にせず腕を絡ませるようになってきた
(こんなこと思っちゃダメかもだけど……ルナのおっぱい、大きくなってる……ダメ、ボクのボク、主張しちゃダメ……っ!ルナに嫌われちゃうっ!)
ルナはさりげなく空に自身の胸を当てていた
ここ最近でバストアップしたからだ
もちろん、ルナは空が恥ずかしさでいっぱいになってることを知らずに……
「ほら、あたしの家……好きに入って……?」
「お、おじゃましますっ……」
「ふふっ、空があたしのお家に来るの、正月ぶりだねっ!」
久しぶりに入る大好きな人の家
空は少し楽しみにしていた
ちなみに正月の前にクリスマスと11月に一回出向いてルナと添い寝している
「あ!お姉ちゃん!それに久しぶりにお兄ちゃん」
「あっ!リーシャ!もうっ!空のことお兄ちゃんって呼ばないの!」
空のことをお兄ちゃんと読んだ女の子は月ノ瀬リーシャ
ルナの3歳年下でルナと同じ紅楼学園に入る
もちろんルナと同じアイドルを目指して
「だって、お姉ちゃんいつもお兄ちゃんのことを……」
「あーっ!ダメっ!リーシャ!」
「もごもご……」
ルナはいきなりリーシャの口を手で塞いだ
そしてリーシャを空の遠くへと連れて行った
「こらリーシャ!あたしが空のこと好きなことバレるでしょ!」
「えー?お姉ちゃんお兄ちゃんのこと大好きなのにダメなの?」
リーシャがなんと言おうとしてたのか
それは
空のことを思い浮かべて作詞をしていたから
その作詞中の歌詞をリーシャにガッツリ見られてしまったのである
しかも、証拠写真も撮られた
『この空を抱きたい』 『君を愛してる』 『綺麗な青い空』
このような言葉を歌詞に埋め込んている
なお、語呂はめっちゃ悪い模様
ちなみに空の髪の色はクラウドブルーである
目の色は真紅なのでよくカラコンか染髪を疑われるが、断じてしていない
「い、いいわねっ!あたしが空のことを好き!って空に対して言わないでね!」
「でもお兄ちゃん、ビジュアルいいから他の女の子に取られちゃうと思う……」
「ッ〜!で、でもっ!あ、あたしはお姫様だから、心は乙女だからっ!空から告白してほしいのよっ!」
リーシャの言ったように空はかなりビジュアルがいい
ほとんどの人が美少年と言うくらい、だ
本人身長低いのと童顔なのがコンプレックスなのだが
それもそれでショタという味が出ていいのである
ちなみにルナにはショタの趣味はない
「ま、まぁ、これから空と一緒に学園生活することになるし……」
「そうなの!お兄ちゃんもいるの?やったぁ!」
リーシャは顔をぱぁっと明るくして喜ぶ
そんなリーシャの頭をルナは優しく撫でてあげる
「そうよ、空もいる、お昼は3人で食べようね!」
「うん!お姉ちゃんとお兄ちゃん!仲良く食べてね!あたしは……空気を読んでおくから……」
「無駄なとこで気を遣わなくてもいいわよっ!で、でも……リーシャがいいなら……」
リーシャのルナと空が2人きりになっていい雰囲気作り出してあげよう
というささやかな気遣いであった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます