10

 深夜3時に家を出て、雅人がレンタカー運転していた。高速道路は空いていた。彼は眠気覚ましにミントガムを噛んでいた。

 あの事件から1週間。色々と大変だった。新しくスタンド・ミラーを買ったが、浴室の鏡は業者がお盆休みの為、納期に遅れると云われた。費用は保険に入っている為、お金には困らなかった。

 警察の鑑識が調べたところ、家の中から私、雅人、健以外の指紋は見つからなかった。侵入経路も不明のままだ。

 念の為に警備会社に加入した。警報器も設営し、鍵も変えたので、もうあんな事は起きないだろう。

 帰省中はジョンを、ペットホテルに泊めることにした。まだ、雅人の両親の家があった時は一緒に連れて行ったが、雅人の叔父の家に犬を連れて行くのは流石にどうかと思ったからだ。健は嫌がったが仕方ない。

 ルームミラーを見る。後部座席で健が寝ていた。手の傷は治り抜糸したばかりだ。跡は残っているが、よく見ないとわからない程度だ。これくらいですんでよかったと思った。

「なあ、寝ないのか?」と雅人。

「なんだか、眠れなくて」

「今のうちに寝ておいた方がいいよ。一周忌は絶対に眠たくなるからね」

「うん、わかっている」

 なぜだか眠れなかった。おそらく、自覚していないだけで緊張しているのだろう。雅人の叔父の家に泊まるのは初めてだ。雅人の叔父夫婦は、とても感じの良い印象で問題ないが、親戚縁者の集まりが面倒臭い。毎年みんな、ベロベロに酔っ払って何度も同じ話を聞かされる。元々、飲み会が嫌いなので尚更嫌だ。


   *


 茨城県育田村に着いたのは午前7時のことだった。

 育田村は、人口1000人の活気に満ちた村だ。雅人の話によると、元々は、500人程度だったが、雅人の父、純一郎が「育田桃」を品種改良して名産品になったことから、若者たちが農業をしにこの村に集まって来たらしい。

 車窓からは、鬱蒼とした風景の中、新しい住宅地ができていて、若者たちが数名ジョギングしている姿を何度か見た。去年までは見なかった光景だ。

 車が叔父の家に着いた。雅人の叔父である三上浩司の家は山の中腹部にあった。築何年か分からないくらい古い木造建の家で、広く、貴賓を感じた。

「着いたぞ」と雅人。

「早く着きすぎじゃない?」

「大丈夫さ。叔父さんはそんなこと気にしないさ。それに、早起きだからな」

 私は、シートベルトを外して、後部座席で寝ている健を揺さぶった。

「なに?」と眠そうな声で言った。

「着いたわよ」

 すると、健はシートベルトを外して外に出て家に走りに行った。

「ちょっと、待ちなさい」

「きっと、叔父さんの家に来るのが楽しみだったんだろうな」

 私と雅人は車を出て、玄関へ向かった。健は玄関に行きチャイムを鳴らした。すると、しばらくして、引き戸が開いた。叔母の雅子が出て来た。雅子は小柄で、歳は50代くらいだ。昔はかなり美人だったのではないかと思わせる雰囲気を醸し出していた。

「あら、健くんじゃないの」

「おばさん、こんにちは」

「こんにちは、ずいぶん背が伸びたのね」

「叔母さん」と雅人。

「あら、雅人くん」

「お久しぶりです」

「おはようございます。お久しぶりです」

「あら、明美さん。お久しぶり」

「早く着いてしまって、申し訳ありません」

「いいのよ。みんな、お腹すいていない?ちょうど、朝ごはんを作っている時だから一緒に食べましょう」

 部屋に入ると、木の匂いがした。そして、微かにタバコの臭いも混じっていた。中は外よりも更に大きく感じるほどだった。

 雅子さんに連れられてリビングに入った。そこには、雅人の叔父の浩司と、雅人の従兄弟の武がいた。武はタバコを吸っていた。健に気づくとタバコを灰皿に入れて火を消した。

「おじさん!武兄ちゃん!」と健。

「おう、健くん。大きくなったね」と浩司が笑みを浮かべて云った。

「そう?」

「うん、大きくなった。だよな?武?」

「ああ、大きくなった。もう、大人だな」と武。

「さあ、一緒にご飯を食べよう」

 朝食は、お米と、油揚げが入った味噌汁に、目玉焼きとウインナー。

 健は、相当お腹が空いていたのか直ぐに食べ終わった。

「あら、早いのね。まだお腹は空いている?」と雅子。

「空いている。ウインナーが美味しい」

「流石ね。このウィンナーはこの村で作った良いウィンナーなのよ」

「そうなんだ」

「もう一度焼いてあげる」

「やった!」

「雅子さん。大丈夫です。お気遣いありがとうございます」

「いいのよ。沢山余っているから、焼いてあげるね」

「じゃあ、私が焼きますよ」

「いいの。明美さんは疲れているだろうから一周忌まで、ゆっくり休んで」と言うと、彼女はキッチンへと向かった。

「ねえ、武お兄ちゃん。今日も川に連れて行ってくれる?」

「今日は、一周忌があるからダメだけど、明日な」

「そうなんだ」と少し残念そうに健は言った。

「明日は、朝にカブトムシとクワガタを取ってから、川に遊びに行こう」

「本当に?やった!」

「いいのですか?武さん」

「いいです。どうせ、田舎だしやることもないのでお気遣いなく」

「いつも、健の面倒を見てくれてありがとうございます」

「いいえ、お気にせずに」というと武は少し恥ずかしそうな表情をした。


   *


 一周忌は、大きな規模で行われた。村にある公民館で、親族の他にも50人はいるだろう。それだけ、村では有名人だった事に改めて驚いた。

 僧侶の読経から始まり、焼香、墓参り、そして、施主である雅人が挨拶をして終わった。そして、宴会が始まった。

 宴会は、親族と、雅人の父と母と関係が深かった友人たちだけで行われた。それでも30人はいた。叔父の家では入りきらなかった為、村にある居酒屋を貸し切った。

 私は、武の隣に座っていた。雅人は親戚などにお酌をして回っていた。健はというと、同年代の子供たちと居酒屋中を回って遊んでいた。

 コップが空になったので、ビールを注ごうとすると、隣にいた武が瓶ビールを掴み、ビールを注いでくれた。

「武さん。そんなことしなくていいのに」

「いいのですよ。これくらいさせてください」

「ありがとうございます」

「明美さん。居づらいでしょ?」

「え、そんなことありませんよ」

「大丈夫です。僕も居づらいですから」

「そうなのですか?」

「親戚一同も叔父さん叔母さんの友達も、シラフの時ですら面倒臭いのに酒が入ると余計面倒くさくなる。黙って、嵐が過ぎ去るのを待ちましょう」

 武は、そう言うと、タバコをポケットから出して口に咥えた。一瞬私を見て、タバコを箱にもどした。

「いいですよ。お気にせずに吸ってください。雅人も昔吸っていましたから」

「そうですか?では、遠慮なく」

 武がタバコを咥えて火をつけた。

「そういえば、武さん活動の方はどうですか?」

「ぼちぼちですね。客は減っても増えてもいない。リリースした曲も同じです」

 武は東京でアパレル会社のアルバイトをしながらラッパーを目指していた。自分で録音したラップをサブスクにアップし、定期的にライブをしている。数年前に雅人と一緒にライブを見に行ったことがある。ステージ上の武は、普段の穏やかな好青年と違って、攻撃的で、政治批判や社会風刺の曲だった。なかなか良い曲だったが、インディーズやメジャーから声がかかる事はなかった。

「新居はどうですか?快適ですか?」

「はい、今度遊びに来てください。健も喜びますし」

「わかりました。今度遊びに行きますよ」

 突然、武の隣に中年の男が座って来た。

「ヨウ!ヨウ!ヨウ!チェケラッチョ!元気にしていたか?」男は雅子の従兄弟だった。名前までは知らないが。そうとう、酔っ払っているのはわかった。

「まあ、元気です」

「そうか、それで、お前いつラッパーをやめるつもりだ?」

「・・・」

「なに黙っているんだよ。ラッパーなら言い返せよ」

「叔父さん。そういうこと云うの、やめてくれないかな?」

「お前の為に云っているんだ。ありがたく思え」

 武は無視をした。

「なあ、お前は跡取りなんだぞ。跡取りの癖に東京に逃げ出して、しかもフリーターなんて、一族の顔に泥を塗りやがって」

「叔父さん。言い過ぎだ。僕から離れてくれないか?」と武は露骨に殺意がこもったように云った。

「怖いね。流石ラッパー。でもな、本当の話、マジで早く戻って来た方がいいぞ。育田桃は金になるからな。お前の年収なんて3ヶ月もしないうちに儲けられる。早く、意地を張るのをやめて戻ってこいよ」

「うるせな」と低く小さな声で云った。

「なんだ。その口の聞き方は。それが東京流か」

「黙れて、このジジイ。お前なんて早く死んじまえ」

 会場は一瞬沈黙に包まれた。

「何を!お前、失礼だぞ」と少し怯えた顔をしていた。

「うるさいんだよ。この、資本主義の豚が。金、金、金、うるさい。この成金が!てめえ何て、純一郎叔父さんが育田桃を作らなければ、ただの貧乏人だ。お前なんて、ただの寄生虫じゃないか。それに、知っているぞ。お前の農園で働いている若い娘と浮気しているらしいじゃないか。てめえの娘ほど歳の離れた女を侍らせて気持ち悪い。このロリコン野郎が」

「・・・」

「何を黙っている?みんなが知っている事だ。東京で暮らしている俺にすら届くくらいだから今更、恥ずかしがる事ないじゃないか。ロリコン野郎」

 雅人が走って来た。「まあまあ、二人とも喧嘩はやめましょうよ。おじさんもこっちに来て飲みましょう。さあ、こっちに」と男は雅人に連れられて、奥の席へと誘導された。

「すみません。喧嘩してしまって」と武は私を見て言った。

「大丈夫ですよ。私も、会話を聞いていて腹が立ちましたから。なんだか、スッキリしました」

「本当ですか?」

「はい、私もあの手の人間が嫌いです。なんだかスッキリしました。流石ラッパーですね」

「いやいや、それほどでも。こう見えてフリースタイルは苦手で」

「そうなのですか?フリースタイルも十分いけると思いますよ」

「さっきのはただの悪口ですよ。ラップじゃありません。それに上には上がいるんですよ。全くお恥ずかしい」

 健が走って来て私の隣に座った。

「健くん。大声出してごめんね」

「ううん、武お兄ちゃん。超カッコよかった!」

「そうかい?ありがとう」


   *


 宴会は21時に終わった。宴会場から上り坂を20分も歩いて帰った。昼間よりは涼しいとはいえ、汗が噴き出てきた。相変わらず、健は元気で先頭を走って行った。

 浩司の家に着くと私たちはお風呂に入った。それから、客間に行き布団で眠った。

ヘトヘトだった。久しぶりにあんなにビールを飲んだからだ。アルコールには強い方だが、元々飲まないので若干酔っている自分に驚いた。上り坂を歩いたおかげで身体中にアルコールが循環したか、歳のせいかも知れない。そして眠りについた。

 しばらくして再び、目を覚ました。喉が乾いた。私は急に飲み物が飲みたくなり台所へと向かった。冷蔵庫を開けると、中に麦茶があったのでコップに注いで飲んだ。飲んでいる間しばらく、キッチンを眺めた。建物に似つかわしくない高級で最新の家電が揃っていた。もし、雅人が会社をクビになって無職になったら、育田村で暮らすのも悪くないと思った。

 麦茶を飲み終わると、客間に戻った。部屋の中は蒸し暑かった。クーラーのタイマーで切れたからだろう。私は、リモコンを探してあて、クーラーをつけた。涼しい風が身を包みとても気持ちよかった。

 布団に横になろうとした時のことだった。隣の布団に寝ているはずの健がいなかった。トイレにでも行ったのだろうか?私は、枕元に置いてあるiPhoneをつけた。時間は0時半。よく、考えてみると、起きた時に健は隣にいただろうか?急に不安になった。だが、どうせトイレだ。今日は宴会場でたくさん食べ物を食べ歩いていた。きっと、お腹でも壊したのだろう。

 だが、心配になってトイレに向かった。トイレの扉をノックする。中からは反応がない。試しにドアを開けたが誰もいなかった。トイレに居なかったということは、他にどこに行ったのだろう?段々と不安になった。

 私は走って客間に行き雅人の身体を揺さぶって起こした。

「もう、朝か?」

「違う。健が居ないの」

「え?」というと、雅人は健が寝ていた布団を見た。「トイレじゃないか?」

「トイレに行って来たけど、いなかった」

「本当か?」

 雅人は起き上がった。

「気づいたのはいつだ?」

「5分前くらい」

「家中を探したか?」

「まだよ」

「わかった。これから探そう」


   *


 結局、浩司の家では健は見つからなかった。

 浩司、雅子、武と共に外に出て周囲を探したがやはり見つからなかった。

 雅人はiPhoneで警察に電話する。浩司は、市長や知り合いに電話をした。

 深夜2時。周りは漆黒の闇に包まれていた。

 村の村民30名の男が集まった。皆が山岳用のジャケットとブーツの格好で大きめな懐中電灯を持っていた。

 浩司はメガフォンを手に取った。

「みなさん。夜分遅くにお集まりいただき誠に感謝しています。行方不明になったのは、三上健くん7歳。最後に見たのは夜中の10時。子供だからそんなに遠くへ行っていないはずです。是非とも皆様の力をお貸しください」

 すると、それぞれが山へと向かっていった。

「ねえ、健は大丈夫かしら?」

「大丈夫だよ。きっと」

 雅人は自信なさげに云った。恐らく最悪な結末を予想しているのだろう。それは、私も同じだった。こんな深夜に土地勘のない山で7歳の子供が失踪した。その先を考えると良い結果が待っているとは到底思えない。だが、今は無事でいる事を信じるしかない。そうでも考えないと心が壊れて気が狂ってしまう。

 早速、捜索が始まった。そう遠くには行っていないだろうと、浩司の家の半径3キロメートルを重点的に探索することになった。

 私と雅人は作戦本部である公民館で待機していた。建物の中央に大きな机が置かれていて、数名の男たちが地図を見て無線で指示を出していた。

 私は、ただ呆然と椅子に座り何も考えないようにしていた。もし、考えてしまうと最悪な結果しか思いつかないと分かっていたからだ。ただ、何も考えずに目の前に置かれているテーブルの上にある白い紙コップを見つめていた。

「明美さん。大丈夫?」と後ろから声が聞こえた。振り向くとそこには雅子が立っていた。「隣の席に座っていいかしら?」

「はい、どうぞ」

「きっと、健くんは大丈夫よ。多分すぐに見つかるわ」

「ありがとうございます」

「何回かね、この村でも子供が夜に家を抜け出して行方不明になったことがあるの。だけど、最終的には全員無事に戻ってきたから。きっと大丈夫よ」

「そうなのですか。色々とご迷惑をかけて申し訳ありません。私がもう少し、ちゃんとしていたら、こんな事にならずに済んだ」

「子供はいうのは、何を予測できない事をするものよ。武だって急にラッパーになるって言って家を出たしね」と冗談を雅子は云った。

 私はその冗談をどう返して良いか分からずに、ただ、苦笑いをするだけだった。

「明美さん。必ず健くんは見つかる。だから、少し、横になったら?ずっとパイプ椅子に座っているのは疲れるでしょ?」

「いいえ、大丈夫です」

「そう、だけど無理しないでね。体調を崩したら元も子もないからね」

「はい。ご心配ありがとうございます」

「じゃあ、私は少し横になるね。もし、話し相手が欲しくなったら気軽に起こしてね」というと、雅子は公民館のはじにある簡易ベッドで横になった。

 私は、とてもじゃないが寝る気にはならなかった。疲れてはいたが、眠気はなかった。本来なら雅子が云ったように横になるのが一番良いのだろうが、そんな気にもならなかった。


   *


 午前7時。未だに健の消息は不明だ。

 私は、夜中、雅人と武と一緒に行動して鬱蒼と木々が生えている山を懐中電灯の光で照らしながら健の名前を声が枯れるまで呼び続けた。

 山は足元が悪く、とてもじゃないが、遠くに行けるとは思えなかった。なので、そう遠くには行っていないだろうと思った。だが、見つからなかった。

 一旦、休憩の為に公民館で休憩を取っていた。

「大丈夫かい?疲れていないかい?」と雅人が声をかけて来た。

「私なら大丈夫。健のことが心配だ。休んでいる場合じゃない。早く見つけなければ」

「そう急ぐな。必ず健は見つかるから。それに、君が倒れたら本末転倒じゃないか。少し横になって休んだ方がいい」

「でも」

「でもじゃない。君はろくに寝ていないじゃないか。少し仮眠が必要だ」

 すると、無線が入った。周りが慌ただしくなった。そして、男が私たちに近づいて来た。

「健くんのご両親ですね?」

「はい」

「健くんが見つかりました」

「本当ですか?どこです?」

「育田湖です」

 湖で見つかっただって。私は一瞬、最悪な結果を想像した。もしかすると、死んだのではないかと。

 雅人は「それで、健は大丈夫なんですか?」

「無線では、健くんは元気だと連絡がありました」

「本当ですか?」

「はい」

 私はひとまず安心した。今すぐにでも行って健を抱きしめたいと思った。急いで育田湖へ向かった。


   *


 育田湖まで車で向かった。浩司の家から10キロも離れた場所にある。いったい7歳の子が一人で険しい山の中を超えてどうやって行ったのだろうか?

 育田湖についた時、健は銀色の保温のアルミシートに身を包んでいた。

「ママ」

「健!」と言うと私は健を抱きしめた。

「大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ」

「いったい、ここで何をしていたの?」

「それは・・・」

 私は、感情を制御できなくなっていた。歯切れの悪い健の答えに腹を立てた。

「はっきり言いなさい。勝手に家を出て、こんなところで何をしていたの?どんだけ、みんなが心配したのかわかっているの?!」

「それは、青木くんに誘われたからからだよ」

「また、青木くん。いい加減にしなさい。青木くんなんていないのよ。あなたが勝手に作った想像上の友達でしょ?」

「違うもん」

「なあ、明美。その辺でいいじゃないか。健も反省していることだし」雅人の表情はどこか引き攣った表情をしていた。

 私は周りを見た。なぜだか、みんな不思議そうな表情をしているように見えた。中には雅人と同じく引き攣った表情をしている者もいた。

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