第10話 寝込みを襲われるって1番憧れるシチュだよね
電気を消して布団に入り寝ようとした瞬間、部屋のドアが開いた。
ドア方向から2つの足音が聞こえてくる。
どうやらまだ寝かしてくれないらしい。
「(面白そうだし寝たふりしてみるか。)」
もう誰なのかは分かりきっているが、一応起きていることをバレないようにこっそり目を開けてみると、案の定あの姉妹であった。
しかも気づかれないように、足音をなるべく立てずこっそりと近づいてきている。
寝てないのとドアを開く音でバレバレだったが。
寝込みを襲われるのはね、全男子が1度は憧れるシチュエーションだからね、しょうがないね。
2人の近づいてくる足音が完全に消えた。
すると、2人は気づかれないようになるべく音を消して布団に入ってきた。
左には妹である優奈、右には名前分からないけどお姉ちゃんがいるし、2人のいい匂いが漂ってくる。
まあ中2ならまだ妹と寝るのも有り得る、のか?お姉ちゃんは有り得ないけど。
1人用のベットで3人が寝ている、とてもキツキツな状態になっている。
妹はまだいいのだが、問題はお姉ちゃんである。
お姉ちゃんは身長なり、具体的にどこがとは言ったりしないが色々と大きい、しかもそれが当たりまくっている。
······寝れない、こんな状況で寝れる訳がない。
絶対明日寝不足になるな、月曜日で多分学校があるのに······
「(でも思ったより何もしてこないな···楽しみにしてたのに。)」
今日の行動とか発言とか諸々から見て、絶対に何かしてくると思ってた。
無防備に寝ている、1番襲いやすいシチュなのに。
別に襲われたくはない、やっぱり憧れのシチュなので体験してみたかっただけだから。
もう寝るか、2人が隣にいる緊張や興奮よりも今日1日で溜まった疲れが勝っている。
10分後、知らない内にぐっすりと眠ってしまっていた。
ちなみに眠ってからすぐ、妹は手を繋いでぐっすりと眠り、お姉ちゃんは何がとは言わないが、大きい物を弟くんに揉ませていた。
★★★★★ 姉妹視点(性戦後)
「はぁはぁ、お姉ちゃん···なかなかやるね······」
「はぁ、あんたこそ、弟くんが見ている前でよく2週目までもったわね。」
2人は服を着て、性戦の反省会をしていた。
いつもはそのまま解散だったのだが、今日だけは特別であった。
いつも戦いは大体3、4週目までは続くのだが、今回はどちらとも2週目で限界であった。
何なら優奈は1週目で終わってたまであった。
「弟くんに私たちの身体、隅から隅まで見られちゃったわね、しかも2人ともだらしなく逝っちゃったし。」
「これはお兄ちゃんに責任取ってもらうしかないよね!」
「そうね、責任取って私たちと3○してもらうしかないわね。」
「じゃあ、今日の夜にお兄ちゃんの部屋に忍び込んで襲っちゃう?お姉ちゃん力強いし、多分2人いればそのまま押し倒せるよ。」
「うーん、でも私たちから襲うのは何か違うのよね。もちろん3○はしたいのだけど、弟くんの方から求めて欲しいというか、何というか。」
「確かに無理やり襲ったりして、また部屋に籠られたら優奈の生きる意味がなくなっちゃう。あとお兄ちゃんから求められる方が興奮するし。」
「誘惑してムラムラさせたり興奮させて襲わせるのはいいけど、私たちから襲うのは禁止ってことでいいわね?」
「いいと思う!いつになったら襲ってくれるのかな!」
こうして2人だけの協定が結ばれた。
内容としては
1、無理やり襲いかかるのは禁止、我慢できずにあちらから襲ってきた場合のみok。
2、まだ子供は早いので、必ずゴムをつけること、生でする時は必ずピルを飲んでいること。
3、いつ我慢できなくなってもいいように、ゴムは持ち歩いておくこと。
4、童貞卒業を片方が1人占めするのはずるいので、我慢できなくなったときには必ず報告して、最初は3○ですること。
5、優依優希が大好きであること。
この5つが具体的な協定の内容であった。
「ところでお姉ちゃん、いつになったら襲ってきてくれると思う?我慢できないんだけど。」
「···そうね、多分だいぶ先になるんじゃないかしら。」
「なんで!私我慢できる気がしないんだけど!」
「私も我慢できる気がしないから安心して···弟くん、性戦で私たちの裸をじっくりと見てたわね。」
「お兄ちゃんが舐めまわすように見てくれたからすぐ逝っちゃったよぉ。見られてるという背徳感がたまらなくてとても興奮しちゃった、気持ちよかった。」
「要は私たちの裸を見た時点で、我慢できなくなって襲いかかってきてもよかった訳よ···でも弟くんは襲いかかってこなかった。それどころか、すぐ部屋に帰ってしまった。」
「確かに···ということは、お兄ちゃんとはヤれないの!?」
「ヤれないとまでは言ってないのだけど。あなたはいつヤりたいの?」
「理想は今夜かな···今夜にでもヤって優奈なしでは生きられないようにして、毎日お兄ちゃんとヤりまくるのが理想かな。」
「あら全く同じ。今夜にでも弟くんの部屋にでも侵入して、誘惑しに行こうかしら。」
「優奈も行く!誘惑しに行く!」
「初日は様子見も兼ねてるから、激しすぎる誘惑の仕方はやめてちょうだいね。」
「はーーーい。」
「それじゃあ、弟くんの部屋の電気が暗くなったら、あなたの部屋に行くことにするわね。」
「お兄ちゃんの隣で寝るのかぁ···大丈夫かな······幸せすぎて、起きたらベットが大洪水になってたりしないかな。」
「心配ならおむつでも履いてきなさい。」
こうして反省会(?)が終了した。
これから毎日、2人は勝手に部屋に侵入してこっそり布団に入り込み、誘惑しまくるのであった。
--------------------
2桁話数突破うおおおぉぉぉ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます