第9話 性戦??????????

「性戦のルールはね、簡単に説明すると、まず2人ともほぼ裸になるじゃん。そして、30秒間ずつ交代でお***を触り続けて先に逝った方が負け。どう?簡単でしょ?」

 

           は?


「だから、先に気持ちよくなった方が負け。簡単なルールでしょ?あと他にルールがあるとするなら、相手を逝かせるために何をしてもいいことかな。別にパンツを脱がして直接触ってもいい。ブラを外しておっぱいを舐めたりしながら触ってもいい。とにかく先に逝かせた方が勝ち。」


 ······まずい、何回聞いても理解できない。

 簡単だけど簡単じゃないんだよな。

 そりゃ知ってる訳ないんだけど、知らない内に2人で何してんだよ。

 2人でお互いのを触り続けるとか、しかも姉妹なのに···ふーん、えっちじゃん。

 これもしかして、百合ってやつ?yuri?しかも方の百合!?この2人はもうできているのか!?

 漫画とか小説とかで百合結構好きだったからよく読んでたけど、リアルの百合は初めて見る、しかもガチなやつ。

 これはちょっと百合好きの気持ちが理解できたかも、尊い······2人ともほぼ裸でなければ。

 2人ともおめでとう···僕は理解わかってるタイプだから2人でお幸せにね······


「あら、弟くんも私たちの性戦に混ざりたいのかしら?私たちは大歓迎だけども、どうするの?弟くん?」


「お兄ちゃんが混ざれば、合法的にあそこをおさわりできる···ふへへへへ。」


「······遠慮しておこうかな。」


「遠慮しなくていいのよ?弟くんを逝かせるのが今になるか、遅くなるかの違いしかないわよ。」


「お兄ちゃんが白いクリームどぴゅどぴゅって出して、気持ちよくなってるところ見てみたいな!」


 ······どうやら僕が搾り取られることは確定しているみたいです。

 僕がこの性戦に参加して3人対戦になって、この2人に弄られたら、1週目の30秒間であっけなく逝ってしまいそうなので遠慮しておきます。

 僕が早○なのは悪くない、2人がえっちで魅力的すぎるのが悪い。


「ははは、やめておこうかな。」


 お手本のような乾ききった笑いだが、もう少しでカレーも食べ終わるし、食べ終えたらこの意味が分からない性戦とやらが始まる前に部屋に戻ろう。

 転生1日目でこの有り様、もう疲れた。

 転生したら妹が抱きついてきたり、お姉ちゃんが変態だったり、最初は正常(?)だった妹も変態だったり、ガチ百合が始まろうとしてるし色々とあった。

 疲れたから部屋に戻って、甘々ラブコメを夜更かしながら書く。

 執筆は別腹なので疲れとかは関係ない、チートスキルも手に入れたことだし、執筆モチベは最高点に達している。


「弟くんまさかとは思うのだけど、カレー食べ終えたら逃げれるとでも思ってる?しっかりとね、こやつが無様にどうしようもなく逝かされる姿を見届けないと帰させないわよ。」


「誰がこやつですって?無様に逝かされるのはお姉ちゃんだから!!!お兄ちゃんの前でえっちな喘ぎ声やオホ声出させて恥ずかしい思いにさせるから!!!」


「······逃げていいですか?」


「逃げてもいいけど、逃げたら今夜は生○よ。ちなみに逃げなかったらゴム有りで我慢してあげるわ。」


 何その絶望の2択は······もしかしてゴム有りならヤって大丈夫とか思ってない?

 

「冗談よ冗談、流石に生○は早すぎるからね。大学生なのに赤ちゃんできたら困るしね。ゴム有りは今夜じゃなくてまた今度にしといてあげるわ。」


 ゴム有りでヤるのは確定なのかよ。

 血が繋がってるんだよ、血が!

 この転生した世界では、血が繋がっている者同士でもヤっていいのか?それともこの姉妹の価値観がバグっているだけなのか?

 おそらく後者だと思うが、まだ確証はない。


「お兄ちゃん、優奈はピル飲むから生でしようね♡キツキツなお***にお****挿れて、キツキツお***に白い精○どぴゅって大量射○してお兄ちゃんを間近で感じたいな♡」


「···っ、私もピル飲む。そして弟くんを私のことしか考えられないぐらいまで堕としてあげる。」


 ···どうすればいいかこの状況を······逃げてもいいが逃げてしまうと、僕が1番権力が低いのでそれ相応の罰(褒美)が待っている。

 でもなぁ···初日でこれだからなぁ、毎日言い寄られたら我慢できる気がしない、だってふたりが魅力的でかわいすぎるから。

 妹は当然のようにかわいすぎるし、お姉ちゃんも喋らなければかっこいいしかわいい、喋らなければ。

 まあつまり僕はロリコンでもシスコンでもないのだ、はい。

 

「······そろそろ始めましょうか性戦を。後から泣き喚いても知らないわよ。」


「お姉ちゃんの方こそ後から喘いでも知らないよ!」


 こうして、謎のプライドを賭けた戦いが始まったのだった。


 てか後から泣き喚くはまだ分かるけど、後から喘ぐは何なんだよ、ただ1人でシて喘いでるだけだろそれ。

 



★★★★★


 僕は部屋に1人でベッドに寝転んでいた。

 性戦観戦を終え、早速甘々ラブコメの設定を決めていた。


 性戦の結果は引き分けで終了した。

 どちらも2週目の30秒間で逝ってしまった、めっちゃえっちだったシコい。

 

 まず優奈の攻撃···いや攻めと言った方がいいのか。

 優奈の攻め、お姉ちゃんの受け、まず優奈が速攻でお姉ちゃんのパンツを脱がした、少しは僕がいることを考慮しろ。

 優奈の攻めが始まり、お姉ちゃんは「お" ぉ ッ!?ん" お" ぉ" ほ"ぉぉ" ぉ" ッ" ッ"!?おお" お" お" ぉぉ" ぉ" ぉ" ぉ"!イグイグイグ ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"ゥ"!!!」という見事なオホ声で喘いでいたシコい。

 何とか持ちこたえ、次はお姉ちゃんの攻めが始まり、優奈のパンツを脱がせてやり返した。

 優奈は「はぁーッ···お兄ちゃん、が、見てるのに♡やら、あぁッ♡ん ん"ぅう"っ!♡れちゃ、うぅ…っ♡んん" んんっ!!!♡♡♡キて、る" う" ッ…ッ♡♡キてるの" ォ" ッ…♡♡♡♡」というこちらも見事な喘ぎ声であったシコい。

 まじでこの姉妹えっちすぎる、中腰で股開いて喘ぎながら、アへ顔ダブルピースで逝きちらして欲しい。


 そして勝負は2週目に入り、今度は優奈の攻めが始まり、残り時間3秒とギリギリで逝ってしまった。

 少しだけ休憩してお姉ちゃんの攻めが始まったが、優奈は1週目で既に限界だったようで、開始5秒で逝ってしまい、引き分けとなった。

 よかった、早○なのは僕だけじゃなかったんだ···優奈に関しては少し休憩する時間があったのに速攻逝ってしまったので、僕並みの早○だと思われる、安心した。

 

 性戦が終了し、僕は急いで部屋に戻った。

 あんなえっちなの見て我慢できる訳もなく、部屋の中であの光景を思い出しながら、オカズにしていたした。

 

 で、致し終え、ベットに寝っ転がっている。

 ラブコメを執筆しようと思ったが、今人生で1番疲れているのでもう寝ようかな。

 別に執筆するのは明日からでもできるし、今日は寝るか。

 電気を消して布団に入り寝ようとした瞬間、部屋のドアが開いた。

 ドア方向から2つの足音が聞こえてくる。

 

 どうやらまだ寝かしてくれないらしい。




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 ここ数話見たら貞操逆転してそうだけど、全然そんなことはありません。


 初レビューありがとうございます!

 1日1000PVとか★30越えて普通にヒビってる。

 




 

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