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この作品を読んで驚いたのは、作者が『腕を失くした璃々栖』の明治サブ先生だというのに、作中の世界観、登場人物や魔法のネーミングや設定が実に“オーソドックス”であること。『うなりり』はネーミングや作中の用語が複雑だったのに対し、本作は至ってシンプルで解りやすいのです。 しかし、キャラクターの魅力等は本作独自のものがあり、シンプルでオーソドックスな中にも魅力と読み応えのある作品となっております。