第4話
この世界は非現実的だ。
前の世界にないものが凝縮されてあるようだ。
例を挙げるならば、魔法が使えると言う点だ。
大きく、三つに分かれるらしい、攻撃魔法、回復魔法、召喚魔法。
以上三つ、だが、それを応用して建築に使ったり、物を作ったりもしているらしい。
あとは魔法があるなら、そう、魔力の存在もある。
前の世界では魔力など存在すらしなかったが、この世界では魔力がある。
その原理は魔力の素となる魔素が必要だ。
その魔素も人が呼吸する時に入る。つまりは空気の中に魔素が存在していると言うことである。
まぁ独学だからわからない。
それはそうとして、今日は魔法の練習をしてみようと思う。
勿論親には内緒だ!何故なら、成功している転生者は皆そう言う最強でした、みたいなの隠してるからだ!(ラノベのテンプレ。)
そのビッグウェーブに乗るしかないっしょ?
これです。
母が料理をしている最中、メイドが洗濯物を干している最中、父が仕事に行っている最中。
俺は魔法を練ろうと心がけた。
だがここに来ての問題。
魔法のやり方がわからないと言うこと。
やろうとしていることのやり方がわからないとはかなりの重症どうすればいいのか。
まぁよく聞くのが、身体の血液の流れを感じ取るように魔力の流れを感じ取る。
身体の力を抜いて、出したい魔法を考え、魔力を体から出すよう想像する。
と言っても今年で3歳のおちびちゃんが、魔力の限度もわからずできるわけないか、
でもやらないならやる方が特。
まずは、魔力を感じ取る……………何にも感じない。
1時間。
もう無理やーめた。
床に倒れ込んだ。
死んだネズミのようにつくばっている。
1時間もずっと何かを感じるために努力する。
意外と集中力がもたないものだ。
だが、そこで学べることもあった。
それは親に聞くこれだ。
そもそも独学でやるのがいけない。
こんな生まれて三年も経ってないような世間知らずがに何を根拠にあんな答えを導いたのか。
考えていてもしょうがない。
とりあえずはもう寝よう。
どうせ親が起こしてくれる。
小さなベットへ入り込んだ。
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