第三節 そうだ!こうしよう
「優しい魔王になるとは言ったものの、まずは何からしたらいいのやら」
そもそもだ。
ここら辺に住む人たちは僕が魔王であることを知っているのだろうか?
まだ子供だし、知らないのなら今の内にできるだけ仲間を増やしておこう。
…………
そう思っていたのだが、どうやら僕が魔王様と呼ばれるのも、全てこの魔王の父親や、祖先が関係しているらしい。
「困ったな。このままだと親の関係とかで変な行動できないぞ……」
どうするか考えていると、ノーバルが朝食を持ってきた。
普通は親全員で食べるとじゃないのか?
そう思っていたが、それもアニメや漫画の世界だけならしい。
「そもそも、魔王って何だろう?」
世界を征服しようとするから魔王?
難しいことを考えるのはやめよう。
ノーバルからもらった朝食を食べ終えると、僕は再び考える。
見るとこの世界はまだ発展途中の用だ。
家も木や、石でできているし、そもそも電気がない。
「本当に僕の好きな転生物の世界だな~魔王以外だったら」
一度なってしまっては変えようがない。
そんな時、僕は一つのことを思いつく。
「そうだ! 勇者と友達になろう!」
つづく
~あとがき~
投稿頻度がね、少し開いちゃいましたね。
最近は熱くて暑くて、(か、漢字が……)頭が回りませんのよ。
あとがきもうまく書けない。
ごめんなさい。
そしてまた次回もお楽しみに。
面白かったら応援よろしくです……
転生先は魔王様! ネコを愛する中学生(略してネコ愛) @nekonitukaesigeboku
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