似非

退屈だと思っていた

刺激を受容できない欠陥品なのかもしれない

ただ同じ日々を繰り返しているようで

「今日も火曜日か...」と唸ってみたりする


毎日、何か劇的なことを求めている

「面白いことしたい」と口癖のように言う

それが形骸化した今、私は完全に面白みを無くした空洞なんじゃないかとさえ思う


熱を持ったようにのめり込んだものも、

結局は熱を帯びたふりだった


「熱そう」な自分である限り

私はどこまでも空虚であった

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詩のような思いの丈のような... 秋津藍丸 @carat44

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