居ても立っても居られない

物語に書かされたこと、ありますか?

私はあります。ふっと思いついたキャラクターが、気付けば長編10万字の大冒険を始めたことが。

このキャラクターに出会ったとき、私は「居ても立っても居られない」ようになって、自然とその物語を書き始めました。具体的には、1ヶ月で10万字を書ききりました。


創作をするときには、この「居ても立っても居られない」という感情が大事だと思っています。無理やり書くよりも、「自然と書いていた」状態です。スラスラと言葉が浮かんできて、物語もぐっと進んでいくような、すべてが上手く行ってしまう状態に。


この「居ても立っても居られない」状態というのは、「書きたい」という気持ちの爆発です。書きたい気持ちをぐっとこらえてアイディアを妄想していると、ある地点で「書きたい」から「書く」に変わります。バーっと物語が書けます。まさに爆発です。


最近、久しぶりに居ても立っても居られなくなって、短編を書きました。

別のサイトで投稿したら、たくさんの方に読まれて、ランキングにも乗りました。居ても立っても居られないで書いた作品って、意外といい作品になるらしいです。不思議ですが、やっぱり書き手の熱量が大事なのかもしれません。


そんなことで、居ても立っても居られないときに作品を作りたいと思いました。

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