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2024年7月7日 00:39
血液をホルマリンか何かに置換することで、遺体の軟組織を保存したまま標本にする方法があって、ロザリア・ロンバルドも、この方法で防腐処理が施されたのではないか、と言われているそうですが、ジュリアの場合、眼球まで碧眼のままなのは不自然ですから眼球を取り出したあと、眼窩にガラス製の義眼をはめ込んであるのかもしれません。少女の遺体を人形みたいに改造してしまうとか、あまつさえ崇拝対象にするとか、掘り出した遺体を法王が盗んでコレクションにしてしまうとか、死者の眠りを妨げ遺体を冒涜する背徳的なエピソードなのに、情景描写は神々しい光に彩られているところがいいですね。
作者からの返信
コンメントありがとうございます。自主企画の参加もありがとうございます。
血液をホルマリンか何かに置換することで、遺体の軟組織を保存したまま標本にする方法があって、
ロザリア・ロンバルドも、この方法で防腐処理が施されたのではないか、と言われているそうですが、
ジュリアの場合、眼球まで碧眼のままなのは不自然ですから
眼球を取り出したあと、眼窩にガラス製の義眼をはめ込んであるのかもしれません。
少女の遺体を人形みたいに改造してしまうとか、あまつさえ崇拝対象にするとか、
掘り出した遺体を法王が盗んでコレクションにしてしまうとか、
死者の眠りを妨げ遺体を冒涜する背徳的なエピソードなのに、
情景描写は神々しい光に彩られているところがいいですね。
作者からの返信
コンメントありがとうございます。
自主企画の参加もありがとうございます。