第10話 うつけの策略

 三河国八名郡石巻山 一色政孝


 永禄3年6月下旬


「動いたな。先に仕掛けたのはやはり松井隊だ」


 宗恒殿は血気盛んな男だ。

 そして父親の復讐に燃える男に我慢など出来ぬであろう。対松平前哨戦ともいえる三遠国境の争奪戦。

 最前線に兵を置くことも求め、さらに一番槍も宣言していた。

 だいたいこういった展開になるのは想定済みとも言える。


「突出しすぎておりますが、兵数で劣る西郷らが積極的に潰しにかかるとは思えませんな」

「ならばどうやってあの勢いを止める?」

「儂であればそうでございますな…」


 爺は顎髭に手を置いて考える。

 そしてはるか向こうで動く西郷隊を指しながら、右の方へと動かす。

 この場所から見える右側とは、西郷らにとっては北側。つまり奴らの後方だ。


「積極的に攻めかかってくるのは松井隊のみ。つまりここで兵を消耗しすぎると、長期戦になったとき西郷らは耐えられぬでしょう」

「西郷らに求められているのは、いかに兵を減らさずに松井隊の勢いを殺すかということか」

「その通りでございます。そこで用いるのが後退しながら突出隊を包囲する罠。これは左右に展開している味方と連携することで上手くいく策でございますが、こうもわかりやすい動きをされたとなると、意思疎通せずとも西郷の左右に陣取る菅沼や奥平はそれを前提に動くでしょうな」

「松井隊は後方以外を敵に塞がれることになるわけだな」

「攻められる西郷からしても、守りに徹するだけでよいですからな。しばらく耐えれば、味方の左右挟撃で一気に形成が逆転となる」


 いってもかつての仲間である。

 宗恒殿の性格など、奴らも当然知っているだろう。だからこそこの布陣も想定済みである可能性はあった。


「殿!本陣の朝比奈紀伊守様より使番がございました!敵方の数が想定以上に少ないため、伏兵がいる危険があると。丘上から見える情報を逐一本陣に報せ、別動隊の目としての役目を全うするようにとのことでございます!」


 護衛として陣幕の外に待機していた昌秋より、本陣からの使番からの言葉を伝えられる。

 俺は頷き、了解した旨を昌秋に改めて伝えさせた。


「まぁ、当然でございましょうな」

「あぁ。たしかに別動隊と相対している連中は八名・設楽の有力者たちばかりだが、姿をくらましている連中や、そもそも動きを見せていなかった者どももいる」

「警戒すべきは撤退したと思われる設楽、本坂にくぎ付けにされているはずの月ヶ谷の者たち」

「あとは蔵人佐より八名郡の采をとるようにと命じられている高力だ」

「高力与左衛門殿は堅実な指揮をすることで知られております。この戦、やはり数の不利を補うために、別動隊に攻めさせる戦に徹底されましょう」

「だがそれは与左衛門があいつらを指揮していた場合だ。それでなくとも西郷は東三河では名のある将であるからな」

「…兵を伏せているのが高力隊であると?」

「蔵人佐から派遣された高力と、地元の有力者を使ってここまで勝ってきた西郷。2人が同じ戦場に立てば、間違いなく指揮が乱れる。数の不利において、足並みが乱れることは命取りであると俺は考えるが」


 実際にあの場で今川別動隊に当たっているのが西郷であるのだから、この場に姿すらみせていない高力ら、元康からの派遣組が兵を伏せている可能性は大いにある。

 そしてこの仮説が正しかった時、此度の戦で一番厄介なのがこの伏兵ということになるだろう。何度でもいうが、高力与左衛門清長という男はそれだけ厄介な戦い方をして名前を知らしめてきた男だ。

 桶狭間の戦いの折も、元康とともに大高城で功をあげていたと聞いているしな。


「井伊が動いていなければ、栄衆を動員し、草の根分けてでも伏兵の行方を追わせたのだが」

「すでに多くの者たちが噂を広めるために井伊谷に向かっております。今いる者たちでもどうにか動員することは出来ますでしょうが、そうなると殿の周囲の守りが手薄となりましょう」

「それはせぬ。これだけしか兵を動員しないことについて、お前たちと交わした約束であるからな」


 俺がそう言うと、爺は明らかにホッと息を吐いた。


「そう言っていただけて、爺は安心いたしました。しかしそうなると如何されますかな」

「こちらが動かずとも敵が動きたくなるような状況にできれば完璧なのだが…。何か良い策はあるか、爺」

「また難しいことを求められますな。しかし無いわけではございません。敵方も我らがこの場所から戦場を視ていることはわかっておりましょうからな」


 やはり爺を軍師として連れてきていて正解であった。

 俺が求めたことをポッと出してくれる存在こそ、俺が求めていたものである。長年戦働きをしてきた爺であればそれを完璧にやってくれる。


「まずは朝比奈様にこれから伏兵をあぶりだす手を打つことを伝えなければなりません。そうでなければお味方も混乱することになりましょうから」

「わかった。それで具体的にはどうする?」

「この地を焼き払い、我らが兵を移動させるのでございます。この八名南部は広大な平野を持つ地でございますが、一方で兵を伏せることには向いておりません。せいぜいこの石巻山麓の森林くらいでございましょう。つまり本当に敵方が伏兵を用意しているのであれば、思った以上に我らは近い場所にいるのやもしれぬということ。こちらの異常を察知すればすぐさま敵方は動きを見せるはず」

「伏兵を看破するためにはちょうどよいな」

「この地を押さえれば、別動隊の背後を突くことが出来ます。そうなれば今度は南北挟撃が成り、勢い任せに突撃する別動隊の主力は瞬く間に壊滅いたしましょうな。それゆえに我らが離れた隙を必ず好機と捉えて姿を見せるという算段でございます。それに殿は評判が悪うございますので」


 意地の悪げな笑みを浮かべた爺。

 だが俺にとってはあまりにも満足できる返答であった。俺たちは火の不始末による出火により陣払いを演じ、別の場所に兵を移す。

 敵がこれぞ好機とこの場所に顔を出したところを、逆に伏せておいた兵で迎え撃つ。

 しかしこれに失敗すれば三遠国境は一気に松平の手に落ちるだろう。

 そうなると、井伊谷で流す噂も含めて井伊まで元康の手に落ちかねない。たしかにそれは俺の望むものであるが、井伊直盛が生きている状態でのそれは望んでいない。

 家中の直盛に対する心証から考えても、必ず将来的に面倒なことになることが目に見えているからだ。

 それよりも従順であり、なおかつ献身的な男を井伊の当主として入れ替えておきたいのだ。ゆえに井伊の松平離反は今ではないし、武田に寝返るなんてことはもってのほか。


「だがいきなり小火騒ぎが起きても、奴らが慎重になるだけ。ここは1つ、派手に騒ぐといたそうか。石巻神社に人をやり、緒戦を制した祝いと称して夜も静まった頃に宴を催す。さすれば火を使う口実が出来る上に、酒に酔った勢いで火が燃え広がったところで誰も不思議に思わぬであろう」

「それはたしかによき謀であるように思えますが、余計に殿の悪評が広まるのではございませぬか?あの様子を見ても緒戦を制したとはとても言えず。さらに殿を毛嫌いしておられる方が、別動隊にも少なからずおられるようでございますし」

「俺がこのまま今川の臣であり続けるのであれば、このような策は下策も下策。どんなたわけでも採用することはなかろう。だが人目など気にする必要のない立場の俺だからこそ、この一戦でたわけを演じられるのだ。たった一度の行いで俺を見限る者など、端から見る目が無いものだと割り切ればよい。俺は別で心強い味方を作るゆえ気にするな」

「…気にするなと申されますがな」

「さぁさぁ、さっそく紀伊守殿にお伝えせねば。この一色右門政孝、緒戦でのお味方勝利を祝い、そして三遠国境、加えて八名郡・設楽郡の平定を祈り、盛大に士気を上げさせていただきますとな」


 普通ならあり得ないやり口だ。

 大将でもない人間が戦の最中、勝手に宴を催すなど。だが俺のここまでの評判など地面を抉るほどに低い。たわけ同然と言われた俺が、どんなことをやったとしても「またあの阿保がしでかしたか」程度に思われるだけ。

 それに目的は酒宴ではなく、あくまで緒戦を制した祝い。現地の民が集まって騒いだだけだと言い張ればよい。

 俺の監視などしている余裕はないし、味方さえ口を割らなければ酒を飲ませたこともばれることは無いはず。実際のところ兵には呑ませぬし、そこが重要なわけではないゆえに問題などあるはずもない。


「まことにやるのでございますか?」

「当然だ。それに蔵人佐の側近らは俺を快く思っていない。父上の実直な性格と、両者の置かれた似た状況からそちらとは良好な関係を築いていたようであるが、お師匠様に師事していたころにまるで子分のように蔵人佐を扱う俺をよく思っていた者などいなかった」

「そのようなはずはございませぬぞ。松平の側近らはみな殿と久姫様との縁談に積極的でありましたからな」

「表では言えぬだけであろう。久姫の存在が松平の根底を揺るがすのだ。蔵人佐に従う者たちは久姫が邪魔で、体よく厄介払いが出来るゆえに支持したにすぎぬ。たわけな俺であれば、聡明な久姫の才をすり潰すとすら考えたのやもしれん」


 久姫と元康は同腹の姉弟である。家中がこのような発想に至ることを酷だと思うのか、そうでないかでお家の存亡が決まるのだ。

 身内だ、家族だと騒いでいる場合ではない。爺が好意的に受け取られていると勘違いしたのも当然である。

 なんせ父上に付き従っていた爺は、松平の友好的な面しか見ておらぬのだからな。


「まぁそう心配せずとも、別で紀伊守殿には思惑を伝える。他の方々には黙っていてもらうがな」

「そこまで言われるのであれば、もはや従うのみでございます。早急に石巻の民を集め、石巻神社にも人をやりましょう」

「そうしてくれ。俺は一筆したためる」


 近くにあった松明の燃え殻から、墨を1本取り出す。

 それを傍に置いていた紙に殴るように書いていく。

『一計仕掛けますゆえ、無礼をさせていただきます』と。これでただのたわけた行動ではないと伝わるはず。

 具体的に書かなかったのは、どこに敵の目があるか分からないからだ。特に三河に近い場所に城を預かっていた泰長殿であるから、間者が身近にいる危険もある。

 それが文を見る可能性のある側近であれば一大事だ。

 せめて具体的なことだけは避けて伝えるべきである。また口頭で伝えさせないのも、一色の兵から情報が漏れることを避けるため。連れている兵らは、これから本当に緒戦を制した祝いと、この戦で勝てるように祈りを捧げるのだと本気で思ってもらう。

 ここまでやってようやく用心深い高力をつり出すことができるのだ。何事も徹底してやらねば、釣れるはずの獲物もかからぬものだ。


「敵を騙すにはまずは味方からだ」

「呆れられるやもしれませぬがな」

「今はいいのだ。いずれ来るときに実力を証明してやる」


 紙を折り、爺の手に直接渡す。これであとは夜を待つだけだ。

 だがその前にある程度の指示を出しておく必要がある。そこで事情を知っている道房を呼んだ。


 しばらく待ったころに道房は護衛の者たちを連れて陣へと入ってきたのだが、俺の表情を見てすぐに察したらしい。

 護衛らを外に出し、俺の前に片膝をついた。


「一計仕掛ける。それによってとある騒ぎが起こると思うのだが、お前たちはすぐに山を下って南を見張るのだ」

「南でございますか?もしや我らが着陣するよりも前に抜けられましたか!?」

「それは無い。すでに別動隊の背後を救援本隊や後方支援隊が抜けたはず。にもかかわらず、交戦したというような話は届いていない。俺が心配しているのは未だ兵を動かしていない者。そして松平とゆかりのある者である」

「…南で松平家と縁がある御方と言えば」


 道房はこの周囲一帯の地図を思い描くように指を宙で動かしている。そしてとある一点でその指の動きが止まり、ハッとした表情で俺を見た。


「戸田でございますか!?」

「その通りだ。例の人質強奪の事件で三河における戸田の宗家筋は滅亡した。しかし早くに今川に付き従った者らもいたであろう」

「たしか妹君が松平の先代に嫁いでいたかと。そういえば娘が生まれていたという話を聞いたような…」

「栄衆曰く、その娘は吉良東条家の血筋の者に嫁がせるという話もあるという。没落した戸田家からしてみれば、同じく没落も同然と言えるような状況にあるとはいえ、足利将軍家御一家筆頭の吉良の血縁者に嫁ぐ者が出たとなれば、それはこの状況を良い方向に変える転機と喜ぶであろう。このまま使い潰される今川か、それとも妹の娘を名門に嫁がせるつもりの蔵人佐か。俺であれば間違いなく蔵人佐にしっぽを振るわ」


 道房は難しい表情で頷く。

 戸田甚五郎宜光よしみつ殿は元々二連木城の城主であった。これは元康強奪事件の頃に預かっていた城だ。

 現在は東三河統治の中心とされている今橋城から少し離れた赤岩城に移動させられている。赤岩城はかつて戸田氏が詰所としていた城であり、二連木城から真東に位置する山城。これは明らかに宜光殿の父親がしでかしたことに対する罰であるが、許された側である宜光殿はとても文句など言えるはずもなかった。

 だが年々状況は悪くなっている。

 先々々代当主である大伯父上と義兄弟の契りを交わした男から渥美の分国守護代の座を奪い取った一族であったのに、このような屈辱に耐えられるはずがない。動くのであれば、すべての部隊の背後をとっている今しかない。


「三遠国境を押さえれば、あとはじわりじわりと三河に残る今川勢力を追い詰めていけばよいだけだ。つまり仮にあの男が裏切ったとすれば、目指してくるのは国境をおさえにかかる我ら別動隊。俺たちは紀伊守殿の計らいでもっとも後方に陣取っているが、実は裏切り者になりうるものとの戦の最前線に立っているということを先んじて伝えておく」


 兜をかぶっている道房の額から大粒の汗が伝った。


「その報せ、朝比奈様にはお伝えせぬのでございますか?」

「確定ではない報せなど伝えられぬ。ただでさえ誰が味方で敵なのかが判別つかぬ状況であるのに、勘違いで一族が1つ滅びるやもしれぬのだぞ。迂闊なことは言えぬわ」

「で、では」

「それゆえに三郎に頼むのだ。俺の背中を刺そうとしている連中を見張れ」


 何もなければそれでよい。

 だが井伊同様に調略は仕掛けていよう。間違いなく元康は自身の手札を最大限活用しているであろうし、その有用な使い方もよく分かっている。

 俺も長年元康と過ごしてきたから、あの男の思考が手に取るようにわかるというものだ。

 いっけん優男に見えるその顔には決して表れぬが、奴の思考は常人には理解できないほど深い底、真っ暗な闇がある。さすがは天下人になっただけのことはあると、その素質をたった数年の付き合いであるとはいえ、肌で感じたような気がした。おそらくその底知れぬものの1つはカリスマ性なのであろう。


「かしこまりました。敵意ある者は1人たりとも通しません」

「頼む。だが決して無理はするな。こちらは少数で、お味方はすでに正面に敵を抱えている状況だ。無理をして痛手を負えば、我らは本当にこの地を捨てねばならなくなる」

「…それはどういう意味で」

「明日の朝にはわかる。いいか、三郎」

「はい」

「もう一度だけ言う。明日の朝、騒ぎが起きたらすぐに山を下れ。俺のことは気にせず、ただ与えた兵らを率いて東頭神社の近くに身を潜めよ。ただし決して彼の神社の近くでは戦うな。東頭神社は素戔嗚尊を奉りし場所であり、そのような場所で争いごとなど縁起が悪すぎる。民も神の怒りを恐れて、従来の力を出すことが出来ぬやもしれぬ」

「ではなぜそのような場所に身を潜めるのでございますか?」

「石巻山自体が今橋城から見て鬼門に位置するゆえに、辺り一帯の寺社とは歴代の城主が良好な関係を築いているのだ。決してよからぬことがおきぬようにとな」

「それゆえに今川に協力的なわけでございますな」

「そういうことだ」


 俺がうなずくと、感心したように道房が続けて問いかけてきた。


「いったい我らすらも知らぬ話をどこで仕入れてこられたのでございます?」

「俺は武働きに期待できぬほど剣術に長けておらぬ。珍しく真面目に取り組んだにも関わらず、剣術師範に呆れられたほどであるからな」


 剣術の師は長らく駿河に滞在していた塚原卜伝様。言わずと知れた大剣術家である。史実だと門下には御屋形様以外にも現公方である足利義輝や、武田家の軍師山本勘助、幕臣である細川藤孝など。とにかく名のある弟子も多い。

 そんな偉大過ぎる師に呆れさせた俺は、もはや剣術の才など微塵も持ち合わせていなかったのだと思う。

 そこで俺は弓術にシフトチェンジしたというわけだ。幸いにもそっちの腕があったようで、これは本当に救いだった。これが無ければ、一度だって戦場に立つことが出来なかったであろう。主に母上が原因で。

 まぁそういった理由があるからこそ、俺は情報を重視する。自分がまともに戦えない分、せめて味方が苦しまないように戦場を操るのが俺の出来る精一杯であると、初陣前に色々と考えたのだ。


「栄衆を事前に潜ませていた。三河は今川家にとっても思い通りにいかぬ地であるからな。何かあればきっと役立つと思っていたわけだ」

「たしかに三河の領主らは今川についたり、織田についたり。そして今では松平でございますから、殿の見立ては当たっていたということでございますな」

「そういうことだ。さぁ、話は終わりだ。先ほどの命、しっかりとやりきってくれ」

「かしこまりました!」


 道房は立ち上がり、護衛らを連れて陣を離れていく。

 ただ願わくば、この予感だけは外れていてほしいものだ。俺たちが率いている兵はたったの200。

 道房には無理をしないようにとはいったが、こちらも伏兵が上手く釣れたとしても、その処理に手間取ればすべての方位でグダグダになってしまう。

 そうなると別動隊にまで余波がいく危険もあるわけで。三遠国境の守備はこの先3年を考えても、絶対的に確保しておく必要がある。そうでなければ、勢いに乗る元康にすべて奪われてしまいかねないからな。


「さてさて、敵が上手くつれてくれればいいけど」


 石巻山の山中に目をやったところで、そこには誰もいない。いったいどこに潜んで、この地を狙っているのやら。

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