変わるとき said:桜花

 教室に戻り、一時間、二時間とまた時間が過ぎた。

 帰ろうとした時に暁が居たため、誰も居ない教室に連れ込んだ。

 「あのさ、暁。俺さお前の事好きなんだわ。どうしても目が離せれなくて。俺と友人ではなく、恋人になって欲しい。」

 暁は少し困ったような笑顔でこう言った。

 「じゃあさ、アタシのために◯ねる?アタシのために生きて、アタシの手のひらで踊って、一緒に◯でくれないと嫌なの。好きなら、アタシ以外と関わらないで。勿論西園寺君とも。アタシの家に縛り付けて、カメラと盗聴機付けてアタシの帰りを待ってて。二百日もすれば、細胞はアタシが作ったようなもの。その後は、アタシの好きにする。」

 そんなことをただ平然と言う彼女は、人間さを失くした。

 器で脱け殻な、不思議な感じに襲われた。

 そんな時、…

 「おい、暁いい加減にしろ、僕の桜花をたぶらかすの止めろって何度言えば分かる💢?」

 「は?それはこっちの台詞よ。あ~ぁさっきまで、良いところだったのに。また私の玩具が…」

 何が起こった。

 俺は助かったのか?

 いいや、まて違う。

 これは、絶対ヤバイ。

 西園寺も暁も目が普通じゃない。

 いつもの優しいあの二人はどこだ。

 逃げないと、…でもどこに?

 俺は、携帯で親に連絡を入れてから、必死に猫の元へ駆け出した。

 「桜花?」

 「夏目君?」

 言い合いをしてる二人をおいて…

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