第4話 人の口調について
キャラクターの口調ってどのキャラクターが話しているのかを明確にするため、差別化が必要だと思っているのですが、みなさんはどうされてますでしょうか。
追放されたら無能スキルで無双するという作品がありまして、整理整頓という無能なスキルがレベルアップしたら使い勝手が良すぎた。といったような話なんです。
こういう無能スキルを使っている主人公って、一人称は「僕」にして語尾は仲間内には「だよ」「だね」とか。それ以外の人には基本敬語にするといった感じにしていました。
友達の活発な感じの男は一人称を「俺」にし、「だな」「じゃねぇよ」など、ちょっと乱暴なように話す感じにしました。
ヒロインは一人称を「私」にして口調は最初、ちょっとか弱い感じに。ピンチを助けたということもあり、仲良くなったら砕けていくという変化を付けました。
もう一人の男は一人称を「自分」、語尾は「っす」をつけるようにしました。「了解っす」とか「いいっすよ」みたいな感じです。
この四人がメインのパーティを組んでダンジョンを攻略する物語だったので、会話の感じは誰が話しているかがわかって頂けたのではないかと思います。
ただ、バリエーションを考えるのが難しくて。
みなさんはどうしているのかなぁと。
三人称一元視点とかにすればその苦労はないのかなぁとも思うのですが。
なかなか三人称というのも難しくて。
私は一人称が性に合っているというか。
主人公になりきって書くようなものが向いているのかなと思います。
前回の時にコメントを頂きまして、データが出ていたのがよかったと言って頂いたのでこの作品のデータですが、★が148でフォローが390です。
私の作品の中では沢山の方に★を頂いた作品になります。
この作品は自分の中でしっかりと終わりをおさめられたかなと思っています。ただ、ダンジョンものの話なんで、配信も交えた話にしたんですけど、いまいちバズってる感を出すのが下手だったかなぁといった感じでしたね。
配信物ならもう少し伸ばしたかった。
PVも35.6Kでしたねぇ。
そして、ラスボス的な感じの武田家の末裔を登場させたんですけど、口調のバリエーションがなくて関西弁にしてしまったんですよ。
これには、「なんで?」というコメントもいただきました。
そりゃそうですよね。
なんかもう少し口調のバリエーションが欲しいなと思いました。
一人称もバリエーション難しいですよねぇ。
みなさん口調とかどうしているんでしょう?
読まれる人の作品って、そういう次元じゃないのかな……。
話が面白いから読まれるんですもんね。
口調がどうこうじゃないのかも。
でも、大事ですよね……。
うん。そう思おう。
次回は、カク人へ、私の好きな異世界ファンタジーを書いてみては?
とお薦めしたいなと思います。
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