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気が付くと私たちは少し霧の立った星のきれいな丘にいた。
そこには建物は地方鉄道が止まるような駅と賽の河原の石がまばらにあるばかりだった。いつも元気なナナちゃんとゆめちゃんが手を繋いでぶるぶると震えている様子は少し滑稽だったが、ソラちゃんは相変わらずで、「そうこわがらんでもよいよい、わしが先頭に行くからの、後ろをぴったりついてくるんじゃよ」その一言でみんな少し落ち着いたようで駅に向かって歩くことにした。
積んである石を崩すとまずそうな雰囲気があったので避けて歩いた。ソラちゃんはその石が気になる様で5つほどその積石を通り過ぎたあとついにこらえきれず蹴とばしてしまった。長く生きていてもまだ子供なんだなあなんてのんきなことを思っていた。
すると次の瞬間、ソラちゃんの右足と左足、左手、右手は何かにちぎられたように切断され、地面に落とされた。
その落ちた四肢でまた石を倒してしまい次は心臓をつぶされた様でソラちゃんは鼻と口から大量の血をごぽごぽと音を立てながら吐き出していた。
心配させないよう強がって笑っていたがかなり苦しそうだった、べつの石の効果で肺を潰されたらしく息を吸う音が何だか普通じゃなく息を吸おうとすると血もすってしまうのでほぼ溺れているような状態で痛ましかった。
顔色も悪く目もうつろで心配だった。でもソラちゃんはかすれた声で大丈夫だからといいしばらくふらふらと歩いたあと、気を失った。気を失ってからも脳と胃、腸、子宮、肝臓なんかをまとめてスムージの様にシェイクにされているらしくおしっこをする穴とおしりの穴からよくわからない色の液体が絶え間なくあふれてきて、私たちはパニックになりながらも泣きながら来ていた服やハンカチでソラちゃんの顔を拭いたりあふれてくる体液をふき取ってあげた。
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