第8話

空は猫と正孝さんが世界で一番好きだった。

やがて戦争が起こり正孝さんは戦場に行き戦死した。享年は31歳だった。

かろうじて遺骨が少し返ってきた。また空は一人になった。空っぽの日々をまたこの広い家で過ごした。

 もう何も話してくれない正孝さんだったものを抱きしめながら何日も、何年も眠った。


目が覚めると隣にはよく知った大好きな顔があった。


でも少し違っていて目は赤く髪は白かった。愛した彼とは似ても似つかなくて、欲が赴くままに生きる彼はまるで彼の父の様だった。でも少しだけ彼らしさが残っていて目を見つめてくれるところと、よく抱きしめてくれるところだった。彼らしさが残っているのならまた元の彼に戻ってくれると思い、一生懸命尽くした。


武者小路正孝(むしゃのこうじまさたか)

明治時代の権力者でこの西洋風の屋敷は正孝のもの。今でも権力は健在で人ひとり学校に入れることなど造作もない。国家権力に干渉できるほどの力を持っている。

そこそこ腕の立つ陰陽師、除霊師だった。


顔は怪しげで胡散臭いイケメン、狐のような

空の執事のような立ち位置。


空に惚れて頼み込んで血族にしてもらった。この血族には誰でもなれるわけではなくかなり気に入られなければなることはできない。熊が血族になっていないのはそのため。この能力は空が持っている吸血鬼の力なので、正孝は完全な不死ではなく吸血鬼定期的に宿主の血を吸わなければならないため空に血を吸わせてもらっている。髪は白いメッシュが入った少し前髪長めな主人公っぽい髪型。吸血鬼の才能があったため空よりも強い。でも日光にめちゃくちゃ弱い、全身を覆えば何とか日中外に出ることができる。

鏡には映らないし、猫と会話できる。猫と会話は二人ともできる。

再生能力も空よりも高く夜は羽を生やすことができる。弱点のない空とは違いはっきりとした弱点がある日光、十字架、心臓に杭を打たれるとあっさり死ぬ。


どうしようもなく溺愛している生きがいになるレベルで。その相手からは結構塩対応をされているが満足している。

好きな食べ物は

空の血、空の手料理


苦手なものは

空に危害を加えるもの


好きなもの


信仰しているもの


趣味

空と暮らすこと



飛鳥井 空(そら)


無邪気、そこまで頭はよくない。よく笑う。思い切り、決断力がいい。声が大きい。冗談と歌と甘いものが好き。猫に似てる。


友だち思いで独占欲が強い

人間離れした見た目

目は猫の様で肌は人形のように白い

髪は腰まで届くほどに長く色も角度によって変わる様で綺麗

目の色は虹色

体の大きさは自由に変えることが可能

何とかして学校に通う

主人公たちとは仲良し4人組になる

長生きでペリーにも信長にもあったことがある

熊と病院と大きな音が苦手。

カードゲーム、テーブルゲームが好き。

蹴鞠が得意

ピザとエスカルゴが好き。

人魚の肉を食べているので不死身

雷を出すことが可能で雷を出すとき尾てい骨のあたりから蛇が生えてくる

日光とニンニクが少し苦手

たくさんの猫たちと暮らしている。

おばあちゃんのような口調。昔の人のしゃべり方をする。

身長、体重 今は他三人と同じくらいにしている。

人食い山という山の裏手にある人魚岬の西洋風なとんがり屋根の屋敷に住んでいる。

人食い山は壁の様になっているちょっとした山脈。人食い山脈ともいわれている。禁足地。入ったら帰ってこれないといわれている。

家の室内は外見とは裏腹に和風の二階建て、古い重苦しい扉のある地下室もある。地下は物置になっている。物置にはさらに下の層があり、何かを閉じ込めていたであろう鎖と解剖台がある。

格好は和服、昭和モダンなファッション


不死身ではあるが深刻な傷を受けると1,2時間は動けなくなる。一瞬では再生しない。痛みはしっかりある。どんなけがを受けても気を失うことができない。脳内麻薬は出ない。

脳がまるまるなくなるほどのけがをすると記憶を失い幼児退行する。不死身になる前の記憶だけを残して記憶喪失になる。記憶は絶対に戻らないので毎日日記、自分の口調、会話の記録、自分と他人の関係性とかを記録して備えている。


人の血を摂取すると人間の30倍の力を出せる。


長生きしているが子供の時に不死になって成長が止まっているので精神年齢は8,9歳程度、平安初期から生きている。

人魚の肉を食べてから、解剖をされたり、熊のいる檻に入れられたりして不死性を調べられたりした。どれだけ形を崩されても復活できることはここで気が付く。

熊に食べられた場合は体が再生したところから消化されていくので熊が死ぬまでいい栄養タンクになって熊は一生満腹になる。

昔は空(くう)と名乗っていた。


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