第4話
手を引かれさらに山の方に連れていかれる。どうやら黒猫に代わり案内してくれるようで人魚岬へ連れていってくれるようだ。
屋敷にはたくさんの猫がいたどうやら壁の中に鼠がいるようで壁に爪痕がついている。
私は空を抱きしめ空は猫を抱きしめ眠った。それは今までで一番心地よい睡眠だった。
家から出たのは早朝でソラが送ってくれた。道中熊に遭遇。襲い掛かってくるソラが守ってくれる。「ずっと友達でいてくれる?」とだけ空がつぶやくすかさず私は「うん」と答えて振り返らずに走り出した。家に逃げ帰る。背後では骨が折れる音と肉を食う音だけが聞こえる。
聞こえたのはそれだけでしばらく耳からその音が離れなかった。
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