0346:セタシュアさん、ほとばしる! その2
仕事に向かわれた御主人様……。部屋の掃除をしておこう。
洗濯物が籠に入れられている。
あれ?
……下着が一番上に置いてある。いつも、下の方にあるのに。御主人様は汚れたりしたのが恥ずかしいのか、身体を拭いたお湯で自分で洗ったりもする。それは私の仕事ですからとお願いしても、やめてくれない。
?
こ、これは……というか、この匂いは……あの、あの……ごしゅじ、ざまの……匂い……だけじゃなくて。も、もしかして、これが、あの! ご、御主人様の子種! こ、こだね……ど、どうしましょう、というか、ああ、御主人様が戻ってきて取り上げられたら大変だ! い、急いで、急いで、と、とりあえず、部屋に、自分の、自分の部屋に、あうあうあ。
洗濯物を抱きかかえると、慌てて自分の部屋に籠もり……鍵を掛けた。
お、おたから……お宝だ! おたからだぁぁぁぁぁぁぁああああああーーーーーーーー!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
御主人様の下着! しかも、子種付き! やったーかったーすごいーやったーああああああああーあーあー!
スンスンスンスンスンスススススンスンスン
ステキステキステキステキステキステキステキステキステキステキ
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴ
あ! い、いま……く、くちに……ついた……ご、御主人様、様の……舐めてしまった……。
うれしいうれしいうれしいうれしいうれしいうれしいうれしい
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴ。
……御主人様がまた、御倒れになられた。
夜までは目覚めないだろう……ということだ。ぐっすりお眠りになっている。ファラン様曰く、訓練なのでこれは、仕方ないことらしい。心配だ。
下着に関しては……御主人様は全く気づいていらっしゃらなかった。まあ、その辺気になされる方じゃない。うん、さりげなく同じ下着を追加しておけば問題無いハズ。
目が覚めた。……今はまだ夜中だけど……なんとなく御主人様が呼ばれるような気がしたので、前室で待機することにした。
ああ! それにしてもなんだか、自分が輝いて思える! 働く気力が! 湧いてくる! お宝のおかげでやる気が満ちている! スゴイ! 御主人様の匂い効果だろうか? ガンバってお世話しなきゃ!
……ファラン様だ。高貴な御方と廊下ですれ違う場合は、立ち止まって御辞儀をする。目を合わせない様に注意しなければいけない。
「セタシュア……と言ったか?」
? な、何かしでかしたかしら? ファラン様関係の御仕事は……無かったハズだけど……。
「は、はい」
「モリヤの専属だな?」
「はい!」
「とりあえず、モリヤの部屋の前室でヤツが起きるまで待機して欲しいのだが。外に出ず。で、ヤツが起きたらスグに教えて欲しい。私は隣の部屋で調べ物をしてる」
「は、はい」
「食事の用意なども私か、私付きの小間使いにやらせる。お前は前室でモリヤの様子に集中していてくれ。私への連絡以外、絶対に部屋から出ない様に」
「は、はい!」
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