第4話
彼女は最近安定している。私の事が嫌いな彼女、カウンセリングのたびに愚痴、私に向けていないのにいやに刺さる言葉の嵐。ちょっと笑っちゃうくらいに、いつまでこの生活を続ければいいんだろうだのもう、何もしたくない。だの、
精神異常者を相手にするのってキッツい。飲み込まれるっていうか影響されてしまう。
二人目の患者は男、妄想やら思い込みやらが激しいタイプの。一番迷惑、やたらついて回って手紙を渡されたときは流石にぞっとした。内容はこうだ
電車のトイレを座ってしない人が許せない。揺れて飛び散ることを考えられない人がいるんですよ。普通は座ってします。
主人公が女でストーカー精神異常者。ほとんど妄想。死んだ彼女は最初から存在しない。刑事たちのあれこれが意味深に描写されるが全く二つの物語は関係がない。最後にちょろっと絡む程度。どうされました?一人で話されて。みたいなEND。
彼女は崖から飛び降りて死んでしまった。
数日すると岩戸に彼女そっくりの人魚がいた。
登場人物
彼女が好きな女と人魚
自殺した女
彼女が嫌いな女 ↑の妹
妄想の激しい男今は元弁護士の刑事だと思い込んでいる。
彼女(主治医)
人魚は死体。
もう一人の彼女。上の女の主治医。別居していて、刑事の彼氏に殺される。事件を追う刑事が彼女を殺した。
全部異常者たちの妄想で彼女は死んでいない。ただ彼女は異常者たちの脳の中だけでころされたのだ。今日も彼女は患者と話す。自分が彼らと同じになっているのに気づかずに、そう彼女も異常者の一人。
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