編集済
田山花袋の生家が実家のそばにありんすw
群馬の子供は大体知ってます。「明治の文豪 頭固い」と覚えています。けれども、知っている大人は皆、こう思っています。
硬いのはどちらかといえば股——
追記:ちょっと待て。夜な夜な鳴くな、ナニしてんだ一体。
などという駄文のあとに。さらなる駄文を。駄っ文だ〜!
********
第一章 「出逢い」
瓦斯をばはや尽き果てつ。部室の卓のほとりはいと静かにて、煖爐の光の晴れがましきもいたづらなり——
東北は岡森の冬は厳しく寒い。もうじきストーブは使い物にならなくなるだろう。まだ早朝の誰もいない時間だというのに。
甘川は誰もいない、この時間の部室が大好きだった。孤独を愛しているわけではないし、むしろ誰もいないことに寂しさは覚えるけれど、それでも愛しい大切な時間だった。冬寂。
と、部室の戸が出し抜けに開いて甘川は驚いた。こんな時刻に誰が——?
「あのう、すみません」
おどおどと入ってきたのは、見知らぬ顔だった。制服は、今年から新しくなった襟のダブルラインが可愛らしいタイプ。つまり、一年生だ。
「ここだけ明かりが点いていたので、つい」
「どうぞ、お入りなさい」
セミロングの髪にまだ幼さの残る顔、不似合いな長身を持て余して猫背になっている一年生の女子へと、甘川は大人の余裕を持って声をかけた。どちらかといえば隠キャな甘川にしては、珍しく正しい対応だった。
「校舎はまだ開いてないし、どうしようとうろうろしてたら部室棟のほうまで来てしまって……」
「あらあら。お可哀想に。頬も真っ赤だわ。いまお茶入れてあげるね」
ストーブの上の薬缶からは湯気は見えないが、まだ充分温かいはずだ。もうストーブの光は大分弱々しい。
そういえば玉露があったはず、と甘川は思い、手頃な温度ではあると思ったが、念のために彼女に聞いてみた。
「あなたはお茶と紅茶どちらがお好き?」
「ユーリです。紅茶のほうが好きです。ジャパニーズティーはあまり得意ではないです」
「あら、そう」
甘川は顔では笑顔を保ったまま、がっかりした。紅茶はティーバッグですらない、缶入りの顆粒のレモンティーしかなかった。溶けきらないほど温くなってないといいけれど……。
「ゆうりさんは部活はやってらっしゃないのかしら?」
「やってません。ここは……何部なんですか?」
レモンティーを作り、カップを差し出して、甘川は微笑んだ。
「ここは『そけい部』よ……」
「ソケイ部……?」
甘川は、キラキラとした光の粒子をまといながら答えた。
これが甘川冬子とユーリ・オンアイスとの最初の出逢いだった。
追記:おまいらはすぐ……そんなだから医師としてはろくでもない森倫太郎に騙されるんやで……天川さんのドンネル読んでからまたいらっしゃ——あ、あれ、天川……さん……?∑(゚Д゚)
作者からの返信
天川が田山属性ということは、「カクヨムの文豪 頭固い」が成り立つということですね?
天川の股は案外開かないので、硬いと言えば硬いかもしれません。
連呼しているうちに、天川という文豪がいてもおかしくない感じがしてきました。
もう名前が文豪感ある。
もはや成り切って、ヒューマンとか社会派超えて壮絶純文学書いてほしい。
追記
めちゃくちゃ楽しみ!
コメント芸の質がおかしいwwwww
ス口男せんぱいのこれ!
夏ディゾにコピペしたらいいんじゃないですか✨️✨️✨️次「Y」ですもんね✨️
ぬりや君ナイスアイディア♪
作者からの返信
確かにwww