第6話 『合木~あちらで再び会いましょう』

祐里パイセンの作品に触発されて、短時間でかいてくださった天川さまの作品です!


作品タイトル『合木~あちらで再び会いましょう』

https://kakuyomu.jp/works/16818093080607541477/episodes/16818093080610185481



▼講座で教わったことの意味がわかって、崩れ落ちながら書いたレビュー▼


「転が弱い」「オチが弱い」そう指導されやすい私ですが、そこで劇薬的なものを入れればいいってわけじゃない……。


そんな課題を持つ私に、納得の見本を書いてくださったような作品です。



物語の導入のなめらかさはいつものごとく。


主人公の人柄の良さは文体から醸し出され、人物説明の言葉が少なくて済むという洗練された感じがあります。


そして、今回のキーワード、風呂桶。


風呂桶の背景がこの物語に奥行きを出し、さらに核を担っているというのは、素晴らしいスキルだと思いました。


その一段階目のひねりと、キャラの意外性の二段階ひねりで、優しい調子の物語に見えますが、グッと胸に来ます。


故に、もう少し、人物描写があったら……と思うところがありました。



書くに至る前の、調査や取材の大切さが身に染みました。

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