スライム の しんか 2
僕は進化先のグラトニースライムを選択した。
すると数秒後、体全体があたかも溶けるかのような熱さを感じると少しスライムとしての視線が大きくなった。
色とかは鏡がないからわからないけど体から全能感が溢れ出している気がしてならない。
僕は深呼吸をしつつ、ライセンスカードを確認。
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シーカーネーム『 (未設定)』
しゅぞく グラトニースライム
せいべつ むせい
ねんれい 15
レベル 1(にんげん:18)
たいりょく/まりょく 100
ちから 300
ちりょく 50(割り振り不可)
まもり/たいせい 100
みりょく 10
ポイント10
スキルビルド『へんげ Ⅲ』
へんげⅢ:想像した生物の姿になる。この時、ステータスを自由に割り振ることができる。ただし自身、もしくは同性または中性かつステータス合計値が自身以下もしくは進化したことのある生物のみ可能。さらに前述の条件を満たした生物なら姿をその生物内の枠に収まる範囲内で自由に変えることができる。
種族ビルド『スライム言語/【捕食Ⅴ】/暴食Ⅰ』
暴食Ⅰ:食べた生物のスキルを自動で得る。重複した場合はそのレベルの倍の数でスキルレベルを上げる。
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結構強い。
けど、まずいかもしれない。
知力が固定だからこのままだと理性まで魔物になるかもしれない。
だけど人間の僕には戦う手段がない。
と、言うか捕食が強すぎてね。
……とりあえずゴブリンとゴブリナを食ってスキルを得たら一旦人間に戻ろう。
僕は人目を気にしつつ気づかれないようにゴブリンとゴブリナを一匹づつ食べ、すぐに人間に戻った。
『レベルアップポイントを(以下略)』
煩いレベルアップが5回鳴った。
時計を確認するとあれから10分程。
暴食で獲得したスキルは2つ。
棍術Ⅰ:棍棒を使った動きが少し楽になる。
盾術Ⅰ:盾を使った動きが少し楽になる。
ついでにだがポイントを使ってスキルを獲得できることを思い出したのでライセンスで獲得できるスキルを確認したが必要な時にとっておこうと思ったのでこのまま7階層の階段へ向かったのだった。
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