第18話エピローグ2&ネクストプロローグ 掲示板と不穏の種

〜ひいらぎ君の配信を語るスレ〜


『どうなってるのよ彼は』


『今回は見逃さなかった!そして凄かった!』


『切り抜きの拡散みて途中から参加したけどやばいな。ランクAモンスターとか歯牙にもかけないやん』


『大手クランがいよいよ本格的に動くらしいで』


『マジで?どこや?』


『三つある最大手がこぞって動いとる『白皇』も『神凪』も『蒼穹』もや』


『マジかよ…いや、納得だな…』


『なんなら『勇者』パーティも動いてんだけど!?』


『ふぁ!?』


『個人でのモンスター討伐数日本一のやつやん!?』


『勇者パーティって、日本国内で最強ランクの4人やろ!?』


『そりゃ欲しがるやろな……コメント見ながらランクAモンスターを瞬殺しまくってダンジョン踏破する逸材やぞ』


『アレやばかったな、一切足止めないし、なんなら笑みも浮かべてるし』


『よなぎちゃんずっとおって終盤テンション壊れてたよなww』


『最初からずっと壊れてたでw』


『最後の戦闘凄かったよな!』


『分かる!俺呼吸忘れてたもん!』


『今回は茶化す気になれんわ、マジで』


『最後のやつ何やったんや?単純に炎の斬撃って事でいいんか?』


『言葉にするとそうなるんやろ。ただ熱量が多分異常。あれほとんど溶断やったぞ。』


『何で刀は溶けないんや…』


『異能の発生点の問題やろ。ダンジョン素材使った装備なら異能の発生点になるし。多分刀を媒介とした異能の使用やったんやろ』


『なるほどな……』


『最後の戦闘終わったあとのあのキラキラした目見ると、応援したくなるよな』


『同意だわ…今まで一人だったんかなって』


『なんかいいよな、伝説の始まりを見た気分』


『古参名乗れるの激アツ』


『どうだか。なんだかんだ言って少ししたら消えそうwていうかあれ絶対キャラ作ってるでしょ。』


『嫉妬民乙』


『居るんだよな、誰にでも攻撃したがる輩がさ』


『は?妄想で物語るの辞めてくんね?つーかあれ絶対将来DVとかするだろ、道場の為とか言い訳臭いし、ちやほやされて調子乗ってそうw』


『よなぎちゃんガチ恋勢と見た』


『うわ〜拗らせるとこうなんのか…』


『アク禁』


『アク禁ナイス』


『良くやった』






「チッ、締め出し喰らったか…まぁいいや」

暗い部屋の一室で、男は舌打ちする。

「柊蓮司…ね…」

名前を呟くと同時に、男は苛立った表情から、ニタリと笑う。

「いいね…次はあいつを潰そうかな…」



──────────────────────

第一章、これにて終わりでございます。

活動ノートも更新し、そちらにも書きましたが、なるべく早く第二章を投稿しますので、お待ちくださいませ。

構想自体はできておりますが、一章よりかは短い章になるかと思います。

また、拙作をここまで読んで頂き誠にありがとうございます。

コメント、レビュー、評価、励みになります、今後とも応援よろしくお願いいたします。

ではまた次のお話で。

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