あ、終わってしまった……。
いつまでもずっとこのフレンズと時間を過ごしたかったな。
海外の児童文学を読んでいるようでしたし、「へえ~そうなんだ~」と外国の豆知識が自然と身に着くのも読者のよろこびでした。
べらは、そのうちデミアンの前でも逆立ちをやってみせるかもしれませんね。
サンフランシスコの街を案内しているべらの生き生きとした姿が見えるようでした。
子どもの頃の読書時間に戻ったような、とても幸せなひとときでした。
ありがとうございました。
作者からの返信
おやさしいコメントをありがとうございます。うれしいです。朝吹さんがサンフランシスコに来られたら、と書こうと思っていたら、昨日の午後、ユニオン・スクエア(ダウンタウンの中心)で強盗襲撃事件があり、プロフットボールの有名な選手が怪我をしました。このところ、町の治安がよくなってきたと感じていたのですが、まだ時間がかかりそうです。
デミアンがべらを引き留めようと必死なのがなんか可愛らしくて滑稽でもあって、人間らしいなと思いました。
童話風で優しいお話ですが、人を失うことやものごとが移り変わっていくのを怖がらなくていいのかな、と思えるところがあって、べらがいつもそこにいてくれる安心な家のように感じました。
サンフランシスコ、一緒に歩きたいですね。
作者からの返信
さいごまでお付き合いくださって、ありがとうございます。
「ナゲキバト」のところには、もともとは別のエピソードがはいっていたのですが、身近にその感動のドラマを見て変更しました。近況ノートに写真をアップしますね。
柊さんがサンフランシスコに来られたら、私が案内いたします。のり弁つきです。
優しくてほろ苦くて前向きな気持ちになれる、すてきな物語でした。みんなそれぞれ「ふつう」とは違うところがあり、それを理解しあって支え合っていくことの大切さ。出会いと別れを受け入れること。色々なメッセージを感じさせてくれるお話ですね。
「We Are The World」、歌っているシーンが目に浮かびました。
作者からの返信
葵さん、コメントをありがとうございます。
私は朝吹さんみたいに「溺愛」や「BL」に挑戦してみたかったのですが、日本居住者のみということで、子供のための小説になりました。
コンテストや締め切りがあると、テスト前夜みたいに、不思議な力やアイデアが湧いてくるので、そこが好きです。
沙羅ちゃんのほうは、少し間があいていますが、渾身のステージの後には、脱量感、倦怠感がきますから、この空白はちょうどいいかも。
次はどんな展開なのでしょうか。傷心のエミネムの前にあのドクター・ドレ―が現れたように、沙羅ちゃんの前にも、才能を買ってくれるプロデューサーが現れるのでしょうか。