新たなスキル取得と二階層の門番
少し時間が経過し自信とメタリンを自分を鑑定した
*涼宮優香Lv6
三等級(人間)
従魔
・メタリンLv4
ユニークスキル
・鑑定Lv6
・創造魔法Lv3
・想像魔法Lv5
・外部魔力使用可能
スキル
・気配察知Lv4
・収納Lv1
・毒完全耐性
*メタリンLv4
三等級(メタルスライム)
ユニークスキル
・装備擬態
・完全魔法耐性
と表示された。
「おぉーメタリン!オレたちレベル上がってるぞ!しかもオレ新しいスキルが増えたぜ!収納だってさ」
「やったね主!おめでとう!」
推測だがユニークは生まれつき。ただ普通のスキルは後からでも覚えることができると思う。
そう考えたらメタリンもレベルを上げたら何か覚えるかもしれないな。
早速スキル〈収納〉を使用して実験してみた。
まず発動したら自身の目の前のサッカーボールサイズの空間が少し歪んだ。そおに<創造魔法>でいろいろ物を作り出して入れてみた。
ちなむと今のレベルの〈創造魔法〉は自身の触ったことのあるこれまたサッカーボールサイズまでのものなら魔力で作り出せることが分かっている。
そしてリンゴやミカン。ぬいぐるみを入れてみたが限界量はわからない。が見た目通りサイズまでのものしか入れれないのだろうか?レベルを上げていけばこの空間のサイズが広がっていくとかかな?
限界量は魔力量の依存かな?だいぶ創造して入れてるけど特に体の変化や異常はないし疲れもない。
それってやばくね?マジユニークスキルレベルだぞ。
改めて〈外部魔力使用可能〉もチートスキルだと思った。
「よっし!このまま扉探し&モンスター討伐だ!」
「おぉー!」
メタリンぐぅかわ。
そして一日経った。
レベルがようやっと上がった。
マジで今までが順調すぎたのだ。ふつうはこんな感じなのだろうと思った。
*涼宮優香Lv7
三等級(人間)
従魔
・メタリンLv4
ユニークスキル
・鑑定Lv6
・創造魔法Lv5
・想像魔法Lv6
・外部魔力使用可能
スキル
・気配察知Lv4
・収納Lv1
・毒完全耐性
*メタリンLv5
三等級(メタルスライム)
ユニークスキル
・装備擬態
・完全魔法耐性
と表示
とうとう鑑定がオレのレベルとの差が開いてしまった。
いままでオレと一緒に上がってきたからこれからもそんな感じで上がると思ったがそうではなかったよう
「鑑定が上がらなかったか。これも熟練度的なやつか?」
「じゃあいろいろ鑑定しまくろう?主」
メタリンからの助言ならば実験のためモンスターは倒さず鑑定だけをつかってみた。
そしたら
*涼宮優香Lv7
三等級(人間種:人間)
従魔
・メタリンLv5
ユニークスキル
・鑑定Lv7
・創造魔法Lv5
・想像魔法Lv6
・外部魔力使用可能
スキル
・気配察知Lv5
・収納Lv1
・毒完全耐性
*メタリンLv5
三等級(スライム種:メタルスライム)
ユニークスキル
・装備擬態
・完全魔法耐性
と表示
おぉ!やっぱりLv表記のやつは熟練度が関係しているのか。
そのためか不意打ちを避けるために作動していた気配察知のLvも上がっている
まぁそらずっと鑑定しまくってたもんな、そらレベルアップと同時に上がるか。
ここで疑問。なんでレベルアップ時に同時に上がってるんだ?
そうなのだ。ここまで偶然が多いがさすがにこれは偶然ではないのだろうと思える。ちょっと今日一日実験をしてみたいと思いメタリンに聞く
「メタリン、ちょっと実験してみたいからさ今日はレベル上げは切り上げてもいい?」
「いいよー」
メタリンからのお許しも降りたので極力モンスターを倒さず鑑定のみ使用して鑑定のみのレベル上げを試みてみる。
オレの予想が正しければ多分上がらない。
そしてそれは見事的中
その日はすぐに寝て朝に考えてみた。そっちの方がすっきりしてるし集中できるからね。
そして朝。
オレの予想では自身のレベル。名前横にあるレベルがスキルの上限レベルということだ。
その証拠に
*涼宮優香Lv7
三等級(人間種:人間)
従魔
・メタリンLv5
ユニークスキル
・鑑定Lv7
・創造魔法Lv7
・想像魔法Lv7
・外部魔力使用可能
スキル
・気配察知Lv7
・収納Lv3
・毒完全耐性
横のように鑑定のレベルが上がらなくそれどころほかのレベルがあるスキルも自身のレベルより上になる気配がなかった。
検証を開始したのは昼頃手前
そこから何回か休憩をはさんだが確実に六時間はスキルを使いまくっている
それなのにスキルレベルが上がらない。
つまりそういうことだ
「おはようメタリン。今日はレベル上げだ!1か2レべあげたら昨日見つけた扉に突入だ!昨日の時点で何体かモンスターいたから大丈夫だろ!」
「おはよう主!うんわかった!」
そう昨日検証で歩きまわているときに〈気配察知〉で扉を察知したのだ。
それまでの道中にモンスターも何体かいるためそれらを倒してレベルを上げる。
ちなみにそこまでの距離は大体10㎞はあるので下手したら3レベルくらいは上がると思う
そして扉の前にて
「思ったよりモンスターいなかった」
「本当に何体かしかいなかったね」
まさかスライム三体、ゴブリン二体しかいないのは予想外だった。
本当に直進で来てしまったため一レベルしか上がらなかったがまぁいいだろう
*涼宮優香Lv8
三等級(人間種:人間)
従魔
・メタリンLv6
ユニークスキル
・鑑定Lv8
・創造魔法Lv8
・想像魔法Lv8
・外部魔力使用可能
スキル
・気配察知Lv8
・収納Lv3
・毒完全耐性
メタリンはいつも通りレベルのみの上昇だった
まぁスキルレベル云々は確証に変わった。がオレがLv6になったときに〈収納〉覚えたようにメタリンもLv6で何かスキルを覚えると思ったのだがなぜだろうか?
モンスターはスキルを覚えられないとか?それとも何かのきっかけが必要なのか?
まぁそんなことよりも
「よっしメタリン、扉には何がいるか確認してみようぜ」
「うん!」
「メタリンどんなモンスターがいると思う?」
「えぇ?どんなモンスターだろう?四本の足の毛むくじゃらのやつ」
「犬かな?いやこの場合はウルフって感じかもな」
メタリンに地面に絵を描いて犬のことを教え「そんなかんじのやつー」と答えをもらったので次は俺の回答だ
「俺はなぁそれが二足歩行している奴だと思っているんだ。オレの世界ではコボルトっていうんだ」
こんな感じと先ほど同様に地面に絵を描いて教える。
さぁ正解発表だ
扉を開けると一階層の門番のゴブリンと同じ空間の中央に毛むくじゃらの四足獣がいた
*レッサーウルフLv8
一等級(獣種:ウルフ)
ユニークスキル
・威圧咆哮
と表示
まさかのメタリンが正解だった。
中には入らず扉をいったん閉め
「うわーい。僕の予想的中」
「くっそー先読みしすぎたー。メタリンさっすがー!」
「えへへー」
ととてもほのぼのと笑いあった。
「じゃああいつをぶちのめそうぜ!」
「うん!」
扉を開け突入した。
前回とは違い完全にウルフが待ち構えている状態のため一瞬で戦闘態勢に入った。
そして
「ワオーーーン!!」
と吠える。多分あれがユニークスキル威圧咆哮なのだろう。がしかしオレたちの作戦で完封
その作戦とは
「主、やっぱりあの咆哮は魔力をまとってるから僕の装備と耳栓で完全防御できるっぽいよ」
「よし!予想通りで何より!」
そうオレたちの作戦はメタリンのユニークスキルの〈完全魔法耐性〉でオレを守ること。
大抵のスキルは魔力を使うと踏んだオレはこの作戦を提案。最悪咆哮を食らってしまってもメタリンが「僕が主を守るから大丈夫だよ!」といつものかっこいいメタリン節を見せてくれたので実行。
最悪の場合はハメ殺しにされると思ったがそんなことはなく助かった。
ウルフの方も動けるオレたちに「???」と困惑している。
その隙をついてオレが(昨日探索中に練習しまくってた)氷の矢を三本だしウルフに向けて発射。
二本は外れたが一本が脳天に刺さってくれたのでウルフは倒れ消滅
二階層の門番も危なげなく突破したのであった。
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