第26話 用語&世界設定

・ファンタジア…ヒカリが転生してきたゲーム世界。

中世ヨーロッパや和や中華などの雰囲気の街並みがある。

また、未来都市を彷彿とする最先端の超巨大な高層ビルがある。

世界中の御伽噺や神話、伝記などのキャラクターが独自の自我と感情を持って生活している。

個性的でユニークなキャラクターが多い。

エルフ族やその他妖精族、妖魔や獣人等の人外のキャラクターも生息いている。

彼等はこの世界で生まれこの世界を現実と認識し、一生を過ごす。


・ギノム…異次元世界。ゲームプレイヤーの存在する世界。

ゲーム世界の住人の中では、認識出来る者は極わずかである。

また、彼らは、ギノムの住人から飽きられ、忘れられると力や存在感が弱まり、やがて消える(ギノムの住人から消される)運命にある。


・オリンピア…科学技術産業に力を入れてる、有名な大都市。

文明が一番発展した街。

ゲーム産業が盛んである。

スマートフォンでやるようなパズルゲームや宝探しゲーム、カジノなどがある。

奇妙な遊技場が多く、テーマパークとして有名である。

街の中央には、ギルドの主催する闘技場『オリンピアドーム』がある。


・ジェネシス…特殊な魔力を有し、世界の脅威と戦う者達。

各拠点のギルドに所属し、そこからの指示や支援で活動している。手柄に応じて、報酬が貰える。

各々パーティーを組み、グループで活動している。

例『クトゥラフ』『サジタリウス』『スコーピオン』『キグナス』『ラグナノク』など。


・ギャラクシーゲーム…ジェネシスが参加し、能力を競い合う有名な大会。

バトル形式や、巨大なRPGのゲームまでもある。

富裕層の中では、賭け事に興じる者までいる。


・アルカナ…魔女の秘密組織。

世界の各拠点にある。

膨大な魔力を操り、多岐にわたる特殊な魔法を使う、

例 時間を操る、人を変身させる、透明になる、時空を歪ませる、生と死を操るなど。


・ノーマル…ジェネシスではない、一般の者達。普段は戦わない。

サラリーマンやOL、学校の先生、農家経営者、子供など様々である。

普段は普通に平和に生活しているが、何らかのきっかけにより能力が発動しジェネシスへと転じる者もいる。

潜在能力を秘めながらも、戦を好まずあえてそれを隠す者も居る。


・ウィルス…ゲーム世界で蔓延する、謎の病原体。罹った者は、侵食され、魔獣になる。


・アルファ…ウィルスの中でも比較的弱めであり、倒すのが簡単な種族。普段は、ゴブリンのような姿をしている。

触れて感染したとしも、風邪のような症状で、数日で治る。


・ベータ…アルファの進化版。

アルファより一回り大きめなゴブリンの姿をしている。

擬態能力があり、魔力を抑えることも可能である。


・シータ…ベータの進化版。

高度な擬態能力を有し、外見の細かな部分、性格や声、能力までをもコピーする。


・VX…最凶のウィルス。ガンマとも呼ばれている。シータより更に強大なパワーを有している。スーツ姿のサラリーマン風の姿をしている。擬態も簡単であり、人間にそっくり化ける事が可能である。

次々と人に触れ、仲間を増殖させる。


・妖樹…上半身は人間、腕と下半身は樹木でできた妖魔。擬態能力も高く、人に化ける事が出来、見分けがつかない。

人を惑わせ、食い殺し養分を蓄える。

魔力で己の身体にバリケードを張り巡らせている為、火にも強い。

だが、強力な魔力を有する炎族性の者相手だと、弱い。


・セイレーン…唄を唄い人を惑わす種族。妖艶な女の声をしている。

上半身は翼の生えた美女、下半身は魚のような容貌をし、川や海に生息している。


・幻惑の森/黄金の森…唄うセイレーンや妖樹が生息している謎に満ちた森。

黄金の樹木に覆われてある。

セイレーン唄や妖樹に惑わされ中に入ると、二度と森から出て来れないと言われている。

セイレーンの唄は幻覚作用があり、川へ引きづり込まれる。

妖樹は、人を取り込み食い殺す。


・サジタリウス…かつて、赤ずきんが所属していた暗殺組織。

魔獣またはビーストとして、恐れられている。

人体実験によって生み出された、キメラ族の集団。

普段は、潜在能力を抑えているが、力を解放する度に魔獣に近付く。


・キメラ族…遺伝子操作により、桁違いの戦闘能力を手に入れた。並の者の三倍以上の戦闘能力を有する。

現在、殆どの者が、殺されたか魔獣に成り果てている。


・魔獣…キメラ族が、完全覚醒した成れの果て。

獰猛化ライオンのように暴れ回り、二度と戻っては来れない。

無差別に人を襲い食い殺す。


ラプラスの魔…ファンタジアの未来を見通す能力を有した、預言者。普段は、一般人と見分けがつかないが、魔力で区別がつく。世界の因果関係について知り尽くしている。ファンタジアの未来について予知し知恵を授ける。

ヒカリを、救世主と呼ぶ。

因果律に基づいて未来の決定性を論じる時に仮想された超越的な存在感。ある時点において影響を及ぼす全世界の状態を完全に把握・解析する能力を持つ。未来を含む世界の運命をも確定的に知りえるという超人間的知性を有している。ラプラス、ラプラスの魔物とも呼ばれている。


・プログラマー…この世界の、

ネットワークを構築する役割のある人々。

独自のプログラミング言語で、

世界のアルゴリズムを組み替える能力を有する。

外見はノーマルと区別はつかないが、魔力で判別はつく。


・生命の樹…ファンタジアの各大陸に存在する、巨大な太樹。

そこから、自我と感情のある生命体が生まれる。


・ゲート…この世界の入り口。生命の樹の傍にある。


・シグマ…ファンタジアの番人。

警察官のような格好をしている。

「総和」「融和」「協調」を担う、調律師。世界を破壊から護る役割がある。独特な形状をした杖を使い、不審者を見逃さない。

危険予知能力や魔力感知能力が高く、部外者には一切妥協をしない。

ゲートや生命の樹を護り管理する役割も担っており、正常に作動するように見張っている。不正プログラムを破壊する。

一切の不正も許さない。

また、ギルドやジェネシスが真面目に活動してるか監視している。


・創造主…1300年程前に、この世界、ファンタジアを創造した人。素性は、ベールに包まれている。


・知恵の泉…生命の樹の傍にある。この泉を飲み、浴びると、才能が開花すると言われている。


・ユートピア…世界の楽園。

富と栄華を与え、夢を叶えるといわく付きの大陸。だが、退廃と衰退をも引き起こすとも言われている。


・コメット…別のゲーム世界の人々。独自のプログラミング言語とアルゴリズムを運用する。

世界観や感覚の違いが生じる事が、多々ある。


・クトゥラフ…闇の勢力。ウィルスをばら撒いた張本人。闇の魔力を自在に操り、世界に混沌を与えている。創造主と対になる存在。


・破壊者…クトゥラフに属する魔人。頭部は犬、身体は人の筋骨隆々な体をしている。

黒紫色の毛と肌。

ハッカーとも呼ばれている。

全員、闇属性である。

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