ウイングマン(実写ドラマ版2024)

 ※もうひとつのエッセイ「自分の好きな作品達」にも同じ内容で投稿しています。


 あらすじ――特撮ヒーローが大好きで自身もヒーローに憧れる中学生「広野健太ひろのけんた」は、下校途中に突如異次元より現れた謎の少女を助ける。意識を失っている少女を自宅に連れ帰った健太は、自身の執筆するヒーローノートが手元に見当たらず悪いとは思いつつも彼女の持っていた不思議なノートへと自作ヒーロー「ウイングマン」の設定をいつものように書き込むのであった。だが、そのノートは書き記した事が現実となる異次元ノート「ドリムノート」であった。変身ヒーロー能力を得てしまった健太は、異次元世界ポドリスムより逃亡してきた少女「アオイ」とドリムノートの強奪を企む独裁帝王リメルの差し向けし怪人「シードマン」「ゾウジンゲン」との戦いにその身を投じてゆくのである。


 はい、今回は映画ではなくTVドラマの「ウイングマン」です。原作は「電影少女」や「ZETMAN」TVアニメ「TIGER&BUNNY」のキャラデザ等で超有名な漫画家「桂正和かつらまさかず」先生の漫画家デビュー作となります。アニメも「夢戦士ウイングマン」のタイトルで放送されました。このアニメでベジータや服部平次等でも有名な「堀川りょう」さんが健太役でデビューしたのでも知られていると思います。

 僕は漫画もアニメも世代では無くどちらも未読未視聴なのですが、何故か漫画最終回だけ読んだ記憶がありますので結末は知ってます。何処で読んだの記憶は無いのですが、脳髄には何故か刻まれているというね。


 前置きが長くなりましたけど、本作はバンダイさんや東映さんの協力によって完全なる特撮ヒーロードラマとして作られ、現在絶賛四話まで放送中。

 特撮ヒーロー化は、中学生の頃に「電子戦隊デンジマン」に脳を焼かれたという桂正和先生の夢であり数年前からスーツ用に可動できるようにとウイングマンをリ・デザインしていたという。この夢が坂本浩一監督を始めとした東映特撮のプロ達によって最高の形で結実したのが今回のドラマ版なのですね。


 もうね、このドラマ。全国の特撮好きの少年オジサン少女オバサン達を狙い撃ちにしまくった高クオリティ。主役の健太も特撮ヒーローレジェンド「藤岡弘ふじおかひろし、」さんのご子息「藤岡真威人ふじおかまいと」くんで、未熟なヒーローとしての演技も完璧に良かったですわ(彼は親子二人三脚で作り上げた仮面ライダー1号本郷猛もかなり評価高いのです)。

 一話から「おまえデンジマン観てないだろ、人生損してるぞ」とか「ギャバン全40話一気見しちゃったよ」とかね特オタよくわかってますわね。お部屋の中も特撮玩具に溢れかえってて巨獣特捜ジャスピオンのダイレオンも置いてあったしゴーカイジャーもありましたよ。四話なんてヒーローショーとは言っても動くギラッギラなギャバンが見れるんだぜ(声は関智一さんだけど)。もう最&高でしょう!

地方田舎民にとっちゃ異世界のテレビ局テレビ東京なんて映るわけ無いから、このドラマを観るために独占配信のDMMTVに入りましたよ(鋼鉄ジーグと宇宙大帝ゴッドシグマの他のサブスクには意外と無かった見放題があったのは超嬉しい誤算。月額550円分の元もしっかり取ってくぜ!)


 あとね、敵幹部の「キータクラー」がまたイイんですよね。爽やかそうでナルシストっぽそうで怪しげな人間態を宮野真守みやのまもるさんが演じてくれてますからね。声も含めてもう期待しかないね!

 できれば、健太をもう一度演じたいて言ってた堀川りょうさんも何らかの形で出て欲しいな。


 てか、これ感想なのかしら? ただの特オタの興奮垂れ流しな気が……ま、いいか!

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