フランケンシュタイン


 フランケンシュタイン(現在はフランケンシュタインの怪物と呼ぶのが正しいかな?)は1931年のホラー映画。メアリー・シェリーの小説フランケンシュタインを映画化した1920年〜50年まで制作された吸血鬼ドラキュラや半魚人、ミイラ男など共に輝いたホラー映画界のスター、ユニバーサル・モンスターズ(ユニバーサルスタジオが手掛けたホラー映画キャラ達の総称)のひとりです。主演のボリス・カーロフさんは全世界に物静かで巨漢なフランケンシュタインの怪物のイメージを植え付けた元祖ですね。怪物くんのフランケンのモデルももちろんこの方。


 これを観るきっかけになったのはカクヨムでの交流ですね。大体アマプラで映画観る時の基準は交流ですね(交流といっても直接会うわけではない)


 話を映画に戻しますとこの時代のホラーは恐怖感を駆り立てる演出も多いのですが、多少ギャグを散りばめるというのも特徴ですね。当時の流行りだったのか恐怖に耐えられなくならないようにの工夫なのかは分かりませんけど、本作だと助手に脳みそ盗んで来いて所で助手が目当ての脳みそのホルマリン漬けを落として割っちゃって悪人の脳みそをバレないように持ってくるという話の筋としてはかなり重要なシーンをギャグ描写で処理してたりしますね。


 本作のフランケンシュタインの怪物は言葉を発しませんけども、逆に存在感が強調されてボリス・カーロフさんの顔の演技が引き立ちますね(ほぼ無表情だけど)後に続編も制作される程の人気者になるフランケンシュタインの怪物は長い年月の間に色々な役者さんが演じてきましたが、やはり元祖のボリス・カーロフさんは別格だなと思いましたねぇ。僕は好きすぎてTシャツも持っていますよ。

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