1-❸ 徳田家との関係

桜良『さく、なぎ、りり、ひま、ゆり、るり、元気にしてますか。』

凪沙「離央くん…。会いたいな…。」

里々愛「りりも会いたい!」

桜良「また会いに行こうね。」

陽麻里「私も…いい?」

凪沙「当たり前でしょ?」

桜良『俺たちは相変わらず元気です。』

凪沙「あそこの兄弟はいつでも元気でしょ。」

 と凪沙は笑った

 それに釣られて

里々愛「ね!テンション低い時あるのかなって感じ!」

 と笑った

柚莉香「離央くんってあの離央くん…?」

桜良「そうよ。」

瑠璃香「じゃあ、また向こうに行ったら一緒に遊んでくれるの⁉︎」

凪沙「きっとね!」

 そんな話をしているとせつなが不思議そうな顔をして

せつな「離央くんって誰?」

 と聞いてきた

里々愛「離央くんはね!私たちの幼馴染兄弟の1番上のお兄ちゃんのことなんだよ!」

せつな「そうなんだ!私も会って一緒に遊んでみたいな〜。」

桜良「いいわよ。また今度連れて行ってあげる!」

 するとせつなの目が輝いて

せつな「本当⁉︎」

 と喜んだ

桜良「ええ。」

 そう微笑んだ桜良に対してお母様(やなえ)が

やなえ「で?その先は何て書いているの?」

 と聞いた

桜良「あ!読みますね!」

桜良『ところで、そろそろまたうちに来ないか?母さんが会いたがってるし、相当ヤバいやつを見つけたんだ。』

凪沙「相当ヤバいやつって?」

桜良「わかんない…。」

やなえ「どんなものなんもかしらね?イタズラ系なのか、本当にヤバいものなのか。」

里々愛「すっごく気になっちゃう!」

桜良「うん。とりあえず続きを読むね。」

桜良『でも、見せれるのは桜良1人だけだ。そこのところは、頼む。今回手紙を書いたのはこれを言いたかったからなんだ。返事はなるべく早くしてほしい。』

桜良「だって…。」

凪沙「さく姉だけ⁉︎ずるい〜!」

やなえ「凪沙、落ち着きなさい。離央くんがそう言ってるんだから、いう通りにしなさい。」

凪沙「奥様〜。」

 と、私がしょんぼりすると

やなえ「あ‼︎今“奥様”って言ったわね‼︎」

凪沙「あ!ごめんなさい、お母様…‼︎」

やなえ「よろしい。」

せつな「なんで桜良ちゃんだけなの?」

里々愛「わかんない。けど、とりあえずそれくらいヤバいものなんだってことはわかったね。」

柚莉香「うん。」

陽麻里「あ、もうこんな時間?」

せつな「本当だ!」

やなえ「じゃあ、奈緒子をよんできてちょうだい。」

侍女「はい。」

 数分後

侍女長「お呼びでしょうか。奥様。」

やなえ「ええ。この子達を部屋まで連れて行ってちょうだい。」

侍女長「かしこまりました。」

やなえ「みんないい?この人は、奈緒子(なおこ)っていって、ここの侍女長なのよ。」

奈緒子「侍女長として、頼りになるよう頑張りますね‼︎」

凪沙「奈緒子さん!」

奈緒子「凪沙‼︎あ!凪沙様ね、これからは!」

凪沙「いやよ!凪沙のままでいいわ‼︎」

奈緒子「だーめ!」

凪沙「いやだ‼︎」

やなえ「奈緒子、凪沙はいいわよ。呼び捨てで。」

奈緒子「承知いたしました。」

凪沙(やっぱり奈緒子さんはむすっとしてても可愛いなー!)

奈緒子「では、お部屋にご案内いたしますね。」

桜良「よろしくお願いします。」

 そして、階段を登って左側の大きな扉を開けて手を伸ばして

奈緒子「ここが桜良様のお部屋です。」

 といった

 桜良は目を輝かせて

桜良「素敵なお部屋‼︎」

 と中へ入っていった

奈緒子「そして、その目の前の部屋が凪沙の部屋よ。」

凪沙「開けていい⁉︎」

奈緒子「ええ。」

 そしてドアを開くとそこには桜の部屋とはまた一味違う景色が広がっていた

凪沙「ひろ〜い‼︎」

 と私がいうと、みんなが次は私か、と待ち遠しそうにしていた

 

 そして全員の部屋紹介を終わらした奈緒子さんは

奈緒子「何か足りないものなどあれば、遠慮せずにおっしゃってくださいね。」

 といい、私たちの専属侍女を紹介してくれた

桜良:桃華(ももか) 凪沙:れい 里々愛:裕子(ゆうこ) 陽麻里:綾奈(あやな) 柚莉香:恋葫葉(ここは) 瑠璃香:華菜(かな)

 これが私たちの専属侍女だ

 私は専属侍女たちと一緒にそれぞれ、部屋でゆっくりと過ごしていた

れい「凪沙。そろそろご飯の時間じゃない?」

凪沙「そうだね‼︎そろそろ下に行こうか。」

裕子「里々愛様。お足元にお気をつけください。」

里々愛「は〜い!」

 と元気に返事をしているのはドレス姿の里々愛だった

凪沙「里々愛…。どうしてそんな服を…?」

 と苦笑した私をみたお母様は

やなえ「里々愛ちゃん!可愛いじゃない〜!あら?」

 とお母様は私を見た

れい「奥様!申し訳ございません…‼︎すっかり忘れていました!」

やなえ「もう,れいったら!夕食の時間を30分ずらすから,早くしてね。」

里々愛「え⁉︎時間をずらすんですか⁉︎」

やなえ「ええ。凪沙の準備ができてないもの。」

裕子「では,私は他の人たちに伝えてきますね。」

やなえ「ええ,ありがとう。」

 と裕子は階段を上がっていった

 私たちは部屋に戻った

凪沙「ねえ,さっきはなんのことを言ってたの?」

 と,何かゴソゴソしてるれいに聞いた

れい「私たちは奥様に『あの子たちにドレスを着せて連れてきなさい』って言われてるのよ!」

 私はそれを聞いてびっくりした

凪沙「ドレス⁉︎」

れい「ええ。あ,これいいわね。凪沙の髪色にピッタリ。」

 と出したのは黄色と黄緑のドレス

 そう,言い忘れていたが,私の髪色は黄色で瞳の色は黄緑色だ

凪沙「私みたい?」

 と,れいに聞くと

れい「とっても!さ,着せるわよ。」

 と,満面の笑みで答えてくれた

 ドレスを着せてもらい,鏡の前に座らされた

れい「う〜ん,凪沙は髪の毛短いからな〜。」

 私の髪はショートヘア

 くくれない髪の毛を前にしてれいは悩み混んでいる

凪沙(ごめん,れい…!)

凪沙「髪飾りだけでもいいんじゃない?」

れい「確かに‼︎箱持ってくるね!」

凪沙「うん!」

 そして箱の中から出したものは私の瞳の色と同じ色の宝石がはまっているものだ

れい「あら,これで十分そうね。立ってみて。」

凪沙「はい。」

れい「1回転してみて。」

凪沙「こう?」

 と私が回るとれいは

れい「完璧じゃない‼︎奥様も喜んでくださるはずだわ!」

凪沙「そうね,さ。いきましょう!」

れい「ええ。」

 そういい,ドアを開けるとそこにはもうお母様がいた

やなえ「きゃ〜‼︎可愛いじゃない!天使みたいだわ‼︎」

凪沙「お母様,言い過ぎです…。」

 そうして今までで1番騒がしい夕飯の始まりが来ました








こんにちは!わんこりつぁんです!

みなさん,これ本当は戦闘系の小説なんですよ〜。

なのに私ってば,描いてる最中に夢中になっちゃって…。

まだまだ重要な人物とかもいるので,ぜひみてくださいね‼︎

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世界を守る家族と世界を壊す海賊 わんこりつぁん🥉🫧 @piyopiyo-panda

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