第7話
「えっ、そんなことでいいの?」
「うん。でも甘やかす前にお昼ご飯食べよ」
「もうそんな時間だっけ。今、何時?」
「一時」
「そんなに時間経ってるの!?」
「過去問解いてたからじゃない?ずっと集中してたし」
「あ、そっか。確かにそうだね。じゃあご飯にしよっか」
ーーーーーー
優希早く食べ終わらないかな〜
「ごちそうさまでした。」
「優希、食器片付け終わったらこっち来て?」
「わかった〜」
「ほい、来たよ」
「優希、昨日みたいにハグしない?」
「いいよ〜」
昨日は眠くてあんまり分からなかったけど
優希の体、以外にがっしりしてる
「どう?こんな感じの強さでいい?」
「もっと強くしていいよ」
「わかった」
優希に強く抱きしめられるの好きかも
、、、あれ?これってもしかして優希の匂い沢山嗅げるチャンスでは?
別にハグしてる時に匂い嗅いでもおかしくないよね
クンクン
この匂い、本当に好き
いつまでも嗅いでいられるぐらい、良い匂いなんだけど
何か柔軟剤でも入れてるのかな?
後で洗剤、何使ってるか聞いてみよ
ーーーーーー
「咲花さ〜ん?起きて〜」
あれ?私いつの間に寝てたの?
「お〜い、起きて〜」
「ごめん、寝るつもりなかったんだけど寝ちゃってたみたい」
「2時間ぐらい寝てたけど疲れてたの?」
「疲れて寝たというより優希に抱きしめられてるのが気持ちよくて寝た感じかな」
「えっ!?、、、そっか、それならよかった」
そんなにニヤニヤしてどうしたんだろう
、、、あっ
「まだハグする?」
「うるさい、、、するに決まってるでしょ」
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読んでくださりありがとうございます
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