謎存在ロリババアのはかせさんが事後になんとなく話すだけ

ふぅぅぅぅぅぅぅ………………。………いい、夜風だ………。……火照った身体に、しみ渡る…………体温が、落ち着いていく…………。…………君も、そう思わないかい?…………ふふ、あおむけになったまま、指一本動かせないといった様子のようだね。そんなにも、お疲れになってしまったのかな?……まあ、随分と身体を動かしていたからね、無理もない……。……ああ、無理に動いたり、起き上がったりすることはないよ。ゆっくりそこで……寝床で、寝転んでいたまえ。


………………。

………それで、どうするのかね?……………今日はこのまま……泊まって、いくのかな?……ふふ、今更遠慮することは無いだろう?……なんだったら、そこでそのまま、朝まで寝てしまっても構わないのだよ。………うん、そうか。そうするといい………。大して広くもない部屋だが、ゆっくりしていきたまえ…………。


……ああそうだ。…君、お風呂はどうするのだい?入るのなら今から沸かすが…………。…………………もう、今更何を言っているのかね。風呂ぐらい使ってもらっても、全く構わないに決まっているじゃあないか。……それに、あれだけ汗をかいたのだから、乾いた汗が身体にまとわりついて、不快でもあるだろう。……まあ、今の状態で、身体を洗ったり湯船に浸かったりするのは面倒臭いにしても…………シャワーぐらい、使ってくれても構わないのだよ?

………。

………………入るなら、私と一緒に入りたい?

……。

……ふふふ、そんなことをしたら…………また君は、止まらなくなってしまうのではないかね……?………まあ、いいだろう。私と共に入るにせよ、一人で入るにせよ…………入りたくなったら、いつでも言ってくれたまえよ。

……。

…………さて。それでは……私は、ちょっと一杯、やらせてもらうよ。………………君は、酒のほうは──────。……そうか、そうだったね。……ならば、私一人でいただくとしようか。……君は、ジュースでいいかね?………コーラ?ふふ、わかったよ。……すぐ飲むかい?……まだいい?……そうか、なら冷えていた方がいいだろうから、冷蔵庫からは出さないでおこう。飲みたくなったら、その時に言ってくれたまえ。すぐに渡すからね。

………………。


ふーーーーーーーっっっ…………。

……………………。

…………。

…………どうか、したかい?私の顔に、何か付いてでもいるのかね?…………特に、何も?…………そうか。…………。

……………まあ、私の顔などでよければ、好きに見ていればいいさ…………。



……。………先程も言ったが、眠くなったのなら、いつでも寝てくれて構わないからね。……私かい?……いや、私は調べ物があるからね。これを飲み終わったら、日を跨ぐあたりまでぐらいは、起きているかな…………え?………ふふ、ああ、わかっているさ。夜更かしをするつもりはないよ。終わったあとも、きちんと眠るとも。……いつものように、机の上に突っ伏したまま、寝たりはしないさ。きちんと君の所で……寝台で寝るとも。………本当だよ?………本当だとも。………むう………そんなに、私は信用が無いのかね………?……むむう……………。


…………ん?なんだね?………どうか、したかな?…………。……私の顔が、赤らんでいる?……まあ、それなりに強い酒を飲んでいるからね。そうはなるだろう………。……。………色っぽくて、また───どきどきして、しまう?…………。………何だか、前以上に……私に物をはっきり言う様になったじゃあないか、君。………。……ふふ、いや、責めているわけではないよ。むしろ、喜ばしいことだと思っているのだから……。

…………。……なんだか、視線が私の顔から………胸元に行っている気が、するのだが。………それにしても、本当に…………こんな───何も無いところを見て………君が、本当に性的に興奮できるのが…いまだに私には、驚きを抑えきれないのだがね……。………まあ、もはや、そのことを…疑うつもりは、無いのだが。……………。



…………。……………風が、少々冷たくなってきてはいないかね?身体が冷えるようなら、窓を閉めるが………。………。……そうか。なら、このままにしておこう。…最近は、夏にしては夜は冷えるからね……。……。………まあ、体温を下げた方が、今の君にとっては逆に、いいのかもしれないが………。……私こそ、白衣一枚羽織っただけで大丈夫なのかだって?………ふふふ、私の身体なら、この程度の気温で体調を崩すことなどないさ。それは、君もよく知っていると思うがね?…………。………まあ……君が、私の格好を見ていて、寒そうだと……そう、思うのなら………下着ぐらいならば、着けることにやぶさかではないがね。……それはそれで、残念そうな顔になるのかね、君は。……まったく、もう………。……君らしいといえば、君らしいがね。……ふふ。

………ひと雨、来るかもしれないな、この風と雲は………湿度も、かなり高くなってきている………ふーーーーっっっ………………。



……………んっ……………んんん〜〜〜〜〜っっっ…………………。………ふう。……さて、一息つくと、するか……………おや?……これは……………。

……。……君………だいぶ水分を摂ったのだね。コーラの1,5ℓボトルが、空になってしまっているよ………。………まあ、あれだけ汗をかいたのだから、無理もないが………。…それでも、寝る前には、トイレに行っておくのだよ?…………風呂に入るのなら………………風呂場でしては、いけないよ?………。…………………。………。…………今のうちに、行っておく?…………うん、そうか、それならいい………。……トイレの場所は、わかっているね?………ああ、そうだ、身体の方は………足の方は、大丈夫かい?ふらついたりはしていないかい?……………。……ああ、すまないね。流石に、子供扱いが過ぎたかな……?………。………なんだか、少し………はしゃいでいないかい?…嬉しそうに、見えるのだが。………。………ああ、そうかね。………まあ、それならそれでいいがね…………。…………まったく、君というやつは…………。………こほん。………うん、では、行ってきたまえ。…………。


………ああ、おかえり。…………。………………。………きちんと、出せたかい?………そうかね。……それは、何よりだ…………。…………………。………風呂、今日はやっぱり、やめておくかね?……………うん、そうか。……では、そのままそこで、身体を横たえて………眠って、いきたまえ…………。


…………。……………ん…………ついに、降り出したか………。

………………………………。

………。

………そういえば、君は………雨は、好きかね………?…………………。…………………君……?………。……………反応が、無いね………寝て、しまったかな…?………。…………そのようだな。………寝息が聞こえているね。…………。……………。…………………ちょっと、君の側に…………近づかせて、もらうよ…………?…んっ…………。………………。………ふふふ、この顔…………あんなに熱情的に、私と身体を交わしていたのに、今はまるで……………幼い、子供のようじゃあないか………///

…………ああ、でも、そんな風に、肩を……おなかまで、出したままだと………いくらまだ暑いとは言っても………風邪をひいてしまうよ………?………ほら、タオルケットを…………。……うん、これでいい……………。

……。

…………。

………………………………………。

……ふふ。………おやすみ。

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