第9話

お久しぶりです。今回は最近あった話です。顛末から言えば彼女ができてすぐ別れて音信不通になりました。人に関心を全く持てないのが普通な自分が本当に大事にしたいと思える人でした。多分親近感を感じたんだと思います。彼女の方がよっぽど酷い人生でしたけど。違いがあるならあの人はそんな状態でもちゃんと誰かに貢献しようとしてました。そこは違っていて、尊敬してました。失せて久しかった愛情とか思いやりとかの気持ちを思い出せ、自分の魂の半分を感じるくらいの巡り合えた人でした。でも数ヶ月でダメになりました。彼女がリセット症候群を抱えていたのと、酷い男とばかり付き合ってたせいで身に染みた男性恐怖症によるものでした。本当、ゴミみたいな人生で唯一見えた光だったのにあっけなく消えたんです。物語のエンディングなんて物語にしかないのでしょうね。2人は幸せに暮らしましたなんて、どれだけ理不尽を乗り越えてきても保障してくれるものじゃない。私が知れたのはそれだけでした。ますます自分の生きてきた意味がわかりませんでした。こういうことを味わうためだけに産まれたのでしょうか。でもその後ODとかかなりやったけど死ねないですし。結局残ったのは虚しさと寂しさだけ。これでもまだ世界は救いがあるとか言える奴はいるのでしょうか。もう詐欺師しかいないじゃないですか。


まあ近況報告を兼ねてでした。私じゃない人は今の私とは全然違う心で生きていくのが普通なのですかね。私からすれば全然信じられないです。

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