第4話

どうも著者です。何故かこれだけ閲覧数が伸びてます。のでまた話を追加しました。最近これ以外は更新できてないというかできないというか。なんかお話書いても無意味な気しか出てこなくて虚しくて。また中途半端になっちゃうのかな。

さて今回は以前少し触れたリスカとアムカの話でもしましょうか。あんまりグロイ話にはならないと思うので安心してください。大丈夫。多分。私が初めてリスカをしたのは大学3年生くらいの時です。死にたいとか人への嫌悪の感情はだいぶ前からありましたが、リスカはそこに就活のバカらしさが加わってやりたい気分になりました。最初のリスカは可愛いもんでしたね。手を震わせながら手首にカッターを入れた結果、ほんの少し赤い筋がついたくらいでした。弱い上に知識も無かったから、リスカでやりすぎたら死ぬって思ってたんですね。実際はリスカで死ぬのはかなり難しいです。人の肉って結構固いもので、カミソリくらいじゃ余程力を入れないと脈まで行かないみたいです。頑張れば血がたくさん出るくらいにはなりますが、すぐに血が固まってはい終了。死ねません。漫画や小説なんかでは手首を切って誰かが死ぬシーンなんかありますが、私の経験からするとあれはほぼ無理だと思います。のこぎりとかデカい工具で第三者が協力しないとリスカによる死はできないかと。話が反れましたね。私の話に戻します。さてそんな感じでリスカをやり始めて、やっていくうちにちょっと切るぐらいじゃ満足できなくなったし、私の自力じゃそう簡単に危険な傷を作ることはできないと知ったので(まあ作ってくれた方が良かったんですが)リスカする際に結構力を込めるようになりました。まあ先ほどの説明でわかると思いますが、やったリスカ全部意味は無かったです。ただの自己満足。本気でそのまま死にたかったのですが、多少血が流れるくらいでした。バカみたいなおままごとですね。そして続けているうちにリスカは私にとって憂さ晴らしや快楽の為のものになっていきました。

手首に傷を作るだけでは物足りなくなって、自然に腕の方もズタズタに切り裂いてくようになりました。ちなみにアムカって言葉は腕を切るようになってからしばらくして知りました。自傷って習うまでも無く生まれた時から知ってるものなんでしょうか。その頃にはもう恐怖とかは全然なくて、やる度に大っ嫌いな偽善者や世の中を踏みにじれたような恍惚感とか、どんどんボロボロになっていく自分への満足感とかで満ちていました。仕事とかが忙しくなってくるとリスカのペースはかなり縮まりましたね。私にとって仕事なんて意味ないのに何でこんなこと続けなくちゃいけないんだろうとか、なんで人間なんかに貢献しなくちゃいけないんだろうとか考えると、非常にリスカしたくなります。勤めていた頃の最後の方とか、上司が仕事に献身するのはいい事とか考えてるような奴で、私もそれに振り回されてたので、毎日のように切ってましたね。生きるのも馬鹿らしい。働くのも馬鹿らしい。人のために何かするなんてとても馬鹿らしい。そんな感情を毎日抱えながら切ってました。その頃は一度に百回くらい切ってたかな。もちろんそれで現実が変わったわけじゃないけど。

仕事してない今もリスカとアムカはやりたい衝動に駆られます。かなりイラついた時、かなり悲しい時、感情が出てこない時にそんな気分になります。親が面倒なので最近は全然できませんが。自分の体の自由すらこの世には無いのでしょうか。

というわけで今回は私のリスカとアムカについてでした。ちなみにリスカやアムカをする理由は人それぞれらしいです。私の話はあくまで一つの一例としてだけとらえてください。人一人の事情知った程度で全て知った気になってはダメですよ。それではまた、反響があったらアップしようと思います。機会があったらまた今度。

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