少年たちの絆
僕たちは全員、
違う病院で生まれて、
違う家で育った。
違う家族に囲まれて、
違う趣味を持った。
違う学校で学んで、
違う習い事をした。
違う思い出を刻んで、
違う夢を描いた。
それが、出会う前の僕たち。
そして、僕たちは全員、
同じ高校に入学して、
同じ部活に入った。
同じ目標を掲げて、
同じ思い出を刻んだ。
同じ夕日を見て、
同じ帰り道を歩いた。
同じ3年の時を過ごして、
同じ日に卒業した。
それが、出会った後の僕たち。
それから、皆が別々の道に進んで、
全員大学生になった。
違う道を歩き出した。
だけど、
同じ日を生きている。
皆違って、皆同じ。
あの頃と変わらない皆が、そこにいる。
今も時々、皆で集まる。
そして、遊ぶ。
そして別れるときに誰かが絶対こう言うのだ。
また遊ぼ!
皆のことを思い出したら
会いたくなってきたなあ。
懐かしいなあ。
おしゃべりしたいなあ。
──────────────────────
あとがき
Mila Hollyです。今日は2作目出せました。
今回のテーマは「絆」。
忘れられない友達って、大事ですよね。
今まで違う人生を歩んできた人たちが、同じ道を歩くって、意外と凄いことだったり?
そう考えると、友達になる確率ってどのくらいなんでしょう?気になります。
何か一作目と違って短い?
気にしない、気にしない。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
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