第5話酔っ払って書く見解
今日は、夕方から瓶ビール6本、カクテル6杯飲んで帰宅した。新たな友達も出来て、楽しかった。
帰宅してからは、ずっとトイレに籠もっているが。
腹をてきめんに壊した。
さて、酔っ払って考える事は、人生について。
45歳の中年オッサンが、無い頭でよくよく考える。
この先、どうしようか?と。
先ずは、肥満治療を続けて体重を戻し、丸腰では勝てないので、資格を取ると言う結論に至る。
しかし、僕を取り巻く人間関係が転換期を迎えている。
僕は決して、嫁さんと離婚しても新しい女は作らないと決めている。僕と一緒なった女は不幸になる。
だから、嫁さんには悪いと思っている。
出来るだけ、お金は送りたいし、子供とも仲良くしたい。
だが、夫として、父親として、何の力にもなれなかった僕のわがままだ。
A型作業所で働いているので、子供の親の職業欄は、僕は「無職」になっている。
福祉作業所は、仕事では無い。訓練の場だ。
子供には、申し訳ないと思う。
嫁さんに離婚を告げられたのは、今年の2月18日。
4年間待つから、子供が成人したら離婚したいと言ってきた。
それ以来、嫁さんの顔を見られなくなった。
怖いのだ。
部屋の、嫁さんとの写真や、家族写真は処分した。
惚れた僕が間違いだったのか?病気が悪いのか?
水掛論だ。
大量飲酒して、独りぼっちで物事を考えている。元々、30で結婚するまでは独りぼっちだった。
だが、僕はいつも惚れた女から捨てられる運命を背負っている。
9年間付き合った女は、IT企業の男に寝取られ、今の嫁さんとはこのまま行けば、結婚19年目で離婚する。
僕みたいな醜い身体で、頭がイカれてる男に家族が持てるはずが無いのだ。
そこは、認める。
だけど、今はこんな状態かも知れないが、未来は分からない。
僕が復活当選する可能性もあり、嫁さんが病気になる可能性もある。
シュレーディンガーの猫である。
僕は2分の1、死んでいるが結果は不確定だ。
結果論はずっと未来で確定する訳で、現在の結果は分からないのだ。
だが、女々しく「別れないでくれ!」とは、言わない。意地でも言わない。
あぁ〜ダメだ、酔っ払ってる。
今、午前0時40分。
僕は嫁さん以外は、女性を好きにはなれない。だが、千茶の存在がある。
この人は、信用に足る人間だ。
男女間の愛情が湧かないと言えば、それは違うが、そばにいてホッとする。
だけど、僕は結婚は一度しかしないし、どんだけ深く愛しても結局は別れると思えば、進展はしない。
しかし、千茶が大阪から名古屋に来れば、どんな手を使っても、この人を守ろうと思う。
でもね、千茶は同居人は苦手らしい。
もちろん、この人の意見は一理ある。相手に合わせる生活。キツい。
僕は、結局は千茶さえも幸せに出来ないのだ。
だから、女性は嫁さん以外はもう誰も好きにはなれないのだ。
もし、この文章を千茶が読んでどんな発言をするか分からないが、僕は君とウイスキーを飲みながら、近代史に付いて朝まで語りたい。
嫁さんは体裁ばかり気にする。そりゃそうだ。
精神病でデブの僕を夫と認めるなら、トドでも好きになれば良いのだ。
後、10分で1時。
寝るとする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます