第3話友達関係

僕の友達の9割が女性である。口が悪いヤツラは僕の事を穴があればなんでもいいタイプだ!と、飛んでもない発言をされた。

だが、僕はそんなの友達の出来ないヤツの負け惜しみだから、気にしてはいない。

良く僕と飲む連中は、羽弦さんと飲むお酒は勉強になるし、酔えば馬鹿な事しか言わなくなるから楽しい。だから、月2回くらいは飲みましょう。と、言われる。

馬鹿な事とは、かなりギリギリのセクハラ発言をするらしい。

だけど、気分を害するようなセクハラのレベルでは無いので、これからもいつもの通り飲んで下さいねと言われたが、僕は翌朝、昨夜はセクハラしてないよね?

と、尋ねるとしょっちゅうだから気にしてない。と言われる。

これが友達なのだ。

他人なら訴えられるかも知れないが、セクハラはどう言われた!のでは無く、誰に言われた!が争点になってくる。

珍しい男友達は、羽弦さんと飲むと羽弦さんがペース早いから、めちゃくちゃ醉うよ。と。

そりゃそうだ。

飲み放題で飲むとき、元を取ろうとガブガブ飲んでしまう。

この前、2時間飲み放題メニューで、15杯生中を飲んだ。


中学生来の友達もいる。忙しいのだろう、最近はLINEが少ない。

お互い、子供が大きくなったのに未だに、お尻のスタンプを送ったりしている。

思い直せば、元々友達の少ない人間だったがいつの間にか友達が多くなった。

みんな、何かしらの才能を持ってる友達が多い。

この前、馬鹿が僕にある事に対して釘を差したが、僕はバカヤロー舐めるなよ!と、言ってやった。

友達は選ぶ権利がある。

僕は騙され易い男だったが、齢四十にして人を見る目が変わった。

ま、僕の周りの友達は殆ど飲める人だから、気の置けない友達と酒を飲むのはとても楽しい。 

そして、僕の友達は芯を持っている。

そう言う人間は、成功する。

惜しむらくは、結婚相手を間違った事。でも、元々大好きだった。

この夫婦生活は4年後には解消される。

誕生日プレゼントは何か贈ろうかと思っている。

でも、僕には友達がいるから独りぼっちでは無い。

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